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2024年8月3日土曜日

ウィングフォイル NEWボード

 NEWボード INDIANA 47ℓ インフレータブルを購入しました。

まず、インドネシアのマリンスポーツ事情を説明します。インドネシアと言えば、バリ島のサーフィンが有名です。インド洋というより南氷洋からのうねりがほぼ通年入るため、バリ島、ロンボク島あたりが有名ですが、ジャワ島などの南海に面したところであれば、どこでも可能です。

ヨットやウィンドサーフィンなどの風系はどうでしょう。驚いたことに、前線を伴うような低気圧の発生はありません。台風もしくはサイクロンもきません。大きく雨季と乾季に分かれて、乾季は太平洋高気圧の周辺を吹く、インドネシア全体では東南東から吹くゆるめの風です。雨季はヒマラヤ山脈の北にあるシベリア気団からの風で、ベトナムのニャチャン沖あたりはずっと吹いていますが、インドネシアまでくると、北西よりの軽風になります。

乾季に風当りの良いバリ、ロンボクあたりでカイトトリップをしている人を見かけます。カイトボードは二つ折りにできるタイプがあり、トリップには最適です。風が吹いて、潮流、大波の影響を受けない広いリーフ内といえば、バリのサヌールぐらいでしょうか?(オレ調査)ウィンド・カイトサーフィンは古くから行われていますが、フォイル系はというと水深の制限があり、満潮時のみとなります。

サヌールのショップはというと、プラマホテル前にFoil Bali(https://www.foilbali.com)があります。大きいボードでストラップがありません。もう一つ BALI KITESURFING がありますが、スタッフ不足のため、スクールが入ると連絡がとれません。

様々な困難を乗り越えても、風と潮位に恵まれる可能性は低いです。そのため、完全自力で飛ぶための購入です。本当は77ℓが欲しかったのですが、在庫がありませんでした。カッコをつけたわけではありません。念のため、日本のホームグラウンドで試乗してみました。フィーリングは最高です。ただ、シンカーボードに近いため、立ち上がるのが大変です。スムーズにできるよう練習していたら、右膝内側じん帯を損傷しました。撃沈です。追って、経過を報告します。

https://www.youtube.com/watch?v=UolIce5BsbE

https://youtu.be/UolIce5BsbE

2024年5月25日土曜日

ウィングフォイル合宿を敢行

 ウィングフォイル合宿を敢行しました。しかし、私が伝えたいのはそれではありません。

とりあえず合宿の概要を記載します。

なんとかウィングフォイルの練習をしたくて、しかし、風が安定しない当地での待ち時間や、道具の片付け時間等に待っててもらう運転手さんに忍びなくて、海辺のホテルで二泊三日の合宿を敢行しました。結果、風が一向に吹かずに結局乗れませんでした。

さて、本題に入ります。ローカルホテルステイには万全の体制で臨みました。入室後、すぐにUSB電源の蚊取り器をセットし、夜に備えました。

散歩しながら周辺を散策して、もともと初日は風が吹く予報ではなかったため、ゴロゴロしながら夕食に臨みました。案外、雰囲気のあるレストランで、美しい夕日を眺めながらのディナータイムです。ビールを飲みながら、辺りが薄暗くなってくると、足元に蚊の大群が押し寄せてきました。なかなか活性が強く、倒しても倒しても減る気配がありません。早めに降参して食事を切り上げ、部屋に逃げ込みました。

夜です。寝ていると、耳元で不吉なプ~~~ンという音が聞こえます。足元はすでに被災しています。枕元に蚊取り器があるにも関わらずです。オソルベシ。

結局、薬が効かなかったのか、効く前に攻撃してきたのか、また急速に耐性を身につけたのかの真相は分かりませんでした。こちらの安めのホテル、ヴィラでは通気のため外とつながっている箇所があり、自由に行き来が可能です。そのためいつも蚊取り器を常備して対応していたのですが、今回は惨敗でした。

帰りの車で運転手さんに「蚊が多かった。蚊は気にならないのか?」と聞くと、全く気にならないとのこと。「痒くないのか?」と聞くと痒いとの回答。カオスである。

最近、当地の花王がアースの販売網を利用して、バングラで新製品を発売しました。リンスの効果を利用して、蚊の羽に吹き付けると死ぬまで飛べなくなるそうです。毒性が全く無いため、子供や室内でも使用可能とのこと。バングラではデング熱の感染が社会問題となっており、画期的との内容です。1缶、400円ぐらいだと書いてありました。

そもそも蚊を気にしない人たちが、高価なこれを購入して使用するでしょうか。今後の推移を見守りたいと思います。


2024年3月9日土曜日

ウィングフォイル

ウィングフォイルを紹介します。

まず、フォイルとは水中翼の呼称です。もともと原理は確立していましたが、2013年のヨットの最高峰レースであるアメリカズカップで公式のマリンスポーツ界にデビューして、スピード革命をもたらしたことがきっかけです。右の写真のボード下に取り付けられているものがフォイルと呼ばれる水中翼です。

もともとプレーニングと呼ばれる滑走状態を作り出すことは可能でしたが、風から推進力を得て前進することで、フォイルで船体もしくはボードを持ち上げて摩擦抵抗を減らすことにより、スピードとより自由な動きが可能となりました。

推進力はなんでもよくて、セールを使ったものがウィンドサーフィンでパリオリンピックから正式種目として採用されます。カイトの場合はもともと上下方向の自由度が高かったため、あまり流行ってはいません。2019年から手持ちのセール(ウィングと呼びます)を使った写真のウィングフォイルが始まりました。

余談ですが、風系のマリンスポーツとは別に古くからサーフィンも仲間ですが、人力(パドリング)で沖に出る必要があり、場所(波のたちかた)に大きく左右されるものでした。しかし、フォイルではボードのノーズをパンピングさせることで継続して推進力が得られることから、フォイルサーフィンも徐々に広まっています。パドリングすることなく延々とサーフし続けることが可能です。ストラップを付ければ、サーフィンでループも可能になりました。

ウィングフォイルの特徴としては、カイトやウィンドみたいな特大ジャンプはできません。がっ、自由度は高いと思います。フォイルのおかげでセンターボードを有するヨットなみの上り角度が得られるため、コースレースやクルージングも可能で、技を決めるトリック系から波と戯れるウェーブコンディションでも楽しめます。さらに、フロントウィングを交換することにより、より特化して楽しめます。興味がある方は、イタリアのSABFOILのHPにて6種類のモデル動画が見られます。

マリンスポーツは全般に競技人口が少ないせいか、道具が高価です。四方が海に囲まれる日本で人気が出ることを祈りつつ、紹介を終了します。

㊗️大阪万博閉幕

 大盛況のままに、閉幕を延期して欲しいとの要望に某党の代表を務める大阪市長が国際規約で延長は出来ないとの答弁。なにせ、大盛況のままに無事閉幕しました。 開幕時に同様のタイトルで大成功を願うブログを投稿しましたが、これほどのエンディングを迎えるとは考えていませんでした。 実は閉幕直...