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2025年3月20日木曜日

野沢温泉

 スノボの翌日に、かねてより行ってみたかった野沢温泉に行ってきました。

野沢温泉といえば、13軒ある共同浴場(外湯)が有名です。まずは、中心部近くの新田の湯に行きました。ここが源泉で、かけ流しとなっています。

扉を開けてびっくりしました。いきなり、お風呂と脱衣所と下駄箱、洗い場がセットになっています。地元の人と見られる3名がいらっしゃっいます。インドネシアスタイルによく似ていますが、あちらは脱衣所、洗い場なしのお風呂のみといった感じです。着衣で入るところも多く、バリで裸でシャワーを浴びていたら、子供たちが珍しそうに、代わる代わる見学していました。

かけ湯をして、いざ入湯。あっついです。45°ぐらいでしょうか?思わず地元の人に聞くと、「こんなのまだまだだよ」と言われました。野沢温泉の中ではぬるいほうとのことで、よく見ると、源泉かけ流しの横から小さな水道で水を注入していました。

泉質は、単純泉に近く、あまり硫黄臭(正確には硫化水素化合物臭)は無く、マイルド系でした。ぐっとこらえて3分ぐらいつかり、外へ出ると体がポカポカでした。

まだ行ったことのない人用に注意書きの写真を載せておきます。しっかり読んでから乗り込んでください。

予想以上の良さに、近くの浴場をめぐることにしました。次は十王堂の湯です。男湯は二階でしたが、肌がびりびりするほど高温で、早々に退散しました。

近いので、もう一つということで、大湯に行きました。ここは浴槽が二つあり、ぬる湯があります。早速ぬる湯に浸かると激アツです。誰も入っていないため、あつ湯と同等と考えられます。ぬる湯と書いているため、堂々とタップリの水を注入して、私好みの温度に調整しました。43°ぐらい?湯温を下げるための草津温泉で有名な湯もみ板があったり、内装も含めて一番のお気に入りでした。

帰りに大湯の写真を撮ったのですが、変な人が映り込んでいます。ポージング中ですが、うちの娘です。気にしないでください。※投稿の許可はとっています。

白人系の外国人観光客も多く、近くのスキー場に板を担いで登っていく人も多かったです。なんとも風情がある独特の温泉街でした。ただし、共同浴場では見かけませんでした。日本人でも厳しい高温のせいでしょうか?

お約束の蒸したてお焼きも食べました。入門編のトラディショナルな野沢菜から、レアものまで挑戦です。写真のピンクがリンゴで、茶色がカボチャになります。自然な甘さのりんご、カボチャともとても美味しかったです。あとは、リンゴ、桃の100%ストレートジュースがお土産におすすめです。

多くの温泉に行きましたが、この共同浴場スタイルは初めてでした。近隣の湯仲間や寄付してくれた名簿等が掲示されているところもあり、地域に親しまれている感じがよく伝わりました。

泊りで来るのも良いでしょうが、スキーの帰り等に立寄るのも十分ありです。共同浴場はほぼ源泉かけ流しで、温度や湯質の違いも楽しめるため、はしごは必須です。水と温泉が豊富で、スキーまで楽しめる温泉郷です。若干遠いのが難点ですが、ぜひお越しください。


2024年11月30日土曜日

チパチン温泉(Cipanas Cipacing)

 バンドンから東に約90kmに位置するチパチン温泉に行ってきました。

地元で愛される温泉&プールです。外国人が訪れることは、たぶん無いためか、二重価格ではありません。入場料は 6000rp、60円で激安です。0.0098rp=1円(2024.11月現在) タシクラマヤ地区政府が管理する温泉だそうです。

入場すると、大きなお風呂棟があり、12の部屋があります。別に温泉プールもあり、家族連れで賑わっていました。

早速個室温泉に突入です。

源泉掛け流しと思われます。システムは完全オートマティックです。浴槽の底の方から源泉が湧いているみたいです。時々、大きな気泡が出現します。横にもパイプ状のお湯の出入り口がありましたが、お湯の動きはわかりませんでした。オーバーフローしたお湯が排水溝に沿って流れていきます。プールに再利用しているかも不明でした。動力不使用のメンテナンスフリーです。

お湯の温度はかなり高めで45°以上はありそうです。無臭ですが、壁に付いた析出物から何らかの温泉です。5分以上しっかりと浸かってから外で休憩です。汗が吹き出してきますが、温泉の効果か、単純に暑いだけかはよく分かりませんでした。



部屋ごとに温度が異なるということで、違う部屋のお風呂にもチャレンジしましたが、お湯の温度も同等で、違いが分かりませんでした。個室ですが、天井は繋がっています。銭湯スタイルです。お母さんと子供の声が聞こえてきます。なかなかのアットホーム感です。バンドンからタシクラマヤに向かう幹線道路から10分ぐらい入ったところにあります。無いと思いますが、お近くにきた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。






2024年11月20日水曜日

Karaha Crater というマイナー観光地

 タラガボダスから北に15km程度の場所にあるカラハ・クレーターに行ってみました。

こちらも外国人はほぼ行かないマイナー観光地となるため、情報量がほとんどありません。クレーターとはインドネシア語で火口を意味する kawah が一般的です。温泉があるらしいとの未確認情報をたよりに、それらしいところに入ってみると、不人気観光地風でした。

歩いて現地まで行くと、そこはバンドン郊外の人気火山のタンクバンプラフから硫化水素が危険なためガイドが必要で外国人は特に高額となる Kawah Ratu(女王の火口)と同様の場所でした。硫化水素を含む高温の蒸気と熱水を噴出する火口に該当します。

カワァラトゥは近くに露店もあり、立ち入りを制限する箇所もありますが、こちらはオールフリーです。インドネシア人の彼が一生懸命に彼女の温泉や蒸気等をバックに粘り強く写真を撮りまくっていました。


仕様がないので付近を散策すると、写真では伝わりませんが、結構活発に活動しています。もう少しバンドンに近ければ、多くの収入を得られるのにと考えつつ、温泉につかりたいので岩風呂に戻ると、違う恋人たちが執拗に写真撮影会を開催していました。

足湯で我慢することとして、いざ入湯すると、底に析出物である湯ノ花が堆積して、滑る&白濁します。また、底からも熱水が湧いていて、素足では歩けません。


結局、恋人たちの邪魔をしては悪いと思い、帰路につきました。


インドネシアにある高い山は、ほぼ活火山で観光地と温泉を提供してくれます。登山も若い人たちにも人気で、テント泊でのんびりと朝日を楽しむ人たちが多いと感じます。ローカルアウトドアブランドのカイザーも人気です。

などと考えながら、今晩泊まる麓のタシクマラヤの街を目指すのでした。    ~ fin ~

2024年11月13日水曜日

タラガボダス(TALAGA BODAS) 白い湖

 バンドンから東南東100kmほどにあるタラガボダスに行ってきました。白い湖と言えば「カワァ・プティ」の方が有名ですが、こちらはあまり人気も無く、短いですがアクセス道路も非常に悪い状況です。電波も届きません。

ゲートに到着して料金表を見ると、理解できなかったのですが、なんせ電波が届かずトランス不能です。言われるがままに1500円と駐車場代を払いました。


外国人は誰もいませんでした。故に事前情報がほぼ無く、自分を犠牲にして、精一杯の情報をお届けします。


すぐ近くのゲート前にバイクを停めると、車がゲートを入っていきます。ボレかと尋ねると、車は1000円、バイクは200円で可能とのこと。体力温存のため迷わずお支払いを済ませて突撃です。

ガソリン(こちらではベンジンと言います)を消費しながら約1キロほど進むと、お目当ての温泉がありました。バグースです。


ナチュラルです。こちらではポンプや加熱はしません。万有引力の法則に従うため、維持費は0円です。水面は美しいですが、底は凸凹です。足裏マッサージと沈澱している析出物、美しい風景で、リラックス効果は4倍です。今年は雨が少ない為、推定44度ですが、日本人の私にはノープロブレンです。意外に高地で涼しいため、お湯を堪能することができました。



Googleさんには他の温泉も表示されていましたが、いかんせん電波が届きません。帰り際におっちゃんに聞いてみると、他にもあるとのこと。解説すると、ゲートを入って右手がタラガボダス、左手で50mほど進み、右折が目的地、直進にもキャンプ場と温泉がありますが、悪路のため誰も行かないゾーンになります。

右折して少し進むと露天があります。

源泉付近の写真です。雨が少ないため、湧出量が少ないそうです。タピ(しかし)、高温です。


湯を湛えた本番に臨むと、推定46°でかなり熱いです。

気がつくと、親子3代と親子2ファミリーに囲まれていました。誰も熱くて入れません。日本人として肩まで浸かり、『肩まで、ただし5分』となんちゃってインドネシア語で説明すると、みんな納得していました。


特に女性の肌の露出は少ないですが、肌と肌のつきあい的な。インドネシアの人はおしゃべりが好きで、知らない人同士でも話が弾みます。

本当に欲がなく、のんびりとしたローカルに囲まれて、楽しい時間を過ごしました。もう少し、インドネシア語を勉強しようと真剣に決意しました。




おまけ


次の目的地に向かう途中で、悪路との格闘中に爆音が聞こえます。軍のジェット機かと想像していたら、地熱発電所でした。インドネシアはアメリカ、ロシアに次ぐ、世界3位の火山大国です。ちなみに4位が日本で5位がチリです。環太平洋に集中しています。日本では、完全に立ち入り禁止レベルですが、こちらは案外自由です。お越しの際は、自己責任でお願いします。

2024年10月7日月曜日

バリ島 バニュウェダン温泉(Hotspring Banyuwedang)

バリ島の北西部に位置する(ムンジャンガン島の最寄りの町)ところの温泉に行ってきました。

バリ島にある温泉は、ジャワ島とは異なり、きちんと整備されていて、観光客目的も兼ねていますが、ここは違います。ローカル一色です。

泉質は硫化水素の香りもする系で、43°(推定値)ぐらいです。私にはベストレベルですが、バリニーズには少し熱めのため、9割の人は足湯状態でした。


設備面を説明すると、水深1テン2mぐらい熱めの大と70cmぐらいの若干ぬるめの小が表層で接続されています。周りは私の素足にはハードルの高い荒い仕上げです。

写真2枚めの左から売店(アイスとか飲み物、カップラーメンもあります)、ロッカー、休憩所完備です。

写真3枚目は、まさかの洗い場とトイレも完備です。着替え場所もあります。また、写真にはありませんが、レストランもあって、温泉際までのデリバリーが可能です。


まさに、温泉型総合リゾート施設です。


料金は、ローカル150円、外国人450円です。在留許可が通用しません。その時、現金が無く、諦めようとしたら、駐車場管理の若者がOKだと言ってくれました。駐車場代込みで200円にまけてくれました。テレマカシー


家の近所にここがあれば、毎日は言い過ぎですが、週2では通うでしょう。

最後に、お肌ツルツル、体ぽかぽか、汗ダラダラで、若者に再度お礼を言って帰路に着くのでありました。


バリ島では在留許可が通用しないところが多くあります。そりゃあインドネシアに来る外国人の半分以上を受け入れているという自負でしょうか?

今年2月ぐらいから始まった観光税ですが、7月末で徴収率50%程度で、20億円弱だったそうです。元々空港の国内線には徴収する場所もなく、在留の人は免除が可能ですが、5日前申請ということで、今回も何もしませんでしたがノープロブレンでした。有名観光地でチェックするという話もありましたが、皆無関心です。きちんとした人がバカを見るようなことは回避してほしいと思います。

2024年10月3日木曜日

コンクリート管から温泉

 チレボンから西に30分程度のところに国営のセメント界最大のインドセメントの工場があります。そこに2つの温泉があります。

大型車が往来する門に行って、温泉に行きたい旨を告げると通用門風の入り口から入れてくれます。

『Wisata Bantu panas ITP Palimanan』を通って、『Obyek Wisata Air Panas Gempol Palimanan Cirebon』に行きます。

しっかりとインドセメントの名前を冠しています。草津温泉の湯畑をイメージしているのでしょうか?ただし、めちゃくちゃ熱くて入れません。

ちゃんと用意してあります。温泉プールです。

お湯もなかなか良いのですが、すごく暑くて素足では歩けません。(太陽のせいです。)

温泉を十分堪能した後、次の目的地を目指します。絶賛稼働中の工場内を突っ切って、Googleさんを頼りにアプローチしますが、途中で辿りつかないので諦めました。日を改めてリベンジです。


日を改めて・・・

大きなゲートが二つあるのですが、調査済みです。西の外れに道があるのですが、チャレンジしてみると、ありました。

こちらは硫化水素のかほりがする、草津温泉風(多分)

ちょうど、menyunatkan した(調べてみてください)若者が来たので、温泉先進国から来た私が講釈をたれて、『PHが3以下で、殺菌力が高く(多分)、ちゃんと肩まで浸かりなさい。』というと、素直な若者はウォーとかヤーとか言いながら泉質を堪能していました。若者よ!幸あれ

先にいた若めのご夫婦、ちんこ切った若者グループ、若い2人の娘さん等、地域で愛される秘湯を見つけた感じで良かったです。私はというとほったてこや風のワルンで、冷たいお茶を7杯ぐらいとナシチレボン?を食べて、本当は無料のはずですが、入浴料込みで400円でした。

誰も管理していないので、お風呂を歩くと葉っぱやら苔みたいなのが浮いてくるのですが、超源泉掛け流しのため、待っていれば綺麗になります。しかし、虎の口からなら納得ですが、コンクリートの管から温泉が流れる様は圧巻?です。当然インドセメントの仕業でしょう。

お肌ツルツルでしたが、その後に汗だく&排ガスまみれに・・・

どちらも時間をかけての湯治が可能ですが、料金と休憩スペース完備の後者をお勧めします。

おまけ
温泉で虻(アブ)に刺されました。ビジュアルは日本とSAMAです。子供のころに川で遊んでいるときよく刺されました。すぐに大きく腫れました。こちらの虻はちょっと違います。当日は何でもなかったのですが、翌日以降に腫れてきました。かなり、しこりが固くなり、痛くは無いのですがすごく気になります。ご注意してください。

㊗️大阪万博閉幕

 大盛況のままに、閉幕を延期して欲しいとの要望に某党の代表を務める大阪市長が国際規約で延長は出来ないとの答弁。なにせ、大盛況のままに無事閉幕しました。 開幕時に同様のタイトルで大成功を願うブログを投稿しましたが、これほどのエンディングを迎えるとは考えていませんでした。 実は閉幕直...