ラベル 内燃機関車 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 内燃機関車 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年9月21日日曜日

原付リフレッシュ大作戦

 三女が原付をもらってきました。走行距離1万kmを超えた古めのホンダ、トゥデイです。三女が海外でスクーターを運転して、楽しかった話をしたら、バイト先の店長がくれたそうです。海外は原付(50cc)というカテゴリーが無いため、最低110cc以上となります。これが丁度よい排気量で、坂道でも二人乗りでもストレスなしに走れます。

試乗してみましたが、やはり非力です。外観は左サイドへの転倒跡とシートの破れがあり、中のクッションが紫外線でやせています。バッテリーは死亡していて、キックじゃないとエンジンがかかりません。ここは父のプライドにかけて、リフレッシュ大作戦を決行することにしました。かかった費用も含めて、ここからは父の娘の信頼を得るための汗と汗(暑かったため)の物語であります。

まずは、シートの補修です。クッションの充填も考えましたが、二人乗りすることはないので(できません)、やめました。外観の塗装も行います。サイドミラーステーのさびも何とかしたいということで、交換することにしました。

まずは資材発注です。ネットで注文順にかかったお金を記載します。()内送料

1.張替用シート 710(770) 計 1,480.

2.バッテリー        2,980.

3.ショートミラー   2,080.

4.カウルクリップ(10個)   820.

5.耐熱塗料(スプレー缶) 2,860.

6.水性塗料、1kg缶、2色 3,423×2(699) 計 7,545.

 合計 17,765.- でした。

かかった時間は、1日目(土) AM6時間、カウル解体、バッテリー・ミラー交換、緑塗装1回目です。2日目(日)PM2時間、塗装緑2・白1回目です。3日目(祝)早朝1時間、塗装白2回目、休憩をはさんで昼から組付け2時間の計11時間もかかりました。塗装がメインで、ガレージを締め切って作業したため汗を計3リットルほどかきましたが、初めての水性塗料のため、塗料にも苦労の結晶である滴り落ちる汗が配合されました。

水性塗料は、筆洗いや希釈等のハンドリングがよく、当然薄塗りが基本です。乾燥すると薄目で筆むらなどが目立ちません。艶消しですが、仕上がりは悪くありませんでした。作業温度も重要で、気温が高かったためもう少し希釈してもよかったかもしれません。冬は全然乾かないため、塗装作業は控えましょう。

総評として、今回は材料をすべてネットで注文しましたが、はるばる中国から1週間程度で送られてきたり、塗料が在庫切れで、週末に間に合うかとひやひやしましたが、なんとかうまく届きました。余裕をもって発注しましょう。また、フルカウルの原付を初めてばらしたのですが、少ないねじ等でうまく固定できるあたりはさすがだと感心しました。注意点としては、カウルを外す場合に、プラスティック製のカウルクリップが壊れます。今回は4つ必要でしたしたが、10個セットを購入しました。あと1.5回の解体が可能です。カウルを外した際に、当然破損して、急いで発注しましたが、翌日届いたため助かりました。本当に便利な世の中になったもんです。

試乗すると、点滅しなかったウィンカーも正常に作動し、灯火類も健全です。あとは、グリップの同色化とホイール、タイヤへの塗装類ですが、たぶんやらないでしょう。

アクセントとして、族車の集会仕様風のフードを付けてみました。以外にしっくりと収まります。風よけにもなるため、強風時以外はとても便利です。しかし、三女は受け入れてくれませんでした。しょうがなく、また取り外しましたとさ。 ~おしまい~

2025年7月2日水曜日

ユーザー車検

 車のユーザー車検に行ってきました。

現在乗っている車は、BMWミニの初代のR53です。娘が二人ともマニュアル免許を取得して、運転できなくなるのでどうしてもマニュアル車に乗りたいとの要請を受けたものです。


この車は、室内空間はミニ(狭い)ですが、スーパーチャージャー搭載で機敏に走ることと、視点が低いため、ゴーカートフィーリングと呼ばれています。車好きには非常にお勧めです。

帰国前に購入したため、名義が娘になっていて、付き添いというか、技術指導の名目で二人で陸運局へと向かいました。※事前予約が必要ですよ。

私は車の知識が多少あるため、学生時代からずっとユーザー車検で通しています。その間、制度や設備等にも変化があり、今回初めてレーンの検査前に、初めてですか?と娘が聞かれて写真のプレートをくれました。

このことをブログに書こうと思ったのは、陸運局の検査の方が非常に親切であったからです。

まず外回りの灯火類等の点検時に、検査のため助手席の私は降りるように指示されました。丁寧にご指導して頂き、いざ、ブレーキ検査に。その時の写真がこちらです。

ブレーキ類の検査が終わり、次の排気検査まで進むのに、ブレーキ検査の段差から、エンストして車が出せません。普段は割と上手に運転するのに緊張していたのでしょうか?

ほぼ全員の検査官が集まってきました。もっと緊張したでしょう。運転を代わってくれというので、許可を頂いて前進しました。

結果、ライトの光軸と光量、ナンバーライトが切れていました。ライトの検査はロービームだけに変更されたと思っていたら、関東は車が多いせいか、来年の8月からだそうです。光軸調整に行ったら、軸を調整するネジが折れているということで、修正不能でした。出直しです。オークションでライトを調達することにして、陸運局をあとにしました。残念!

2025年6月4日水曜日

愛車遍歴④ SR400

 かなりの情熱を注いだSR400の紹介です。

大学生の頃、教習所で車の普通免許とバイクの中免で同時に通っていました。先に車の免許を取得して、車が便利で楽しくて、中免は放棄しました。

時は流れて・・・

中免を取ろうと一念発起しました。とりあえず練習用にヤフオクで15万円ぐらいで購入したのが、このSR400です。

大学生時代にCBR400RRのエンジンを搭載したCB-1に乗っていました。免許の話はおいておいて、まだ出力の規制前の時代で、ちんこがちぢみあがるぐらいの恐ろしい加速でした。基本、アクセルはオンかオフだと勘違いしていたので、何度か死にかけました。

SRは程よいバイクです。軽量でシンプルなシングル(単気筒)。独特の振動さえ我慢すれば、丁度よい安全な出力です。

日曜日に保安協会が実施する講習を受けて、翌日の一発免許に合格しました。なんか、制度が変わって救命措置等の講習を受けないと免許を交付してくれません。

無事に免許が交付されての最初の土曜日に免許持ちの初ツーリングに出かけました。やましい気持ちも無く、快適なツーリング中に、こけましたー

単純にコーナーにオーバースピードで進入して、曲がりきれないと判断しての転倒です。原付時代から転び慣れしているため、バイクのボデーの損傷はありましたが、私のボデーはおおむね大丈夫でした。

バイクがガードレールにつっこみ、大きな音がしたため近所の人が集まってきました。親切に私の安否確認をして頂きましたが、本当は足に激痛が走っていたのですが、作り笑いで大丈夫ですと回答。恥ずかしいので、バイクを無理矢理引き出して、『アディオス』と言い残し、その場から離れました。(エンジンは大丈夫でした)

少し離れてから、損傷の程度を確認すると、ハンドルとリアブレーキは曲がり、フロントブレーキレバーは折れていました。フロントフォークも損傷し、タイヤのアライメントはグダグダです。低速でタイヤをブルブルさせながら家まで帰りました。

復旧作業です。ヤフオクでパーツを探して、思いきってセパハン、バックミラーを新調しました。嗜好はカフェスタイルです。半年程度の時を経て、華麗に復活した頃の写真です。

平日に船に乗って、江ノ島までツーリングにも行きました。軽自動車の車検証でETCも付けました。デビュー戦の帰りに土砂降りに遭い、ETC本体が壊れました。(自動車用で防水機能が付いていないため) 共に過ごした思い出深い愛車でした。

車検も2回、ユーザーで受けました。排ガス規制前の年式のため余裕だと思っていたら、ハイフラと音でひっかかりました。音量はと聞くと100dB、規制値はと聞くと99dBとのこと。頭にきたので、マフラー出口の内側に蝶番のボルトを入れました。再検査で軽くパスです。5dBほど下がったみたいでした。

インドネシアへの赴任が決まりました。バッテリーレスのため、キックでしかエンジンがかけれません。子供に2週間に一度はエンジンをかけて欲しい旨を伝えて、キックの練習をしましたが、一度も成功することはありませんでした。

お別れの時がきました。ヤフオクに出品です。18万円でわたしの元を去っていきました。

排ガス規制の関係で絶版となりましたが、YAMAHAが誇る名車でしたさ。おしまい

2025年2月13日木曜日

愛車遍歴③ アルファロメオ159

アルファロメオ史上、最も売れた159です。世界で最も美しいワゴンと称された車です。

その昔に、その勇姿を初めて見た時は感動しました。イタリアンテイストのピニンファリーナデザイン。500万円ほどの価格に断念しました。

時を経て、ヤフオクで10万ほどで見つけた時は、即入札からの落札です。わざわざ自宅まで届けてくれて、前オーナーが大切にしていたと感じられるものでした。

アルファロメオクウォリティ〜はウンコです。すぐにダメになるであろうサイドミラーのゆるゆる(強力なバネに対して、貧相なプラスティックがすぐ壊れる)。パワーウィンドウもすぐに動かなくなりました(これもスイッチのサポートプラスティックがすぐに破損する)。秀逸なのは、ツインスパーク(TS)エンジンでしょうか?ルノーだけど・・・

全てをデザインが凌駕します。

イタリア車に乗る人は変人です。おおらかな気持ちを無くしては、お付き合いできません。遠出はビックチャレンジです。故障しないようにと祈りながらハンドルを握ります。

車検を2回ほど通したので、約4年ほど乗りました。もちろんユーザー車検ですが、光軸のズレ、光量不足、エアバックの警告ランプ等苦労しました。車高の最低基準である7センチのクリアも苦労しました。

イタリアの弱小ブランドで、デザイン以外に優秀なものはありません。(その昔の娘の名前を冠したジュリアクーペは秀逸です)

イタリア車といえば、跳ね馬がデザインのフェラーリが有名ですが、チンクのフィアットとアルファロメオも愛して欲しいと思います。

がっ、これからEVやハイブリットの時代にデザインだけで生き残れるかが、とても心配になるこの頃です。ある程度の量販がなければ、中古市場が下がらないからです。外車の年式は、解りにくいので、デザインと塗装の程度が良ければ褒められます。これからもレアな車を乗り継いでいこうと、あらためて感じましたとさ。

2024年12月9日月曜日

愛車遍歴② 916スパイダー(アルファロメオ)

簡単に説明すると、イタリアのアルファロメオが製造する(私の車に対しての最後の憧れの)オープンカーです。その2代目で、型式が916です。この代だけ、オープンではないGTVが存在します。(お約束のナンバーを916で取得しましたが、気づく人は誰もいませんでした)

エンジンはアルファのTS2.0(ツインスパーク、2000cc)です。V63000もありましたが、高速走行時に車内が高温になるとのうわさを聞き、TSを選びました。

FFになり、車重が重いことからエンジンが非力で、メーターは260km/hまでありますが、高速道路で長い時間をかけて180kmまで出したのがやっとでした。

ヤフオクで自賠責保険込みの30万円で落札し、7月頃に山梨ぶどう狩り特別列車に乗って、八王子まで取りに行きました。帰りの首都高でエアコンが効かず、窓を開けると更に暑く、汗だくで運転したことをよく覚えています。

幌オープンは手動でロックを解除し、あとは自動でできるはずなのですが、開閉のギアがすぐに壊れるため、無駄な投資はあきらめて、ほぼ手動で操作していました。ロックが固く、特に冬場は幌が縮む?ため、非力な人ではオープンにはできません。

オープンカーは最高でした。人目を気にするため、お洒落せずには乗れません。秋の早朝、ヒーターをつけつつ高速道路走ると自然に気持ちと速度が上がります。助手席に置いていた朝マックが袋ごとぶっ飛んでいきました。お洒落して、業務用スーパーの買い物袋をシート後ろの小物スペースに放り込み、颯爽と車に乗り込み、走り出す様はまさにイタリアンなイケおじです。

パチンコ屋の駐車場で、バックでスペースに入れようとしたら、シフトの内部の部品が折れました。エンジンは好調ですが、動けません。レッカーです。車高が低いので心配していたら、大丈夫です。上手に近所の信頼できるお店まで運搬してくれました。

外車あるあるなのですが、近所の車関係店舗では部品がありません。ワイパーブレードの交換はできませんでした。バッテリーとかタイヤもサイズが特殊です。ただ今は、ネット販売が活躍します。車検を通すためにマフラーの排気漏れを修理しましたが、結局治せずに、オークションでたいこだけ落として装着しました。

一度だけ峠を全力で走行しましたが、車幅があるため、下りであれば、意外にキビキビと走りました。無駄に太めのタイヤを履いている訳ではありません。

たまたま、近所に国内有数の優良アルファの専門店(ジュリアでレースにも参戦している)がありましたが、新しい車(すでに10年落ち以上でした)はエンジンルームが狭いことと電装系がめんどーなため?別の優良店を紹介されました。

生活するための日常の足ではなく、四季を感じながらのドライビングを楽しめる、そんな素敵な車でした。

※長距離ドライブは故障が心配でオススメできません。不安な人は国産車に乗りましょう🎵

2024年9月10日火曜日

愛車遍歴① トレノGTV(AE86)

 ネタ切れのため、愛車遍歴を書きたいと思います。

一回目は、ハチロクの愛称で有名なもののうち、スプリンタートレノ(3ドア)左側です。当時、ディトラクタブルライト(パかッと開くやつ)に憧れていました。雑誌の裏の「売ります・買います」コーナーで見つけて、栃木県まで取りに行き、フェンダーが錆びているから(お約束の不具合)1万円値引きして、10万円で購入しました。多分10年おちでした。乗って帰って、家の前でサイドターンをしたら、縁石にヒットして、ラテラルロッドが曲がって後輪がぼよーんと飛び出しました。(構造上補修は簡単で、逆サイドがヒットした場合は重症でした)

簡単に説明させてもらうと、AE86とは車の型式です。その内、トレノとカローラレビン(写真右側)の2ドア(クーペ)と3ドア(ハッチバック)があり、グレードはAPEXGTGTVです。エンジンは名機4AG1600ccで、85(ハチゴー)と呼ばれる1500ccもありました。

当時一番人気は、レビンのクーペ、白黒ツートンでしたが、私は白に黒のモールで85とバカにされていましたが、後のイニシャルDの藤原とうふ店と同タイプです。

ショックだけBS5段調整に自分で交換して臨んだ、初めての筑波サーキット走行では115秒ぐらいで、最終コーナーのゼブラを使った走りでフレッシュマン賞を頂きました。ノーマルブレーキパッドのため、3周目ぐらいから垂れ気味で、アクセルもブレーキもonoffのみで走行したのをよく覚えています。

当時は解体屋に行けば、在庫が沢山山積みにしてあり、ドア15000円ぐらいでした。外国人5人ぐらいで2時間ほどでばらばらにして、最後をフレームをスクラップにするような感じでした。タイヤの消耗も激しく、夜に〇―ト✕ックス等に排タイヤを拾いに行っていました。

軽量で(と言っても1tちょっと)よく回るエンジンですが、若干非力のためタイヤのサイズは185-60-14(幅-偏平率(アスペクトレシオ)-ホイールサイズ)がベストだという結論に達しました。

スキーに行くのにノーマルタイヤでFRのため山が登れず、安いチェーンをまいてバックで登ったこともあります。彼女との初デートでのドライブ。途中からあまり話をしなくなったので、あまり好かれてないと思ったら、乗り心地が悪く、吐きそうだったそうです。

199397年までの約4年乗りました。その間に社会人となり、爆音マフラーのせいで会社の裏の駐車場に停めろとの指示を受けたり、社会不適合者と思われたりしましたが、思い出深い楽しい車でした。-おしまいー

㊗️大阪万博閉幕

 大盛況のままに、閉幕を延期して欲しいとの要望に某党の代表を務める大阪市長が国際規約で延長は出来ないとの答弁。なにせ、大盛況のままに無事閉幕しました。 開幕時に同様のタイトルで大成功を願うブログを投稿しましたが、これほどのエンディングを迎えるとは考えていませんでした。 実は閉幕直...