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2025年9月2日火曜日

魅惑のタイパンツの世界

 魅惑のタイパンツの世界をご紹介します。

タイパンツといえば、みんな大好きエレファント、ゾウ、チャーン柄のバンコクに来ている外国人観光客の35%(オレ調べ)が履いているアレです。イージーパンツ的なゴムタイプで裾がストレートとゴムでしぼったタイプがあります。これが意外に涼しくて、楽ちんなため、まとめ買いをして帰る人もいます。ただ単純に生地が薄いだけかもしれません。洗濯等による耐久性は保証できません。激安店で70、100B〜が相場です。

私が最初に購入したタイパンツを紹介します。柄もそうですが、つくりも面白いと思い購入しました。ダムヌンサヌアック水上マーケットです。いくらと聞くと、450Bとのこと。ディスカウントと言うと、400との回答。ノーサンキューと言うと、違うお土産売りのおじさんが割り込んできて、いくらなら買うかを問うてきます。200と回答すると渋々OKの回答。隙をついて、250でどうだ、ときましたが、NOと回答し、商談成立です。この話はどうでもよいのですが、相場を把握しておくのは大切です。お互いに有益な取引に努めましょう。

広げた感じが右の写真です。これは前から着用して後ろで縛ります。残った生地をお股を通して、後ろから前で縛ります。あえて名前を付ければ、オムツタイプです。

これが歩く度に、ヒラヒラとして涼しいです。汗で生地が皮膚に張り付くこともなく、快適です。ただし、弱点があり、風が強い時はチャイナドレスもびっくりの外ももがはだけてしまいます。エビ釣りに行った時に、風が強く、タイオバハンにセクシーと全力英語で言われました。

色々調べてみると、タイパンツ教室というのを見つけました。ガッ、ワイドパンツタイプは店頭では見つけることができませんでした。

さらに調べて見ましたが、あまり有力な情報はありませんでした。成り立ちとしては、本来農作業の際に、動きやすさと涼しさを追求して変化したものと考えられます。

ここからは私の推測ですが、オムツタイプの出現により動きやすさと涼しさ、エレガントさが完成したのですが、結構トイレに行く時に困ります。そこでタイのお母さんが夜なべしてワイドパンツを開発しました。これはトイレはもちろんのこと、連日飲み会が続いて太ってしまった場合にも有効です。そこに革命が起きます。フレキシブルなゴムの誕生です。当初は高額だったものの、世界中に革命を起こし、広く受け入れらると共に安価となります。こうして、本来の伝統的なものより、安くて便利な今のタイパンツに移行したものと結論付けました。

妻がピンクのガネーシャで有名な『ワット サマーン ラッタナーラーム』の前の市場で購入したものを紹介します。上が、サリエルパンツとかアラジンパンツとか呼ばれるタイプです。ひざ下の縫製が工夫されていて、膝を曲げた時にストレスにならないタイプです。80Bだそうです。撮影角度的にはもんぺにしか見えませんが。

下が、ショートパンツタイプです。ガラが編み込んであり、色合いも良いためもらいました。50Bだそうです。結果、いろいろな場所でリサーチしましたが、ここが一番安く、良いお買い物が出来ました。

タイでタイ人が象印のペラペラタイパンツを履いている人は、おばはん2,3人しか見かけませんでした。地方のローカルスーパー等に行くと、象印なしの多彩なガラのものが売られています。タイで販売しているため、こちらもタイパンツと思い、数種類購入しました。100Bぐらいからです。

インドネシアでは伝統的なバティックの長袖が正装とされ、冠婚葬祭およびドレスコードもOKです。また、バリ島ではサロンを着用している姿も印象的です。ベトナムの三角麦わら帽子がらしさ感があり、観光旅行時の気分を上げてくれます。タイでは寺院などの観光地でタイの伝統的な服をレンタルして観光及び写真撮影が流行っていました。しかし、The タイという印象はあまり受けませんでした。服装に限らず、その国らしさを表現する伝統的なものは、旅行をより一層楽しくさせてくれるものです。今回はタイパンツ編でした。 ~おしまい~

2025年9月1日月曜日

タイ観光14 〜完結編+おまけ〜

 タイ最終日です。14時発ぐらいの飛行機で帰りました。

朝、目が覚めてニュースを見ると、グーグルさんは位置情報でタイでのニュースに特化しています。鬼滅の刃が昨日からタイで公開されていて、大人気との情報。見に行こうかと考えましたが、10:30からで時間的に厳しいこと、タイは珍しく吹き替えであるために全く内容を把握できないため断念しました。

朝ごはんを食べて、荷物を整理してから、ゆっくりとプールで過ごしました。給油して、レンタカーを返却すると、90B払ってくれとのこと。なにやら有料道路の料金らしいです。確かにアユタヤ周辺で、ゲートで待っている車もありましたが、なぜか私たちの道は素通り。なんとETCならぬ写真判定後払い方式みたいでした。

一時間前に空港に到着し、ばたばたと手続きをして、残った1000Bをほぼ使い切り、帰ってきました。残りの小銭は全て羽田の手荷物受取所にある日赤の募金箱に投入してきました。以外に世界のお金が結構たまっていました。金額は解りませんが・・・

御礼として、おまけの写真を載せておきます。


「たばこ編」

タイのタバコはセブンイレブン等ではタバコが見えないように販売しています。私のような、タイで販売している銘柄を知らない人はどうやって購入すれば良いのでしょう?事前情報として調べていたため、持参してタイに臨みました。あるパーキングで隠さずに販売している店があったので写真を撮りました。しかし、ほぼ100%禁煙促進のグロイ写真で、見ても銘柄がわかりません。見えないようにしていたのは、たばこを吸わない人への配慮だと理解しました。

『お酒編』

タイではお酒の販売時間が限定されています。写真のようにダメな時間帯は白い布がかかっています。白い布をかけ忘れていた時にレジに持って行ったら、ダメと言われました。きびしー  朝ビールを楽しみたい人は事前に購入して、冷やしておきましょう。

『高速道路編』

朝、バンコクで高速を走っていたら、こっち側の3車線のうちの1車線を、あっち側の車線軍団に譲っていました。さすがにいつもぶっ飛ばし気味のタイ人もスピード抑えめで運転していました。危ないですからね。朝の渋滞緩和策でしょうか?大胆な作戦です。

次はとばし気味のタイ人のために、速度警告用にスピードが分かる表示版です。何箇所か見ました。しかし、あまり効果は期待できないようです。

もう一枚、タイのバンコク周辺には山がありません。運転しながらのパノラマ撮影写真です。

『一般道編』

タイの一般道はよく整備されています。最初は驚きましたが、制限速度が120kmの道があります。高速道路かよ、とつっこみたくなりますが、事故防止のためか、絶対に行けない中央分離帯が必ずあります。そのため、道を間違えるとUターン箇所まで何キロも走らされます。タイではシングルキャブのトラック(サニーバン風)の荷台にキャビンを載せた商用運搬車が幅を利かせています。最初の頃はよく煽られましたが、二日目以降は適応して、タイに寄り添った運転を心がけました。ただ飛ばすだけですが。

『給油編』

タイでの給油は簡単です。給油口の蓋の裏に書いてあります。なんとか95です。おそらくオクタン価で、いわゆるハイオクです。セルフは無いので、フルと言えば満タンにしてくれます。金額は表示されるため、支払いも困りません。上が金額で、下が給油量です。今回は3回ほぼ満タンにしたので、2000km弱激走しました。結構、コンビニやトイレ、食事の提供等も併設されているためとても便利ですが、最後に給油したスタンドには何もありませんでした。


『エラワン博物館編』

大きな象の像がシンボルのエラワン博物館です。象の本体内部の写真は以前に添付しましたが、台座内部の写真が、帰国後に携帯を購入したら、写真が結構戻ってきたので付けて見ます。

螺旋階段と丁寧な装飾、天井のステンドグラス等のバランスが非常に良いと思いました。ただここは入場料が500Bと高く、お勧めするのはビミョーです。立地も不便ですが、興味があれば • • •

『チャオプラヤー川編』

初日に妻のシュノーケリングの練習で行ったホテルの綺麗なプールの前を流れる濁ったチャオプラヤー川のパノラマ写真です。朝でしたが、観光船やら資材運搬船、漁船等が盛んに行き来していました。すぐ上流のところにワットアルンもあり、ルーフトップバーで見た五連結ぐらいの資材運搬船をアユタヤでも見ました。なかなか貢献している模様です。

『シーナカリン鉄道市場編』

週末の夜しか開催しない、シーナカリン鉄道市場の開店時間、5時直後の状況です。早く行き過ぎたせいか、空いている店もお客さんも少なかったです。失敗したかと思いながら撮った写真がこちらです。以外に古着なども充実しています。期待を裏切らないと思います。私が帰るころにはフードコート風の屋台街も駐車場もいっぱいでした。ローカル価格ですヨ。

『The 屋台編』

ラヨーンの100年市場に出店していた、The 屋台のパノラマ写真です。左の方から調理場と後ろに調味料、薬味たち、中央に炒飯を作っているお母さん。表情はうかがい知ることはできませんが・・・ 右の方に野菜、エビ、魚、奥に肉がこれでもかと積み上げられています。全部使い切れるか心配でしたが、トムヤンクンをオーダーしました。持ち帰りで、ココナッツミルクは風味を大切にするためか、袋詰めの際に混ぜ合わせていました。ノースパイシーにしたため大変美味しく頂きました。


以上を持ちまして、タイ観光を終了します。また、行ってみタイ。

2025年8月29日金曜日

タイ観光13 〜アユタヤ攻略編 総集編〜

 地図にまとめました。車移動編です。

①「ゴンコーン市場」◯

②「旧日本人町」◯

③「ワット パナンチューン」△

④「ワット ヤイチャイモンコン」◎

 アユタヤ中心部 徒歩で移動(下の徒歩移動編参照)

⑤「ワット チャイワッタナーラーム」◯

⑥「ワット プーカオトーン」◯

次は徒歩移動編です。

①「パブリック駐車場」に停めました。

②「ワット プラシーサンペット」◎

③「王宮」⭕️おじいさんと犬がいた場所です。

④「ワット プラマハータート」◎根に仏の顔です。

⑤「ワット ラーチャブーラナ」◯トウモロコシです。

⑥「プランビュー」◯ランチのお店です。

⑦「ワット プララーム」◯

⑧「アユタヤ歴史公園」とあったのですが、行ってみたら公園を管理するただのオフィスでした。

⑨「大きな駐車場」ここでも良かったかもです。食事も可能ですが、ビールは無いそうです。

⑩「ワット ローカヤスタ」◯涅槃像がいらっしゃいます。

個人的な私のアユタヤの印象ですが、400年以上も貿易で繁栄した都市です。遺跡の範囲も広く、現在も大学などもあり、多くの人々が生活しています。遺跡も認定されないもの、放置されているものが数多く存在します。こんなに広い範囲の世界遺産は初めてです。そのため、時間がない人には◎がお勧めです。ワット プラシーサンペットを訪れた人の99.9%の人が行かない王宮も、特に喫煙者の人にお勧めです。罪悪感なしに一服できますよ。

時間がある人は、宿泊するのもお勧めです。夜のライトアップはかなり見応えがあると思います。見てないけど。ただし、機動力は必要です。車かバイクは借りましょう。

アユタヤ王朝時代には、タイ仏教が信仰され、次々と沢山の大きな寺院が建設されていました。それらを背景として、現在のタイの信仰が継続しているように感じました。タイでは宗教の自由は認められています。でも、国王は仏教じゃないとダメなそうです。なんじゃそれ的なところはありますが、寺院で熱心にお参りする人たちをみると、生活に深く浸透していると感じます。いろいろな場所で、初めて、大部分は早朝に托鉢も見ました。

お参り時に、金箔を貼る文化は独特だと感じました。持ち帰ろうかとも思いましたが、タイ文化にならって貼り付けてきました。同じブッダですから。お花のマリーゴールドも素敵です。日本より花びらの数も大きさもすごく、南国風の感じが好きです。

タイに行くなら、アユタヤは絶対にお勧めです。できれば、入国直後に行きましょう。より一層タイを理解できて、好きになるでしょう。

2025年8月28日木曜日

タイ観光12 〜アユタヤ攻略編 その2〜

 次は木の根に埋もれた仏像の顔で有名な『ワット プラ マハータート』を目指します。

移動の際の注意点は、広い施設なのに、管理上の制約のためか出入口が一つしかありません。グーグルさんの徒歩で入口を確認した上でルート選定をした方が良いです。当初はバイクを借りようと考えていたのですが、現地で徒歩踏破が可能と判断しました。もう一つの理由は、スマホを紛失したことです。地図を見ながらじゃないと移動出来ません。

なかなかの寺院跡ですが、少し飽きてきました。ここは頭を破壊された仏像群がとても印象的です。私は施設内を入って時計回りに巡ったのですが、終盤戦に例のお顔がありました。

なんとも印象的な雰囲気です。滅ぼされたアユタヤ王朝への哀愁を感じます。しかーし、300年ほど前に破壊されたものです。修復の際に、バイトのイタズラ小僧が、ピッタリじゃね〜とか言ってはめこんだものでしょう。

その証拠というか、少し進むと修復にうまく利用できなかった石材の内、建物部分(左)と仏像(右)に分類されて整然と並べられています。仏像の頭部は隅の方に置かれ、放置されています。

全体的に補修が雑だと感じました。白っぽいモルタル部分が補修したと分かるのですが、感性に従い、模様が入っていたりします。世界遺産に登録されるとむやみに手を加えられなくなるそうです。いつ補修されたかは分かりませんが、割合ルーズに管理されていた模様です。

拝観料について、1箇所80Bです。お得な6箇所巡れる共通チケットは、200Bでした。2.5箇所以上拝観すればお得です。迷わず購入しました。チケット売りの人が嬉しそう笑顔で手渡してくれました。しかし、チケットには対象のお寺の名称が書いてありません。さらに、一か所だけチケットの裏にハンコを押されました。

後で調べて分かったのですが、以前は1箇所50Bで、共通が220Bだったそうです。また、6箇所の内、2箇所はアユタヤの川の外にあります。30日有効で、各箇所1回の拝観が可能だそうで、ハンコの意味が分かりました。ほとんど共通チケットが売れずに、皆さん単発で購入するそうです。笑顔の意味も分かりました。久しぶりに売れたのでしょう。私は奇跡的に5箇所巡りました。得した気分になりました。


次は、「ワット ラーチャブーラナ」に向かいます。

歩道を歩いていると、ブロックが破損していました。せっかくなのでこちらも修復が必要です。

この寺院は、トウモロコシ型の塔がシンボルだそうです。多くの宝物が発掘されたそうです。それよりも気になったのが、真っ昼間に世界遺産の木の陰で爆睡しているおばさんです。思わず写真を撮りました。

お昼にします。向かいのお店に入りました。観光地価格を警戒してか、お客さんがいません。トウモロコシを見ながら食事をしました。タイ風炒飯が150Bでした。


お腹は満たされたし、体力も少し回復したので攻略再開です。徒歩移動を開始します。

人の気のない運動器具が充実した公園や水が出ていないし人もいない噴水の横を通り、誰のために営業しているか分からない商店街(観葉植物、熱帯魚、サボテン)を抜け、あちらこちらに点在する史跡を見ながら、「ワット プララーム」を目指します。

説明しよう!

右上からやたらと運動器具が整然と並ぶ公園の一角です。噴水は、タイ人大好きな象の像がありますが、お鼻の先からは水が一滴も出ていません。残念。

お客さんも店員さんも見当たらない商店街です。観葉植物?熱帯魚?屋さん、意外に充実したラインナップのサボテン専門店がありました。公園内にも多くの名もなき史跡が点在していました。




「ワット プララーム」に到着しました。午後になり、気温と日差しが増してくる頃合いです。観光客の姿もまばらで、日帰りツアーのお客さんは既に近辺にはいない模様でした。もう史跡はお腹いっぱいだったのですが、なんとか完走しました。

象の乗場となっているエレファントキャンプを通って駐車場に戻る途中で大きな駐車場を発見しました。たぶんこちらが正式な駐車場で、こちらも無料です。車まで戻り、ここから車移動です。

「ワット ローカヤスタ」お釈迦様の横たわる涅槃像がいらっしゃいました。目を開いていれば入滅前の涅槃(ニルバーナ)の状態です。閉じていれば入滅後だそうです。こちらはなんとも穏やかな目を開いたお顔です。

しかし、写真でお分かりの通り全身が黄土色で仕上がっています。リニューアルオープンというか、あまりありがたみのない綺麗さです。

角度を変えて見てみると、立派な扁平足(超人の特徴のひとつだとか)です。80歳のわりには背筋も伸びています。足の指の長さが等しいのも特徴らしいです。私も涅槃の境地に辿り着きたいと思いましたが、当分無理でしょう。

次は最終の「ワット チャイワッタナーラーム」に向かいました。ここは川の外側の川辺に位置し、船からの観覧も風情があるそうです。沢山の観光客がいて、タイの民族衣装を纏い、写真撮影にいそしんでいました。あちこちで写真撮影中で、何枚も撮影して足止めをくらうため、そそくさと退散しました。ここは期せずして共通券が使えました。

一部補修工事を敢行していました。何やらのんびり補修中です。勝手に模様などをつけないよう、せめて色合わせをして補修跡が目立たないような配慮がほしいものです。

締めの「ワット プーカオトーン」に行きました。遺跡に満足したなら的なことが書いてあったので、行って見ました。意外に年月を感じさせるたたずまいです。上まで登って見ましたが、そこまで高くないため、目を見張るような眺望ではありません。ただ、下を見ると、小さな遺跡に囲まれています。おそらくなにかあった所に再建したものと思われます。残念ながらお客さんもほとんどいなくて、地元のギャル風JKがバイクで暇つぶしに来ていました。白人系の男女がバイクで来て、JKに写真を撮ってもらうようお願いしましたが、無視されていました。おそらく英語が分からなかったのだと思います。たまりかねて、写真を撮影してあげました。大変感謝されましたとさ。


夕方の渋滞に巻き込まれそうなため、ぶっ飛ばしてというか、タイの人の運転に合わせてぶっ飛ばして帰りました。明日は帰国です。身だしなみを整えるため、というか、現地潜入レポのために床屋に行きました。タイではあまり床屋を見かけませんでした。バンコク市内で一カ所見つけたのですが、250Bと高いと思い見合わせていました。場末の床屋に行きました。想像以上の店構えです。ちゃんと扉もあります。夜でカット中に虫に刺される心配もありません。写真はありませんが、道具類も充実しています。丁寧に仕上げてくれましたが、200Bでした。ボロいバリカン1丁を丁寧に調整しながらカットしていたインドネシアでの私の行きつけを懐かしく思い出しました。(過去記事参照)             これにて8日目終了です。

2025年8月23日土曜日

タイ観光11 〜アユタヤ攻略編〜

 あまり関心が無かったアユタヤに行くことにしました。行くからには完全攻略を目指します。ホテルからは1.5時間ぐらいで付くので、開店時間を考慮して、朝食をとり、身だしなみを整えて、7:30に出発しました。

最初の目的地は、「ゴンコーン市場」です。ここは色々なお土産品を売っているということで、期待しないで向かいました。

開店直後に立寄ると、全ての店が開店していませんでしたが、他であまり見ない陶器や木工の民芸品、スパイス等も販売していました。以外に良いです。お勧めします。

次は、「旧日本人町」です。確かに、400年ほど前に、この地に日本人町があったとは驚きです。ちょうど、タイの小学生が200人ぐらいいて、大変混雑していました。資料館は少しで、あとで自分で調べましょう的な内容でした。そそくさと次に移動します。一応、おすすめです。

次は、「ワット パナンチューン」です。ミャンマーとの戦いで、唯一被害が無かったと聞き、訪れましたが、中が結構広くて、残った仏塔(ストゥーパ)を見つけれませんでした。金の大仏様を参拝して終了です。


次は、「ワット ヤイチャイモンコン」です。ここのストゥーパは迫力があり、見ごたえがあります。過去の荘厳なアユタヤ王国をイメージさせる立派な寺院でした。今後の史跡巡りが楽しみとなりました。こっそり白のペンキを塗っているおじさんがいました。ここはペンキおじさんが減点対象ですが、グループ等でアユタヤにあまり興味が無い人を最初に連れていくには非常に良い場所だと思います。私がそうでした。おすすめです。

いよいよ川に囲まれた中心部へと向かいます。途中にストゥーパを有効活用したロータリーがありました。大胆です。

中心部では、数箇所ある見たい史跡の中心にあるパブリック駐車場に車を停めました。最初に向かったのは、『ワット プラ シー サンペット』です。

いきなり歩道で象に出くわしました。観光客を乗せるようですが、待っていると、生涯最大の至近距離で横を通過して行きました。動物虐待と批判もありますが、乗っているのはほぼ日本人でした。興味のある人は、エレファントキャンプから乗れますよ。

ここは、三つの修復された大きな塔のある、壮大な宮殿跡だそうです。復元模型を観察してから、史跡を見学するのが良いでしょう。模型の写真を付けておきます。栄華を誇ったアユタヤ王朝の、盛者必衰の理を表し、タイムスリップしたような感覚になりました。

全般に、基礎の施工が甘く、塔の中心の重量がかかる部分は概ね沈下しています。破壊されたものか、自分で崩壊したのか、判断に迷う部分はありますが、建設当時の荘厳さは伝わってきます。

入り口のちょうど反対側の北側に出入口があります。北側全てが史跡のようですが、ほとんど修復されていないため、草むらに少しだけ土台が残っている状態です。遊歩道は整備されています。完全攻略を目指しているため、王宮を目指しました。

王宮が見えてきました。人の気配がありません。いざ、入ろうとすると、おじいさんと犬がいて、犬が吠えかかってきます。おじいさんが静止しなければ、噛まれていたでしょう。中に入ると、靴を脱げ、と注意されました。よく番人のおじいさんを見ると、世界遺産の木造建築物の中で喫煙しています。信じられないと思いつつ、ご一緒させていただきました。

私が知る限りでは、私以外は誰一人としてここを訪れる人はいません。おじいさんは、弁当とタバコ、飲み物持参で一日中番をしている模様です。かなり高齢のようですが、もし、アユタヤを訪れる機会がある方は、ここを訪れてみておじいさんの安否を教えてくれたら幸いです。その際は、犬に気をつけてください。よろしくお願いします。最後に、写真撮影の許可をいただいて撮ったパノラマ写真を添付します。結構広い建物に、おじいさん(写真中央の少し右)と犬(中央の少し左)がいます。

ぐるりと一周して、出口に向かおうとしたら、東側に地元の中学生ぐらいの子供たちが自由に出入りしている通路がありました。体力消耗を防ぐためにしっかりと利用させていただきました。

まだまだ続きますが、長くなってきたので、その2に続きます。



2025年8月21日木曜日

タイ観光⑩ 〜南部散策編〜

 今日は最寄りの警察署に行ってから、バンコク南部の散策、およびエビ釣堀です。

まず、警察です。携帯電話の盗難届を書いてもらうため、突撃しました。タイでは県と区域に分かれているためNO!と軽くあしらわれましたが、しつこく食い下がりタイのオフィシャル印を受領しました。


次は、南にある『サムットプラカーン展望台』を目指します。臨時休業中との情報もあったのですが、とりあえず行ってみました。

展望台は休業中でーす。ただ、市役所も兼ねているようで、人はいました。あと室内でただ涼んでいるだけの人も多数いました。


仕方が無いのでランチにします。

今日は近くにある、ブログで見つけた「クイッティヤウ・トムヤム・セーブワー Mペッカチョーイ」というお店のトムヤンクンです。注文すると、なにやら聞いてきます。タレー(海鮮)と答えるとまたなにやら聞いてきます。ヤイ(太いやつ)と言うと納得して調理に取り掛かりました。具材と麺の太さを聞いてきたのですが、事前に調べておいて、写真に記録していたためオーダーはスムーズに進みました。


ここはトムヤンクンでも透明な、ココナッツミルクが入っていないタイプです。さっぱりしています。具材も豊富でとても美味しく頂きました。タイは比較的お箸を置いてくれているので助かります。


次は、メークーロン記念館です。横須賀の浦賀造船所で作られたタイ海軍の軍艦だそうです。引退して、船底部分が海水から土中へと変わっています。その雄姿がこちらです。ラダーとスクリュー(2基)部も保管されています。一番上の見張り台から船首を見ると、チャオプラヤー川の河口を向いています。その他、特筆事項はございません。

公共機関でここまで行くのは大変です。レンタカー以外の場合には、この記念館はおすすめできません。


次は、平日15時スタートのタイ名物のエビ釣り堀です。エビは淡水の手長エビで、青みのかかった美しいタイプです。タイでは大会も開催されるほどの人気だそうです。16時ぐらいに着いたのですが、既に常連さんが半分ほどの席にいました。四隅の角のポイントが早いもの勝ちみたいです。

いろいろ情報を得て、シナリオ通りに空いている席にドスンと座ります。そうすると、店員さんが来てくれます。貸し竿でやりますか?的なことをタイ語で話しかけてくるので、頷くなりの意思を示しましょう。

店員さんがエサと竿を持ってきてくれます。水深を測って浮きの高さを決め、最初はお手本でえさ(鳥の肝臓等)を付けてくれます。周りの人たちの多くは、木箱に入ったMy 竿を使用しています。イワシ油等の集魚剤を塗布したMy 餌を使っている人もいます。かなりのハンデを背負ってのバトル開始です。

まず、周りを観察します。角は入り浸りの常連さんと思われるおじいさんが占拠しています。若いカップル?か、後で合流したので待ち合わせに利用している男性もいます。はたまた、ガッツリお母さん風の人もいます。今晩は海老炒飯ヨ!とか言って食材を調達に来たのでしょうか?どちらにしても、幅広い年齢層に受け入れられている文化だと感じました。

説明しよう!🎵

貸し竿、餌は無料で、100バーツ/hです。釣ったエビは無料で持ち帰り、また、焼いてもらうのも可能です。買取もしてくれるそうです。30分ぐらいごとに意外に大量のエビが投入されます。食事やビールも可能で、席まで配達してもらえます。真剣にエビと対峙できる環境を提供してくれます。

20分ぐらい真剣に浮きを凝視していましたが、全くアタリがありません。集中力が切れて、周りを観察していると、隣のおじさんが引いてるよ、的な言葉をタイ語で発しています。確かに浮きが浮き沈みしています。グッと引き込んだ瞬間にシュッと竿を引き上げました。ヌルッとしたアタリの後に、魚のようにグイグイ引いてきます。おそらくエビの腰を曲げての背泳ぎです。必死の抵抗も虚しく、釣針がしっかりと口元をホールドしていました。初水揚げです。

しっかりとエビをホールドした釣針を外そうとしましたが、手法が解りません。そのうち、小さなハサミに挟まれたのですが、結構痛いです。すぐにサポート店員さんが来て、エビの長い両腕を絞りあげました。ハサミは力強いのですが、長い腕は細腕のため、あっさりと観念します。簡単に釣針が外れました。

Imagine! 想像してごらん。エビは夜行性で、活発にエサを探し回ります。そこまで視力が良いとは思えず、また、猫背ならぬエビ背です。目の高さ(4cmぐらいと考えます)より低い位置、低すぎも手が長いためとアタリが分かりずらいためダメです。その高さだと、ハサミでキャッチして、口元へ運ぶタイミングで、大きく浮きが沈み込みます。チャンスはそのタイミングです。

結局3時間一本勝負は貸竿で奮闘した私の勝利でした。エビを焼いてくれとお願いして(無料です)、片付けです。といっても自分の持ち物を持ち帰るぐらいですが。

炭火の地獄焼(生きたまま焼き上げる)です。美しいブルーの腕が、徐々にお馴染みの赤に変わっていきます。動きがなくなり、少し焦げ目がついたら完成です。塩はふっていませんでしたが、ジェノベーゼ風の当然、パクチーソースを付けてくれました。私が帰るころもお客さんが増えて、会場は静かにヒートアップしていました。

ホテルに戻り、自分で釣り上げた大ぶりの4尾を、チャーンビールと共に美味しくいただきましたとさ。達成感が得られた一日でした。これにて7日目終了です。

㊗️大阪万博閉幕

 大盛況のままに、閉幕を延期して欲しいとの要望に某党の代表を務める大阪市長が国際規約で延長は出来ないとの答弁。なにせ、大盛況のままに無事閉幕しました。 開幕時に同様のタイトルで大成功を願うブログを投稿しましたが、これほどのエンディングを迎えるとは考えていませんでした。 実は閉幕直...