2023年12月31日日曜日

いざ!ロンボク島へ ~初日のドタバタ~

クリスマスが寂しいので、かねてから行きたいと考えていたロンボク島に出発です。

右の写真はスカルノハッタ空港にあったツリーです。くそ暑いのとムスリムの方は興味がないみたいで、すこし寂しそうでした。

今回はSUPER AIR JET という国内LCCを使ってみました。あまり評判がよくない感じでしたが、安いは正義です。早速国内線専用のT1に向かいます。

早速、2時間ほど遅延です。結論から述べると、乗れませんでした。搭乗口がちぃいちょい変更されるし、ボードの表示がいい加減です。しかも搭乗口には行き先を示す表示がありません。係員に聞いたら、すでに出発したとのこと。どうしたらよいかと聞くと、24番に急げ!それはなにかというとカスタマーサービス。とりあえずダッシュ。
24番でこれも遅延中の次の便に乗れることになり、今度こそ必ず乗る意気込みで搭乗口付近にべったりと張り付く。なにせ最終便である。

事前に空港まで届けてくれるよう手配していたレンタルバイク屋に2時間+さらに3時間遅れる旨、連絡したら、空港付近に泊まって、翌朝店に取りにこいとの返信。怒ってキャンセル。ちなみに1000円/日、空港渡し・引き取り賃1000円で4000円(3day)、デポジット1万円でした。

なんとか飛行機に乗り、現地着が22時頃。空港の全ての店が閉店していました。
急いで一番に外に出たら、タクシーの勧誘。クタまで5000円ぐらいと言ってきたので、高い!一人だからバイクタクシーにするといううと、いくらなら?と聞かれ1000円と答えると、あっさりOKの返事。あとで聞いたらバイクタクシーはいないとのこと。

めちゃくちゃせまい道路をぶっ飛ばす怪しいタクシー。道端には犬とか子供とかいるけどお構いなし。たばこを吸ってもよいかと聞くと、ノープロブレンとの回答で窓全開。翌日の新聞に載ることもなく、無事クタのホテルに到着。テレマカシー

ホテルの敷地に入ると他のお客さんがテラスでくつろぎ中。フロントの場所を尋ねると、隣で上半身裸で寝ているボーイらしき人を起こす。チェックインのお願いをすると聞いていないとのこと。しかも空き部屋もないとのこと。?である。オーナーに電話するも繋がらず。

仕様が無いのでビールは無いかと聞くと、バイクで買ってくるとのこと。じゃあ乗せていってくれと頼み、にけつでコンビニへ。ビールを飲むかと聞くと、飲まないそうなのでお駄賃のジュースをごちそう。戻って、他のお客も交えてミニ宴会。そのうち、やはり宿泊できないため、他の宿を紹介するとのこと。えっ?こんな時間に。もう日はまたいでいる。

早速移動する。500mほど移動したところで門をたたくと、また、上半身裸のがたいのいいおじさんが現れた。このひとたちは蚊にさされないのかと聞くと、ストロングボディとかわけのわからない回答。
部屋に案内されて、へとへとのためすぐに就寝。空港に7時間、飛行機2時間、移動+テェックインに3時間。やっと長い一日が終わった。

翌日、テラスから撮った写真がこちら。プール付きです。
朝食の写真がこちら。左奥のフルーツはマンゴー、パパイヤ、パイナップル、スイカの4種の盛り合わせ。コピは飲み放題です。

最初に予約していたホテルは朝食付きで1500円/泊、こちらはプール、朝食付きで3400円のところ、3000円/泊との打診。結局3泊した。バイクも750円/日で2day分、計10500円でした。デポジットもカードも聞かずになんとゆるいのだろう。チェックアウト時の最終清算でした。


2023年12月30日土曜日

ルンダン ~パダン料理代表~

 この日はジャカルタでの時間調整のため、ファタヒラ広場(旧市街地の中心)に行ってみました。地元のひとたち?が思い思いに過ごしていました。また、今は博物館になっている旧市庁舎の前では、仮設ステージで音楽イベントを開催していました。炎天下の元、あまりの暑さでクレイジーな雰囲気でした。

最初に絵画・陶磁器博物館に行ったら、改装中のため?入れませんでした。

博物館は入場料、5,000RP、50円です。エアコン代としては格安です。

名物のカラフルなレンタル自転車もガンガン走っていました。

さて本題です。有名な、Cafe Batavia で涼みます。歴史のある建物です。

食事は、おとなりスマトラ島のパダン料理を代表する rendang (左)です。ちなみに右はオイスターテンプラです。じっくりと揚げられていて、牡蠣のジューシーさは皆無でした。

通常の良いパダン料理店では、テーブルにご飯のお供となる沢山のお皿が並べられ、好きなものをチョイスして清算するスタイルです。そのため、作り置きの場合が多く、温かいルンダン、しかも単独で食するのは初めてで、とても美味しく頂きました。

この店以外の周辺は、完全ローカルプライスですが、ここだけ異次元です。ビール2本とで、4500円ぐらいでした。

ただ、店の雰囲気は良く、初めてジャカルタにこられた方にはおすすめです。ジャカルタのなかでもこの北ジャカルタはローカル感満点です。ぜひ、オールドジャカルタの雰囲気を楽しんでください。

ちなみにバタビアとはジャカルタと呼ばれる前までの当地の呼称です。

2023年12月16日土曜日

キャリーバックキャスターリペア

お気に入りの機内持ち込み可能なキャリーバックのキャスターが壊れました。写真の通り、緩衝用のゴムの一部が破損して、移動時に定期的にガタンと言います。

一時帰国に合わせて、ネットで取り寄せて、持ってきました。ネシアではこのような気の利いたものはありません。

下の写真がキットです。切断用の糸のこ(鉄用)も付いてます。四つの車輪も付いてきます。約1000円でした。

早速軸の切断です。根気よくのこで切断しますが、なかなか切れません。結局、一時間ほどかかりました。 

実は日本でリペアを試してきました。安物のバックのキャスターリペアで、キャスターの軸のみが鉄でした。そのため、コツを掴むと、一時間以内で簡単に4輪交換が完了しました。結果、練習用でしたが、大変、喜ばれました。

キャスターの軸周辺が丁寧に作られていて、軸と軸受けが鉄でした。さらに外側がハードプラスティックでコートされていたため、切断に時間を要しました。

めんどーなので、リペアは一つだけにしました。軸の頭が大きくて、カバーが取り付けられませんでしたが、動きはとてもスムーズです。満足の仕上がりです。

 キットを購入したネットのショップで修理方法の動画がついていました。その中で、見本用のキャリーバックがメルカリで購入したもので、キャスターの壊れたものは、たとえブランド物でも非常に安価で販売されているとのことでした。プラス1000円でリペア可能です。

今回の考察を記載します。

使い方や使用頻度は異なりますが、ゴムやプラスティックは劣化するため消耗品となり、5年程度が目安となります。ただ、思い出深い旅のお供として活躍してくれたものは捨てがたいものがあります。おすすめとしてはアルミ製になります。

アルミ製といっても、某メーカーのものは頑丈ですが、重たいですし高いです。また、アルミ製を謳い、アルミフレームを採用しているものもあります。がっ、側は軽量ポリカーボネイトとなります。

おすすめは、外見がアルミで安いタイプです。軽量です。LCCをよく利用される方は傷がつくことがよくあると思いますが、大丈夫です。多少の凹み程度であれば、旅の思い出となります。使い込むほどに味わいが深まります。ただし、他人のものと見分けがつかないので、ステッカー等で対応しましょう。

旅慣れしているように見えるように、修行は続きます。



変な木?

 

変な木がありました。

5月にインドネシアに来て、当然日本とは異なる環境について、動植物、風土、文化等を観察してきましたが、変な木がありました。

その木は枯れて、葉っぱがありませんでした。なぜこの木だけ枯れているのか、もしかしての死亡説が流れるままに時が経過しました。

10月ぐらいに天気の長期予報が発表されました。それによると、11月は猛暑の予報で、場所により段階的に雨季に入る模様とのこと。猛暑といっても32°が33°になるレベルで、日本の殺人的なものとは異なります。

12月に入る頃、次第に曇り空が増えて、時折雨が降ってきました。すると、死亡説を覆し、枝の先端から新芽が出てくるではありませんか。ぐんぐん成長した現在の姿が写真の通りです。

なぜ、このタイミングで萌えているのか解らずに調べてみました。

ありました。雨緑樹(ウリョクジュ)というそうです。

乾季と雨季に明確に分かれる地域において、雨季の間に緑の葉をつけて活動し、乾季には落葉して、葉からの水分の散逸を防止する、一種の環境適正適応タイプだそうです。

雨季に入った模様ですが、それほど雨は降っていません。強い日差しが指すこともよくあります。気候変動が著しい昨今ですが、この珍しい木の動向をまた乾季に入るまで暖かく見守りたいと思います。






2023年12月10日日曜日

バンドン Bandong. 小旅行② 完結

 今日は目的地のひとつであるバンドン動物園に徒歩で向かいます。

途中でやはり雨が降ってきましたが、大丈夫です。歩道の上には大きな紅葉樹が生い茂り、守ってくれます。初代大統領も卒業したというバンドン工科大学を過ぎると到着です。

500円の入場料を支払いゲートイン。
コロナ中に資金不足で、シカをえさにするか検討中という記事を見ましたが、入場料を大幅に値上げしたみたいです。

入るとそこはジャングルです。右写真


案内板を見て、反時計回りに見て回ることに決めて進むと、早速オラウータンがお出迎えです。一人ぼっちで寂しそうですが、私を見ると、近づいてきてくれました。動いている彼を生で見たのは初めてです。毛が長く、歩く姿はまさに森の人という感じです。

日本人に唯一なじみのあるインドネシア語の、人を意味するオランと森を意味するウータンが名前の由来となります。

賢いため、こちらの動きを見ていて、ごく短い距離を移動しては休憩することを繰り返しています。面白いので、30分ぐらい観察を続けましたが、何か所も蚊に刺されました。


スマトラゾウはちょっと小ぶりですが、めっちゃ近いです。飼育員の人に写真を撮ってもらったのですが、もっと近くにと言われても鼻で小突かれそうなため遠慮しました。恥ずかしいので写真は載せません。

近くにチケット売り場と象専用乗場があり、300円で乗れるみたいです。

ヒトコブラクダもいます。

爬虫類コーナーの中心にワニがいます。

なかなかの至近距離です。鋭い歯を出して寝ています。

しかし、コモドドラゴンは見当たりません。全部死んでしまったそうです。

かめのコーナーもあります。やけに種類が充実していますが、人気はありません。

南国らしいカラフルな鳥たちもいます。羽が痛んでおらず、きれいです。元気にさえずっています。

とら、ライオン(メス1頭)、良く見えるコウモリ、白い部分が茶色くなり、洗ってあげたいしまうまもいます。

なぜか、国民から食用として愛されるべべ(あひる)も展示しています。

また、オラウータンがいます。よく見ると、2種類います。

上の考えこんでいるのが、カリマンタンです。

下の黄昏ているのが、スマトラです。

全然違います。後で調べたら、3種類いるそうですが、一般的にはボルネオ オラウータンと呼ばれ、同じ島なのですが、マレーシアではボルネオ島、インドネシアではカリマンタン島と呼ばれるため、ここではカリマンタンと書いてありました。

ここでは行動展示を採用しているわけではないのですが、地元で気候が合うためか、生き生きと行動しています。かつては動物愛護団体に虐待しているとの非難を浴びていたそうですが、みじんも感じられません。

インドネシア国内での現地調達感は否めませんが、触れるぐらいというか、勇気さえがあれば触れる距離感は必見です。動物園に興味がある人の期待は裏切らないでしょう。ぜひ、虫よけ対策を万全として、ほぼインドネシア在住の動物たちを見てあげて下さい。

おまけ

予想以上に充実した内容で時間もかかり、疲れたためにアウトレット等を割愛して帰ることとしました。その前に、充電が必要です。やっとのことで発見しました。Beermart で検索してみてください。おそらく店は変わっていましたが、その辺りにあります。薄暗い怪しい店でしたが、購入して、無事そこのベランダで充電できました。





バリ島のおすすめ② ~滝めぐり~

 おすすめとして、ちょっと変わった滝めぐりを紹介します。

たいていのところは、既に観光地化されており、高台に駐車場も整備され、歩いて滝まで階段等を下るスタイルです。帰りが結構しんどいため、体力に自信がない人は上から見るだけにしましょう。訪問のタイミングで、水量に大きな差があると思います。気が向いたときにいつでも泳げるよう、水着持参で行きましょう。



Tegenungan Waterfall

まずは近いところからの紹介です。

ウブドの手前に位置することから、アクセスは容易ですが、観光地化されていて、お店も人も多いです。日没前に行きましたが、まだ、沢山の観光客がいました。近くに観光用の吊り橋やカフェバーも沢山あるので、1日のんびりするのも良いでしょう。

別に紹介したスカワティ市場からも近く、バリの滝の入門編としては、超おすすめです。ここへ行けば、バリを語れるでしょう。





Tibumana Waterfall

ウブドの東に位置するこの滝は、水量も十分で、写真の通り、見ごたえがありました。写真を撮るためだけに訪問したのですが、水量も水深も十分にあり、遊泳可能のため、泳ぎたかったのですが、水着を用意していなかったため、断念しました。マイナスイオンも十分で癒されます。








Tukad cepung waterfall

ここが一番のお勧めですが、若干遠いのが難点です。でも訪問する価値は十分にあるでしょう。この日は曇っていたのですが、晴れて、お昼前後には、チンダル現象でもっと素晴らしい写真が撮れるでしょう。

滝に向かう道中では、人口的な感じを受けますが、近くに小さな滝も数か所あり、マイナスイオンだらけです。ぜひ、濡れても良いお気に入りの服と濡れても良い靴を履いて出かけましょう。

※川を歩く必要があるため


乾季である9月に訪問しましたが、どこも水量は十分でした。雨季の大雨の後は避けた方が無難でしょう。バリの違った側面を感じることができるでしょう。
キンタマーニ高原に抜かう途中で寄りました。道中は細い道で、途中でヒンドゥー教のお葬式等に出くわし、待機を余儀なくされましたが、バリを感じられるよいドライブでした。また、犬が多く、道路で昼寝をしており、車が近づくといやいやよけていました。
ぜひ、目的地の選択としてご一考を。

2023年12月9日土曜日

セパンサーキット Sepang International Circuit

セパンサーキットに行ってきた。

と言っても、付属のカート場です。

クアラルンプールの空港のそばですが、歩いてはいけません。平日は出入り自由ですが、人の気配はありません。 

恐る恐る奥まで進むと、ありました。なかなかの広さです。

カートの能力は、10,12,17HPの三種類です。ちなみにHPは英馬力、おなじみのPSは仏馬力で、ほぼ同等の能力です。

私は迷いましたが、張り切って最大の17HPを選択し、12分間の3ラウンドとしました。RM390で1.2万円ぐらいです。くわしい内容はセパンサーキットのHPのEXPERIENCE GO KARTをご覧ください。だいぶ値上げしたみたいです。

一緒にまわるのは、英国人の二人組で、日本のもてぎにも行ったことがあるそうです。迷惑をかけないように、後ろから回ることを約束し、いざ出陣。

12分しか無いため、前半はぎりぎりを攻めるも、自力復帰可能レベルのスピンが3回ほど、後半はなんとかドリフトしながらも善戦して周回遅れを回避。

常連さんにコツを聞いて、2回目チャレンジ。前半の遅れを取り返せずに終了。

次こそは、と意気込んでいると、雨が降ってきました。日本だと走行中止となるレベルですが、大丈夫とのこと。ただし、走れるか?という質問にノープレブレンと適当に回答しました。だって雨で走ったことがないんだもん。

ローカルの二輪も走行練習に来ていましたが、雨のために当然キャンセルして、走行が繰り上がりました。雨がなければ、帰りの飛行機に乗り遅れていました。当日の込み具合によりかかる時間が読めませんので、時間に余裕をもってお越しください。

初体験の雨は勉強になりました。スリックタイヤで滑るため、フルアクセルなどとてもできませんが、コーナーリングでアクセルを静かに開けると曲がるため、今後、ポルシェ等のRRに乗る時の練習となりました。ブレーキングだと確実にスピンします。

大興奮の 3 Session を終了し、英国紳士へのお礼も早々にサーキットを後にしました。だって、飛行機の出発時間がせまってるんだもん。

私の床屋事情 ~インドネシア編~

 タイトルのとおり、私の現地での美容院と言いたい所ですが、床屋事情をお伝えします。

初めての出会いは、半年ほど遡ります。髪を切りたいと思い、近所を散策すると、ありました。しかも、直近で2店もありました。

1店目は、おなじみの赤と青がクルクルまわるのが目印で、店構えは普通です。しかし、中で態度の悪いおじさんがカットする椅子で昼寝をしていました。こちらではよく目にする光景ですが、次の店に行ってみます。

2店目は、一見床屋とは分からない外観で、ちょうど散髪中のため発見できました。ただ、洗髪する設備はなさそうです。扇風機があり、エアコンはなさそうです。しかも、そもそもの扉がありません。道端から丸見えです。適応という現地化を図っていますが、さすがに躊躇します。

当地では、より安くをモットーにコスパを追求しています。意を決して、2店目に突入です。ブラパ?(いくら?)と聞くと、200円の答え。OK!カットプリーズで未体験ゾーンに突入です。

若くてスタイルの良い店員さんですが、真剣な顔で丁寧にカットしてくれます。唯一のバリカンを丁寧に整備しながら使用しています。生命線のため、そりゃそうだ。

暑さとも戦わなければならないため、汗がしたたり落ちます。

丁寧に切った髪を払い、散髪完了です。切った髪がチクチクしますが、スタイルはばっちりです。すぐに部屋に戻り、シャワーを浴びました。

それ以来、三週間に一度のペースで通っています。リサーチしてみると、洗髪付きは250円、1店目はなんと驚きの150円だそうです。女性用の美容院と思われる店舗も存在しますが試していません。最初にすごく体力を消費したため、もうチャレンジはしない予定です。

日中は暑いので、夜に行ってみたら、足元を蚊にやられました。抵抗できないために必死で耐えましたが、数か所を被弾しました。ちなみにデング熱は蚊を媒体とします。それと、単純にかゆいために嫌いですが、現地の人はあまり気にしていません。

おちはありませんが、現地からの報告はこの辺で・・・



近所でさらに衝撃的な床屋さんを見つけたのUPします。

無人君です。

カット料金を確認したかったのですが・・

2023年12月6日水曜日

キャッサバについて

 皆さんはキャッサバをご存知だろうか?

日本では、あまり馴染みが無いが、芋類で、タピオカの原料である。ネシア語ではシンコン(Singkong)である。乾燥に強く、栽培もとても簡単で、茎を刺すだけで発芽する。サツマイモと同じである。

芋界では生産量一位のジャガイモに僅差の二位を誇り、三位のサツマイモを大きく上回る。偉そうに書いているが、一生懸命調べました。


キャッサバはインドネシアではとても親しまれています。


右の写真がネシアの揚げ物であるゴレンガンのうち、上がテンペ、左下がサユール(野菜)、右下が話題のキャッサバです。歯応えは、嫌ではない固い大根のようです。


葉も有効利用され、ナシチャンプル等のお供として提供されます。固いほうれん草みたいな感じです。

嗜好を変えて、チップスにもなります。ポテチとは食感が異なり、硬めの印象です。

ビンタンビールと共に食されるのがベストと考えます。
ブラックペッパー味がお気に入りです。

インドネシアにお越しの際は、是非、お試しあれ‼️

 


2023年12月3日日曜日

バリ島の魅力 ~ハワイとの比較~

 よくバリとハワイの比較もしくはおすすめの記事を目にする。

結果として、バリの方が物価が安いことと、高級ホテルに格安で泊まれる。という結論になる。治安は互角。歩行者に対するマナーは100対0でハワイの勝。

インドネシア在住ということで、バリ寄りではありますが、インドネシア人にとっても特別な場所であることは間違いなく、公平な視点で紹介します。

その前に、国内外を問わず、旅行に行く場合、最も重要なポイントは交通手段の確保です。同じ場所に行っても、感じ方の違いからがっかりする場合もあるでしょう。その場合のリカバリーと特に食事については、観光地をちょっと離れるとローカル価格となります。ちょっとした工夫も大切です。ただし、バリはローカルのワルン(食堂)や屋台(カキリマ)も混在しているため、選択次第で有名なナシゴレン(炒飯)が100~2000円程度の幅があります。

まずは単純比較編から

面積 バリ:5500km2、オアフ:1600km2

  約4倍でバリが愛媛県、オアフが一番小さい香川県より小さい程度です。

人口 バリ:390万人、オアフ:95万人 約4倍

とこんな感じですが、道路事情は大きく異なり、オアフの方がハイウェイも整備されていますが、バリの高速はちょっとです。空港からヌサドゥアとサヌール方面に10km程度(時短効果は高い)です。二人までであれば、バイクの選択が最良です。

滞在先としては、オアフはホノルル1択です。バリは沢山ありますが、ミスチョイスが命取りです。また、価格帯に幅があります。1000円~10万円/泊程度

評価が分かれるクタ周辺ですが、もともと貧乏サーファーから有名になった場所で、クタビーチ沿いの道は一方通行で常に渋滞しています。夜も騒がしいですが、安いワルンやホテル(ドミトリー)もあります。物売りのしつこさはバリ島内で一番です。ただ、サーフィンを試してみたい人にはベストビーチだと思います。1000円ぐらいでボードを借りて、+1000円ぐらいで指導してくれます。バリ島内では波が小さい方なのと、なにせ空いています。日本は波の取り合いのため、初心者が乗れる場所はありません。同様にワイキキビーチも初心者におすすめです。

私が導き出した結論としては、引き分けです。ただし、ハワイは外れがありません。ツアーでも、自由旅行でも対価に見合う喜びは得られるでしょう。物価が高いことを除けば、ハワイは嫌い、二度と行かないという人はいないでしょう。

バリは違います。求めるものを明確にして、それに応じたホテルの立地、グレードを選択しない場合、二度と行きたくないと思わせるほどの多様性を秘めています。そのため、そのような惨事が起きないように、少しでも情報を的確に伝えたいと思います。



※本文の内容には関係ありません。


バリのクタビーチです。

世界遺産を巡る旅 〜マラッカ編〜

 マラッカは歴史的に海上交通の要衝であり、交易の中心地であった。世界最大のイスラム教徒を抱える我がインドネシアにイスラム教を布教するため出港したのが、ユーラシア大陸とつながるこのマラッカからである。

ってクアラルンプールの博物館に書いてありました。すぐ前には、海賊で有名なマラッカ海峡があり、大型船の航行が確認できますが、重要港湾の面影はまったくありません。

歴史を感じながら、散策を楽しもうと、オランダ広場を出発点とし、早めに駐車場に入れて出発すると、躓きました。Christ Church Melaka は月曜が休館日です。

くじけずに、セント フランシス ザビエル教会に行くと補修のため?に休業中でした。

運河沿いの日陰を選んでオランダ広場の前まで戻り、ザビエルさんの遺体が一時保管されたセントポール教会、A Famosa を見て、トイレに行きたくなったため、Muzium Rakyat というなにか分からない博物館で休憩。マラッカタワーへと向かいました。

マラッカタワー

ここはおすすめです。
回転しながら上に上がるシステムで、意外に混むため早い時間がお勧めです。

マラッカの街を一望できる上に、エアコンが効いて涼しいです。歩き疲れの休憩にも良いでしょう。近くで飲み物を購入して待つのが良いでしょう。

一望できる景色の写真が右の二枚です。
上の左下に写っているのが、マラッカ海洋博物館です。

下の右下に写っているのがなにかわからない博物館です。中央の山の上にセントポール教会があります。

海洋博物館はただの子供の遊び場です。
せっかくなので写真を1枚。パチリ

「海賊王にオレはなる」的なアレです。モデル:妻

橋を渡り、ジョンカー通りから散策。ニョニャ料理を堪能したら、なにせ暑いのでホテルでプールがお勧めです。上の写真の中央にある屋上プール付きのホテルへの連泊が良かったと思いつつ、皆さんにお勧めします。マラッカは夜の街並みも良いですし、水上バスも遅くまで運航しています。さすがに一日は動けないため、ホテルの選定は重要です。
私たちは、暑い日中は空いているということで、1時間かけてグデッ温泉に行きましたが、絶賛リニューアル中で入れませんでした。
気を取り直して、海辺の夕暮れのモスクに向かいましたが、こちらも改装中のため立入が出来ませんでした。
書いていたら、不運なのか情報不足なのか、飽きてきたのでこの辺で。
マラッカの夜の散策も良いですよ。雰囲気が違って。涼しいし、人も多いと思います。運河沿いのバーもお勧めです。


マラッカに行く前に・・  無料の水族館

 クアラルンプールの観光後にマラッカへとレンタカーで向かいます。

とその途中で、ポートディクソン(ここだけマラッカ州に含まれる)や水族館、はたまた露店のドリアンでも食べながら夜にでもマラッカに着けばいいと考えて、グーグルさんをセット。余裕のドライブ出発です。

がっ、クアラルンプール周辺の道路は非常に難しいです。空港から来るときも高速の大外回りで2時間程度かかったので、おかしいと思っていたのですが、合流と分岐が激しく、何度もUターンして、やっと空港付近まで到着すると、今度は渋滞。

なに渋滞かと思えば、なんと近くのセパンサーキットでMotoGP開催中の看板が・・

見に行きたい衝動を抑えて、渋滞を突破。ずっとヤシの木畑の中を疾走しました。

最終日に気づいたのですが、グーグルさんの設定が下道優先になっていたため、こんな事態となりました。全幅の信頼を寄せていたため、がっかりしましたが、グーグルさんには罪がありません。皆様も設定の確認を怠らない様、お願いします。

やっとこさポートディクソン付近に到着したら、また渋滞。あまりの暑さにプロトンのエアコンが押され気味で、車内の温度は上昇し、ポートディクソンをあきらめて、次の目的地であり、おそらく空いているであろう水族館をロックオン。

海辺の道に出たら、渋滞の原因が分かりました。現地ローカルの方大勢が、海辺でテントを張ったり、家族、友人たちと戯れているではありませんか。駐車スペースも飽和状態で、ほとんど帰る人と思いますが、大渋滞でした。日曜日ということもあり、事前の情報戦に大敗しました。

やっとこさと水族館に到着すると、まさかの臨時駐車場もほぼ満車。しかも、水族館は無料で駐車場は有料というへんてこなシステムにあっさり陥落。

Port Dickson Ornamental Fish Center に記帳して入場。

ゆる~い感じの館内は、特に説明に力を入れる訳でもなく、亀の保護に力を入れる公共の施設だそうですが、亀は見れませんでした。(模型のみ)ただ、サンゴの保護にも力を入れているみたいで、その点は圧巻でした。どう見ても、10年以上は飼育されているもの(失敗作もありました)も多く、ダイビングやシュノーケリングを愛して、自力でサンゴの種類の分かる方のみに来館をお勧めします。

サンゴ保護の注意書きがかわいらしいので写真を撮りました。サンゴの水槽は60以上はあったと思いますが、特に説明書きも無く、展示品か、ただの飼育室かは不明です。風通しのため扉を開けたら、勝手に入ってきた体でした。

来ている人たちも、特に魚種に興味がある風でもなく、無料だからか、渋滞しているための時間稼ぎか分からないカオスな感じでした。

やはり、旅行は休日を避けるべきと思いつつ、渋滞を避けて陸側の道路よりマラッカへと向かいました。   つづく

2023年12月1日金曜日

バッソ BASO or BAKSO あなたはどっち?

 初めての出会いは、北ジャカルタの大人気のローカルワルン(食堂)でした。

老若男女に愛され、店内で食べる人、持ち帰る人、近所のマイドンブリを持参する人が食事にもおやつにもなる、まさにソウルフードか?というバッソの紹介です。

バッソとは鳥の肉団子のことで、スープと合わせて提供されるのが一般的です。ミサイルと言われる特大もあり、中に刻み肉が詰まったタイプもあり、牛(sapi)や魚(ikan)もあります。

バリのサヌールで食べたバッソイカンはさっぱりしていてすごく美味しかったです。

右がバリのクタで食べたもの(300円ぐらい、ローカルに高いと言われたのでぼられたかも)、次がプランバナンで食べたもので、ミー入りです。

話はもどり、北ジャカルタでは、連れは器が到着するやいなや、黒い甘いソース、市販のサンバルソース、特製の殺傷能力が高い生サンバル(右のミニ丼の中に潜んでいる)を大量に投入し、追加のクルップ(えびせんべい)と笹にくるんで炊き上げたもち米と豪快に食べていました。※酢を置く店もあります
大人気店のスープの味と色は、全く違う液体へと変貌を遂げていました。
私はそのまま食べてから、味変で市販のサンバルソースをスディキット(少し)加えて食べました。

右が近所の店のメニューです。
このあたりは、BASOです。Kの有無はローカルに聞いても解らないとのこと。ちなみにBIASAは普通で小さいやつ、RUDALはミサイルで大きいやつです。

ブンクス(持ち帰り)しました。なぜなら店内ではビールの提供をしていないからです。液体ものでもこぼれないようにきれいに包んでくれますが、自分で復元するのにテクニックが必要です。

復元した完成品もはずかしながら添付します。ちなみに殺傷能力の高い生サンバルはそのまま廃棄しました。


ミサイルを頼みました。この店のは食べやすいように切れ目が入っていませんでしたが、中央部に具が入ってました。

以前にバリでチェーン店風の店に行きましたが、味付けが濃く、スープが白濁していてあまり私の口には合いませんでした。
ワルンの場合は、個々で好みの調整が入るためすごくさっぱりしています。


ぜひ、ローカルでにぎわうワルンで自分好みのアレンジで試してみて下さい。

しかし、初めての店で味も見ないでアレンジしまくるのはどうかと思います。

MARTABAK 〜マルタバ〜

 今日、健康診断の結果が届き、インドネシア生活四ヶ月で、昨年より腹囲が12cm大きくなり、Γ-GDPの値が大きく上昇した私がお届けするインドネシアグルメの紹介です。

マルタバには二つあり、箱に記載のとおりマニス(甘いやつ)とテルール(卵、あまくないやつ)があります。

なぜ、同じ名前なのか分かりませんが、作り方も異なります。マニスはフライパンでホットケーキのような生地にジャムとかチョコとかをはさんで提供されます。まだ、食べたことはありませんが、マニスという名前にふさわしいようなマニスっぷりです。
テルールを選択した場合、個数を問われます。標準は2個で300円です。薄く伸ばした生地を油タップリの中華鍋に投入。ぷつぷつ気泡が出てくる間に手早く、卵・野菜等ミキシングしたものを投入。ガレットのように端をたたんで四角に成型後、熱い油を回しかけ、程よいタイミングでひっくり返す。
油をきって、ザクザク切って箱に投入。小型爆弾の唐辛子を数個まぶして、付属品を添付して完成です。
付属品の内訳は、左から刻みキュウリ、程よい辛さのソース(醤油と酢と唐辛子かなと思うようなさっぱりしたものです)と辛いトマトソース2点です。
平たく言うと、インドネシア風お好み焼きですが、初めて広島風を食べた時のようなサプライズがあります。
こちらでは手の込んだ料理の部類に入ると思います。提供時間は5分ぐらいです。

油を大量に使用しているのが難点ですが、それを感じさせないソースとこういうジャンルがあることに驚かされながら、ビンタンビールと食しています。衛生面の不安は全てパーム油が解決してくれます。カキリマと呼ばれる屋台でしか提供されていないため、ぜひ見つけたらチャレンジしてください。

ラケルに行ってみました

 ある日曜日の昼下がりに、娘のデザートの半額券があるから、スポンサー募集中という要請を受けて、二人で出動しました。 説明しよう! 近所にあるラケルとは、古くから定着している店舗で、どうやらオムレツをメインとしたチェーン店風のお店です。 店内に入ると、あまり多くはない席がほぼ満席で...