2026年8月1日土曜日

うなぎには、やっぱり山椒でしょっ

 今年の土用の丑の日は、7月26日でした。次が10月30日のため、今年は1回とされています。今年はワンチャンスで、昨年稚魚が豊漁だったこともあり、スーパーには大量のウナギが並べられていました。その中で、今年から「完全養鰻」と呼ばれるウナギを人間の手だけで完結させる養殖方法の商品が流通したそうです。少しお高めですが・・・

そもそも近海のニホンウナギの産卵場所が解ったのが20年ほど前で、グアム島近くの西マリアナ海嶺だと、10年ほど前にNHKスペシャルで知りました。ずいぶんと遠くからやってくるのだと感心しましたが、産卵のためにまた戻るのも大変です。その稚魚であるシラスウナギを捕まえて、大きくしたものがこれまでの養殖ものでした。

パリのセーヌ川でもシラスウナギが捕れるとのニュースをみました。どのルートで行くのかと調べてみると、あちらはヨーロッパやアメリカウナギと呼ばれる種類で、バミューダ海域付近で産卵するそうです。絶滅危惧種ですが、稚魚が密漁されて、中国で養殖されたのちに大量消費国の日本に出荷されていたそうです。

さて、完全養鰻は実は画期的で、現在の市場を支配する中国に対抗するべきの秘策です。レアメタルと同様の国策です。稚魚1尾の生産コストが、2016年には4万円でしたが、1800円までのコストダウンに成功したそうです。さらなるコスト削減で、かつてのお値段でウナギを楽しみたいものです。

我が家はというと、例年はすき家のウナギにお世話になっていました。土用の丑の日には家族で訪れて、夏を乗り切れるようにと、私は特上ウナギを、家族はほぼ別メニューをオーダーしていて、あまりウナギへの熱い情熱を感じられませんでした。周りのお客さんも、特別な日感や、家族で来ている人もいませんでした。

今年は一念発起して、愛車のカブ号で、愛する業務用スーパーの、おそらく中国産である780円の冷凍品を購入して、もっとも美味しく食べられるであろう、ウナギパエリアに挑戦しましたー

ふっくらと蒸し上げられたウナギはまさに、関東風のスペイン仕立てです。米がややアルデンテでしたが、おおむね好評でした。ここで、タイトルの山椒ですが、なぜか高騰しているため、こちらも中国産の「花椒」(ホアジャオ)で代用しました。

おまけ

私が生きた天然ウナギに遭遇したのは一回だけです。東京湾の中古車プールの雨水調整池の桝に潜んでいました。当然手で捕まえられるわけでもなく、まんまと逃げられましたが、高い段差を乗り越えて、侵入したウナギのたくましさに感心したものです。ウナギを名産とする地域は全国各地にあります。海につながってさえいれば、ウナギの遡上するチャンスがあるからです。

稚魚の乱獲やら、絶滅危惧種の指定等の話題はありますが、この原始的で数千キロの回遊を続けるとてもたくましいウナギくんたちに、想いを馳せながら、蒲焼き(白焼きも良いですよ)を楽しむのも良いでしょう。繰り返しますが、今年の次の土用の丑の日は、10月30 日です。多分忘れちゃうでしょうネ❤️ おしまい

ヤドチャン日記 〜その1〜

 娘へのお土産の貝殻として、意図せづに我が家の一員となった石垣島育ちのヤドチャン。日記風でお届けしようと思うのですが、特に大きな変化もなく、重要な報告することもないため、月刊(見込み)でお届けしようと思います。 天然記念物であるヤドチャン。連れ去った背徳感より、過度な愛情を注いで...