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2025年8月29日金曜日

タイ観光13 〜アユタヤ攻略編 総集編〜

 地図にまとめました。車移動編です。

①「ゴンコーン市場」◯

②「旧日本人町」◯

③「ワット パナンチューン」△

④「ワット ヤイチャイモンコン」◎

 アユタヤ中心部 徒歩で移動(下の徒歩移動編参照)

⑤「ワット チャイワッタナーラーム」◯

⑥「ワット プーカオトーン」◯

次は徒歩移動編です。

①「パブリック駐車場」に停めました。

②「ワット プラシーサンペット」◎

③「王宮」⭕️おじいさんと犬がいた場所です。

④「ワット プラマハータート」◎根に仏の顔です。

⑤「ワット ラーチャブーラナ」◯トウモロコシです。

⑥「プランビュー」◯ランチのお店です。

⑦「ワット プララーム」◯

⑧「アユタヤ歴史公園」とあったのですが、行ってみたら公園を管理するただのオフィスでした。

⑨「大きな駐車場」ここでも良かったかもです。食事も可能ですが、ビールは無いそうです。

⑩「ワット ローカヤスタ」◯涅槃像がいらっしゃいます。

個人的な私のアユタヤの印象ですが、400年以上も貿易で繁栄した都市です。遺跡の範囲も広く、現在も大学などもあり、多くの人々が生活しています。遺跡も認定されないもの、放置されているものが数多く存在します。こんなに広い範囲の世界遺産は初めてです。そのため、時間がない人には◎がお勧めです。ワット プラシーサンペットを訪れた人の99.9%の人が行かない王宮も、特に喫煙者の人にお勧めです。罪悪感なしに一服できますよ。

時間がある人は、宿泊するのもお勧めです。夜のライトアップはかなり見応えがあると思います。見てないけど。ただし、機動力は必要です。車かバイクは借りましょう。

アユタヤ王朝時代には、タイ仏教が信仰され、次々と沢山の大きな寺院が建設されていました。それらを背景として、現在のタイの信仰が継続しているように感じました。タイでは宗教の自由は認められています。でも、国王は仏教じゃないとダメなそうです。なんじゃそれ的なところはありますが、寺院で熱心にお参りする人たちをみると、生活に深く浸透していると感じます。いろいろな場所で、初めて、大部分は早朝に托鉢も見ました。

お参り時に、金箔を貼る文化は独特だと感じました。持ち帰ろうかとも思いましたが、タイ文化にならって貼り付けてきました。同じブッダですから。お花のマリーゴールドも素敵です。日本より花びらの数も大きさもすごく、南国風の感じが好きです。

タイに行くなら、アユタヤは絶対にお勧めです。できれば、入国直後に行きましょう。より一層タイを理解できて、好きになるでしょう。

2025年8月28日木曜日

タイ観光12 〜アユタヤ攻略編 その2〜

 次は木の根に埋もれた仏像の顔で有名な『ワット プラ マハータート』を目指します。

移動の際の注意点は、広い施設なのに、管理上の制約のためか出入口が一つしかありません。グーグルさんの徒歩で入口を確認した上でルート選定をした方が良いです。当初はバイクを借りようと考えていたのですが、現地で徒歩踏破が可能と判断しました。もう一つの理由は、スマホを紛失したことです。地図を見ながらじゃないと移動出来ません。

なかなかの寺院跡ですが、少し飽きてきました。ここは頭を破壊された仏像群がとても印象的です。私は施設内を入って時計回りに巡ったのですが、終盤戦に例のお顔がありました。

なんとも印象的な雰囲気です。滅ぼされたアユタヤ王朝への哀愁を感じます。しかーし、300年ほど前に破壊されたものです。修復の際に、バイトのイタズラ小僧が、ピッタリじゃね〜とか言ってはめこんだものでしょう。

その証拠というか、少し進むと修復にうまく利用できなかった石材の内、建物部分(左)と仏像(右)に分類されて整然と並べられています。仏像の頭部は隅の方に置かれ、放置されています。

全体的に補修が雑だと感じました。白っぽいモルタル部分が補修したと分かるのですが、感性に従い、模様が入っていたりします。世界遺産に登録されるとむやみに手を加えられなくなるそうです。いつ補修されたかは分かりませんが、割合ルーズに管理されていた模様です。

拝観料について、1箇所80Bです。お得な6箇所巡れる共通チケットは、200Bでした。2.5箇所以上拝観すればお得です。迷わず購入しました。チケット売りの人が嬉しそう笑顔で手渡してくれました。しかし、チケットには対象のお寺の名称が書いてありません。さらに、一か所だけチケットの裏にハンコを押されました。

後で調べて分かったのですが、以前は1箇所50Bで、共通が220Bだったそうです。また、6箇所の内、2箇所はアユタヤの川の外にあります。30日有効で、各箇所1回の拝観が可能だそうで、ハンコの意味が分かりました。ほとんど共通チケットが売れずに、皆さん単発で購入するそうです。笑顔の意味も分かりました。久しぶりに売れたのでしょう。私は奇跡的に5箇所巡りました。得した気分になりました。


次は、「ワット ラーチャブーラナ」に向かいます。

歩道を歩いていると、ブロックが破損していました。せっかくなのでこちらも修復が必要です。

この寺院は、トウモロコシ型の塔がシンボルだそうです。多くの宝物が発掘されたそうです。それよりも気になったのが、真っ昼間に世界遺産の木の陰で爆睡しているおばさんです。思わず写真を撮りました。

お昼にします。向かいのお店に入りました。観光地価格を警戒してか、お客さんがいません。トウモロコシを見ながら食事をしました。タイ風炒飯が150Bでした。


お腹は満たされたし、体力も少し回復したので攻略再開です。徒歩移動を開始します。

人の気のない運動器具が充実した公園や水が出ていないし人もいない噴水の横を通り、誰のために営業しているか分からない商店街(観葉植物、熱帯魚、サボテン)を抜け、あちらこちらに点在する史跡を見ながら、「ワット プララーム」を目指します。

説明しよう!

右上からやたらと運動器具が整然と並ぶ公園の一角です。噴水は、タイ人大好きな象の像がありますが、お鼻の先からは水が一滴も出ていません。残念。

お客さんも店員さんも見当たらない商店街です。観葉植物?熱帯魚?屋さん、意外に充実したラインナップのサボテン専門店がありました。公園内にも多くの名もなき史跡が点在していました。




「ワット プララーム」に到着しました。午後になり、気温と日差しが増してくる頃合いです。観光客の姿もまばらで、日帰りツアーのお客さんは既に近辺にはいない模様でした。もう史跡はお腹いっぱいだったのですが、なんとか完走しました。

象の乗場となっているエレファントキャンプを通って駐車場に戻る途中で大きな駐車場を発見しました。たぶんこちらが正式な駐車場で、こちらも無料です。車まで戻り、ここから車移動です。

「ワット ローカヤスタ」お釈迦様の横たわる涅槃像がいらっしゃいました。目を開いていれば入滅前の涅槃(ニルバーナ)の状態です。閉じていれば入滅後だそうです。こちらはなんとも穏やかな目を開いたお顔です。

しかし、写真でお分かりの通り全身が黄土色で仕上がっています。リニューアルオープンというか、あまりありがたみのない綺麗さです。

角度を変えて見てみると、立派な扁平足(超人の特徴のひとつだとか)です。80歳のわりには背筋も伸びています。足の指の長さが等しいのも特徴らしいです。私も涅槃の境地に辿り着きたいと思いましたが、当分無理でしょう。

次は最終の「ワット チャイワッタナーラーム」に向かいました。ここは川の外側の川辺に位置し、船からの観覧も風情があるそうです。沢山の観光客がいて、タイの民族衣装を纏い、写真撮影にいそしんでいました。あちこちで写真撮影中で、何枚も撮影して足止めをくらうため、そそくさと退散しました。ここは期せずして共通券が使えました。

一部補修工事を敢行していました。何やらのんびり補修中です。勝手に模様などをつけないよう、せめて色合わせをして補修跡が目立たないような配慮がほしいものです。

締めの「ワット プーカオトーン」に行きました。遺跡に満足したなら的なことが書いてあったので、行って見ました。意外に年月を感じさせるたたずまいです。上まで登って見ましたが、そこまで高くないため、目を見張るような眺望ではありません。ただ、下を見ると、小さな遺跡に囲まれています。おそらくなにかあった所に再建したものと思われます。残念ながらお客さんもほとんどいなくて、地元のギャル風JKがバイクで暇つぶしに来ていました。白人系の男女がバイクで来て、JKに写真を撮ってもらうようお願いしましたが、無視されていました。おそらく英語が分からなかったのだと思います。たまりかねて、写真を撮影してあげました。大変感謝されましたとさ。


夕方の渋滞に巻き込まれそうなため、ぶっ飛ばしてというか、タイの人の運転に合わせてぶっ飛ばして帰りました。明日は帰国です。身だしなみを整えるため、というか、現地潜入レポのために床屋に行きました。タイではあまり床屋を見かけませんでした。バンコク市内で一カ所見つけたのですが、250Bと高いと思い見合わせていました。場末の床屋に行きました。想像以上の店構えです。ちゃんと扉もあります。夜でカット中に虫に刺される心配もありません。写真はありませんが、道具類も充実しています。丁寧に仕上げてくれましたが、200Bでした。ボロいバリカン1丁を丁寧に調整しながらカットしていたインドネシアでの私の行きつけを懐かしく思い出しました。(過去記事参照)             これにて8日目終了です。

2025年8月23日土曜日

タイ観光11 〜アユタヤ攻略編〜

 あまり関心が無かったアユタヤに行くことにしました。行くからには完全攻略を目指します。ホテルからは1.5時間ぐらいで付くので、開店時間を考慮して、朝食をとり、身だしなみを整えて、7:30に出発しました。

最初の目的地は、「ゴンコーン市場」です。ここは色々なお土産品を売っているということで、期待しないで向かいました。

開店直後に立寄ると、全ての店が開店していませんでしたが、他であまり見ない陶器や木工の民芸品、スパイス等も販売していました。以外に良いです。お勧めします。

次は、「旧日本人町」です。確かに、400年ほど前に、この地に日本人町があったとは驚きです。ちょうど、タイの小学生が200人ぐらいいて、大変混雑していました。資料館は少しで、あとで自分で調べましょう的な内容でした。そそくさと次に移動します。一応、おすすめです。

次は、「ワット パナンチューン」です。ミャンマーとの戦いで、唯一被害が無かったと聞き、訪れましたが、中が結構広くて、残った仏塔(ストゥーパ)を見つけれませんでした。金の大仏様を参拝して終了です。


次は、「ワット ヤイチャイモンコン」です。ここのストゥーパは迫力があり、見ごたえがあります。過去の荘厳なアユタヤ王国をイメージさせる立派な寺院でした。今後の史跡巡りが楽しみとなりました。こっそり白のペンキを塗っているおじさんがいました。ここはペンキおじさんが減点対象ですが、グループ等でアユタヤにあまり興味が無い人を最初に連れていくには非常に良い場所だと思います。私がそうでした。おすすめです。

いよいよ川に囲まれた中心部へと向かいます。途中にストゥーパを有効活用したロータリーがありました。大胆です。

中心部では、数箇所ある見たい史跡の中心にあるパブリック駐車場に車を停めました。最初に向かったのは、『ワット プラ シー サンペット』です。

いきなり歩道で象に出くわしました。観光客を乗せるようですが、待っていると、生涯最大の至近距離で横を通過して行きました。動物虐待と批判もありますが、乗っているのはほぼ日本人でした。興味のある人は、エレファントキャンプから乗れますよ。

ここは、三つの修復された大きな塔のある、壮大な宮殿跡だそうです。復元模型を観察してから、史跡を見学するのが良いでしょう。模型の写真を付けておきます。栄華を誇ったアユタヤ王朝の、盛者必衰の理を表し、タイムスリップしたような感覚になりました。

全般に、基礎の施工が甘く、塔の中心の重量がかかる部分は概ね沈下しています。破壊されたものか、自分で崩壊したのか、判断に迷う部分はありますが、建設当時の荘厳さは伝わってきます。

入り口のちょうど反対側の北側に出入口があります。北側全てが史跡のようですが、ほとんど修復されていないため、草むらに少しだけ土台が残っている状態です。遊歩道は整備されています。完全攻略を目指しているため、王宮を目指しました。

王宮が見えてきました。人の気配がありません。いざ、入ろうとすると、おじいさんと犬がいて、犬が吠えかかってきます。おじいさんが静止しなければ、噛まれていたでしょう。中に入ると、靴を脱げ、と注意されました。よく番人のおじいさんを見ると、世界遺産の木造建築物の中で喫煙しています。信じられないと思いつつ、ご一緒させていただきました。

私が知る限りでは、私以外は誰一人としてここを訪れる人はいません。おじいさんは、弁当とタバコ、飲み物持参で一日中番をしている模様です。かなり高齢のようですが、もし、アユタヤを訪れる機会がある方は、ここを訪れてみておじいさんの安否を教えてくれたら幸いです。その際は、犬に気をつけてください。よろしくお願いします。最後に、写真撮影の許可をいただいて撮ったパノラマ写真を添付します。結構広い建物に、おじいさん(写真中央の少し右)と犬(中央の少し左)がいます。

ぐるりと一周して、出口に向かおうとしたら、東側に地元の中学生ぐらいの子供たちが自由に出入りしている通路がありました。体力消耗を防ぐためにしっかりと利用させていただきました。

まだまだ続きますが、長くなってきたので、その2に続きます。



2024年8月2日金曜日

草津温泉にいってきました。~おすすめ近隣観光②~

 一泊二日で草津温泉に行ってきました。近隣観光の締めくくりである富岡製糸場についての紹介です。

世界遺産は認定前も含めて、20箇所ぐらいに行きました。毎週日曜日にキャノンプレゼンツの世界遺産を見ています。初期に認定された世界遺産は誰でも知っているレベルのもので、わかりやすかったのですが、最近は認定理由がわかりづらいものが散見されます。ここもその一つで、突撃して確認したいと思いました。

冬にスノボに行く際に、関越自動車道から上信越自動車道に入ると右手にあり、案内看板が出てきます。高速からも近いみたいで、いつも気になっていましたが、ついにチャンスがきました。しかし、到着は午後4時です。閉館まで一時間しかありません。

説明書きが日本語のため、お陰様ですいすい進めました。中は結構広く、メインの工場の他、保管倉庫や医務室、居住区もあり、社員寮もあります。感想はというと、明治以降の日本の近代化と絹産業に貢献した輝かしい歴史を知ることができました。

見どころとしては、

官営工場創設に尽力した、新札の渋沢栄一などの人物

工場設立場所の選定理由

おフランス製の機械とともに導入された建築様式

世界一をほこった生産量の秘密

現存するものは、工場閉鎖時の最終形態ですが、初期の様子などを確認できますし、その保存に貢献した片倉工業など です。

以前に合掌造りの白川郷を訪れた際に、雪深い地域であるため、夏に二階以上で蚕を育て、冬にまゆから生糸を紡いで生計を立てていたことを思い出しました。

人の手による品質のばらつきを機械化により、品質と生産量を向上したことが功績となります。(他にも生産量を上げた秘密が紹介されています)

面白いのは、もともと重要文化財でしたが、世界遺産に認定された後にあわてて国宝に指定されたことです。てへぺろですね。

上野の西洋美術館の次にアクセスが容易なため、ぜひ足をのばしてみて下さい。

2024年4月24日水曜日

世界遺産の「白川郷」について思うこと

 四月ぐらいに訪問しました。行きの高速では雪がちらつき、まだとても寒い頃でした。

駐車場に着くと、まだ空いている感じでしたが、数台の大型観光バスで外国人の観光客が押し寄せたため、空いているところから回ろうと、人けのない駐車所の南側の野外博物館に行きました。

順路に従い、最初の合掌造りの建物に入ると衝撃的な内容でした。昭和初期の新聞の切り抜き等が展示されていて、忘れられたとか見捨てられた集落という記事、また、冬に医者の到着が間に合わずに亡くなった母子の記事等が展示されていました。

全部で様々な場所から移築された十数棟の合掌造りの建物があり、それぞれのテーマがあり、実際の暮らしぶりが感じられ、二階以上の、冬の生活の糧となる蚕による絹の生産まで知ることが出来ました。

障子の張替をしている方がいて、内外を仕切るものが障子しか無いことに驚き、すぐに破れるのではとの質問には、意外と丈夫との回答。採光のために必ず必要で、濡れても囲炉裏の効果で乾くと説明してくれました。ただし、そこは人が住んでいないので、すぐに破れるそうです。

その後にメインの街並みを見学しましたが、とても感慨深く、そこに住む人々も含めて見学することが出来ました。のちにテレビで見たのですが、居住箇所は十分に防寒対策をして、外見には慎重に配慮した暮らしをしている家族もありました。防火対策にも力を入れていて、一斉放水は風物詩となっています。

歴史と大型木造建築物、生活にかかる知恵と工夫は世界遺産に相応しいと感じました。しかし、自身も当初は、雪の重さに耐えるために尖がった茅葺の木造建築の集落という認識しか無く、その背景等は知りませんでした。ぜひ、見学される際は野外博物館からスタートすることを強くお勧めします。


2023年12月3日日曜日

世界遺産を巡る旅 〜マラッカ編〜

 マラッカは歴史的に海上交通の要衝であり、交易の中心地であった。世界最大のイスラム教徒を抱える我がインドネシアにイスラム教を布教するため出港したのが、ユーラシア大陸とつながるこのマラッカからである。

ってクアラルンプールの博物館に書いてありました。すぐ前には、海賊で有名なマラッカ海峡があり、大型船の航行が確認できますが、重要港湾の面影はまったくありません。

歴史を感じながら、散策を楽しもうと、オランダ広場を出発点とし、早めに駐車場に入れて出発すると、躓きました。Christ Church Melaka は月曜が休館日です。

くじけずに、セント フランシス ザビエル教会に行くと補修のため?に休業中でした。

運河沿いの日陰を選んでオランダ広場の前まで戻り、ザビエルさんの遺体が一時保管されたセントポール教会、A Famosa を見て、トイレに行きたくなったため、Muzium Rakyat というなにか分からない博物館で休憩。マラッカタワーへと向かいました。

マラッカタワー

ここはおすすめです。
回転しながら上に上がるシステムで、意外に混むため早い時間がお勧めです。

マラッカの街を一望できる上に、エアコンが効いて涼しいです。歩き疲れの休憩にも良いでしょう。近くで飲み物を購入して待つのが良いでしょう。

一望できる景色の写真が右の二枚です。
上の左下に写っているのが、マラッカ海洋博物館です。

下の右下に写っているのがなにかわからない博物館です。中央の山の上にセントポール教会があります。

海洋博物館はただの子供の遊び場です。
せっかくなので写真を1枚。パチリ

「海賊王にオレはなる」的なアレです。モデル:妻

橋を渡り、ジョンカー通りから散策。ニョニャ料理を堪能したら、なにせ暑いのでホテルでプールがお勧めです。上の写真の中央にある屋上プール付きのホテルへの連泊が良かったと思いつつ、皆さんにお勧めします。マラッカは夜の街並みも良いですし、水上バスも遅くまで運航しています。さすがに一日は動けないため、ホテルの選定は重要です。
私たちは、暑い日中は空いているということで、1時間かけてグデッ温泉に行きましたが、絶賛リニューアル中で入れませんでした。
気を取り直して、海辺の夕暮れのモスクに向かいましたが、こちらも改装中のため立入が出来ませんでした。
書いていたら、不運なのか情報不足なのか、飽きてきたのでこの辺で。
マラッカの夜の散策も良いですよ。雰囲気が違って。涼しいし、人も多いと思います。運河沿いのバーもお勧めです。


2023年11月27日月曜日

プランバナン寺院

 ジョグジャカルタにあるプランバナン寺院に行ってきました。

正直、その存在すら知らずに、世界遺産という動機でのあまり期待していない訪問でしたが、祠堂(しどう)の大きさ、レリーフの美しさ、意識して初めて触れるヒンドゥー教の世界観等に圧倒される素晴らしい(バグース)遺跡でした。

インドネシアは多民族で五つの宗教が認められ、宗教の自由が保障されていますが、8世紀ごろに、仏教(ボロブドゥール遺跡)とヒンドゥー教が共存していたことを示す重要な文化財です。

ヒンドゥー教の三大神を祀る3基の主要な祠堂を中心として、かつては240基にも及ぶ祠堂があったそうです。大きな地震等で完全に損壊していたそうですが、日本も協力しての復元により、現在の荘厳な遺跡となっています。

レリーフやあらゆるところに修復の痕跡があるものの、千年以上も前に思いをはせるには十分な見ごたえがあります。ちなみに周囲には、修復するつもりがあるかどうかわからない石が沢山あります。観光客に自由に修復させてみたらどうだろう。

中はすごく広く、日中とても暑く、順路も決まっているため、日傘と水を持参で訪れるのが良いでしょう。ちなみに入口付近で日傘を貸しています。(ボランティアのおばさんが有料で)

現地で写真もたくさん撮ったのですが、ぜひご自分の目で確認してほしいため、掲載を控えたいと思います。

プランバナンについては、ウィキに充実した内容で紹介されています。一部参考とさせてもらっていますが、訪問前にぜひ熟読してからお越しください。日本人にはヒンドゥー教は接点が少ないため、(ヨガぐらいかな?)良い機会になると思います。ちなみにバラモン教から派生した宗教が仏教とヒンドゥー教だそうです。兄弟みたいなものですね。           (諸説あり)


2023年10月3日火曜日

2023.9月 ボロブドゥール最新情報

 念願のボロブドゥールに9月23日(土)に行ってきました。

現地情報が乏しいため、最新情報をお届けします。ご自身の目で確認して頂きたいため、写真は最小限とします。



当日は午後の2:30時頃に到着しました。入場券を購入するタイミングでガイド付きツアーを確認したら、最終の3:30集合の4~5時のツアーならいけるということで、早速購入しました。

大分前からボロブドゥールに登ることは禁止されていて、6月からガイド付き及び損傷防止のサンダル(持ち帰れる)支給で限定1200人までとされていましたが、まだ継続していました。

ここまで来て、様々なレリーフやストゥーパを間近で見れないのは残念なため、間に合ってよかったです。ただし、最上階の10階のみ立入禁止です。

ちなみに服装の規定は無いみたいで、半そで、短パン(7分丈)、サンダルで行きましたが、足元を確認して、損傷防止用のサンダルはくれませんでした。他の人もゴム系のサンダルの人はそのままでした。

ガイドは英語とインドネシア語を選択可能です。

ガイドは人にもよると思いますが、仏教観の煩悩を滅脳して悟りの境地であるニルバーナ(涅槃)や沢山の観光客で沈下したことなどを熱心に説明していました。8階からは自由行動です。本当は、物語風のレリーフの説明がほしかったです。ガイドをつけた意味は?

とにかく暑いです。ブランバナンでは日傘を貸していましたが、女性の方は折り畳みの日傘を持参するとよいでしょう。

帰りは修復に利用されなかった石墓場、迷路のようなお土産屋さんを通って帰りました。

土曜の夕方でしたが、歩道に敷物が敷いてありました。その理由は晩御飯を食べに来た時に解りました。ホコ天にして、土曜祭りが開催されていました。子供から若者、お年寄りまで屋台で買い食いしながら、自由に楽しんでいました。


私はというと、ビンタン大びん2本を持ち込んで、串焼きをお腹いっぱい食べました。内訳は、バッソ(牛肉団子)、イカン(魚の練り物)、イカ、etc で400円ほどでした。

BINTAN BEERが飲みたい方への情報です。高級ホテルは大丈夫と思いますが、中華料理店のBenoa  Borobudur Resto & Gallery にもあります。購入の場合は、Rani  Jaya という商店にあります。冷蔵庫の奥に隠してあるため、店員さんに声をかけてください。本来なら販売禁止のため、黒い袋を二重にして入れてくれました。因みにプランバナンでは、場内で飲めます。調べてみると、ボロブだけ中部ジャワ州でお酒の扱いが厳しいみたいです。


現在は、有名な「Manohara Hotel」が営業していないため、サンライズツアーがありません。そのため、近くの「Punthuk Setumbu」ストゥンブ丘に行く場合は、近くの宿をお勧めします。

寝坊助のため、明るくなってから出発しました。アスファルト道路を裸足でジョギングしているおじさんに会いました。丘に着くと、なんと入場料がボロブと同額の500円でした。

15分ぐらい登ってみると、沢山の人たちが集まっていました。なんとか撮影した写真がこちらです。


朝霞がかかりやすい条件と朝日でなんとも幻想的ではありました。ボロブを隠したと言われるムラピ山は雲がかかり、残念ながら見えませんでした。
帰りにボロブの前に戻り、100円のブブルアヤム(鳥粥)を食べて帰りました。

とまあこんな感じでした。古の感傷に浸るには十分な世界遺産でしたが、別途記載するブランバナンと合わせて、インドネシアの奥深さを感じる旅でした。

1mmでも参考になれば幸いです。     〜 Fin  〜
 




㊗️大阪万博閉幕

 大盛況のままに、閉幕を延期して欲しいとの要望に某党の代表を務める大阪市長が国際規約で延長は出来ないとの答弁。なにせ、大盛況のままに無事閉幕しました。 開幕時に同様のタイトルで大成功を願うブログを投稿しましたが、これほどのエンディングを迎えるとは考えていませんでした。 実は閉幕直...