2026年8月2日日曜日

ヤドチャン日記 〜その1〜

 娘へのお土産の貝殻として、意図せづに我が家の一員となった石垣島育ちのヤドチャン。日記風でお届けしようと思うのですが、特に大きな変化もなく、重要な報告することもないため、月刊(見込み)でお届けしようと思います。

天然記念物であるヤドチャン。連れ去った背徳感より、過度な愛情を注いでいると思われる自分。子育て時に、甘やかし過ぎないようにと努めていた昔を思い出してヤドトレを実行しました。手法は簡単です。十分な食事をすると、消化のためか、野良のせいかの活動を停止します。エサをあげる前に、気中の平場で強制的に散歩をさせます。恥ずかしがり屋のヤドチャンは、乾燥を嫌うためか、気中に置くと、活性化します。爪が引っ掛からないテーブルの上では懸命に運動します。カロリー消費が2倍となるため、肉体改造に最適です。どこに進むかは運次第のため、厳重な監視が必要ですが、周囲を警戒しながら、全力で活動する姿は愛おしいと感じます。自主トレ完了後には、ご褒美に大好物のアサリのむき身を与えます。

ある朝、宿を借りているヤドチャンが収容されている発泡スチロール製の大きな宿の中で、ヤドチャンが宿と本体が分離していました。バラバラ殺人です。最近、気温が上昇して、水質がすぐに悪化していました。白い塊が多数発生するものですが、塩の結晶化か、バクテリアの異常繁殖かの判別がつきませんでした。

ふと、脱皮か?とも思いましたが、5月ぐらいの3週間程度に済ましています。事前調査では、成長するための脱皮は、危険な行為で、安全な場所(土中等)で長い期間をかけてする行為。その間は脱いだ殻を食べて過ごす的なことが書いてありました。

そっとつまみ上げて、撮影した写真がコレです。脱皮とは思えない死体みたいな重厚感ですが、悪臭はしません。とりあえず放置して、自分の朝ごはんを準備しました。

借家のほうから小さな音がしました。なにやらヤドチャンが活動している雰囲気です。どうやら、ド派手な脱皮で、ぶ厚い外皮を宿の外に脱ぎ捨てた感じでした。

元々のプレゼント先の就職した娘からの心配の問い合わせがきます。仕方がないため、Temuでペット見守り用の、680円のWi-Fiカメラを購入しました。現在、本土中国からの、飛行機で配送中です。

抜け殻は、3日間の乾燥を経て、茹でたみたいに赤味がさしましたが、立派な剥製となりました。よく観察してみると、目玉も脱皮しています。視力は良くなったのでしょうか?

今後のために、グーグルさんでヤドカリの種類の判定を試みました。グーグルレンズの回答は、陸に生息するヤシガニの剥製だという回答でした。グーグルさんの限界を感じましたが、ヤドカリのネットに出回る情報量の少なさが原因です。AIを駆使しても、そのソースが限定されているために最適解は得られません。みなさん、もっとヤドカリに興味を持って頂き、たくさんの画像や情報を投稿しましょう。意外に多くの種を持ち、健気に、かつ、たくましく生き続ける、小さなヤドカリ界を盛り上げていきましょう。 おしまい


2026年8月1日土曜日

うなぎには、やっぱり山椒でしょっ

 今年の土用の丑の日は、7月26日でした。次が10月30日のため、今年は1回とされています。今年はワンチャンスで、昨年稚魚が豊漁だったこともあり、スーパーには大量のウナギが並べられていました。その中で、今年から「完全養鰻」と呼ばれるウナギを人間の手だけで完結させる養殖方法の商品が流通したそうです。少しお高めですが・・・

そもそも近海のニホンウナギの産卵場所が解ったのが20年ほど前で、グアム島近くの西マリアナ海嶺だと、10年ほど前にNHKスペシャルで知りました。ずいぶんと遠くからやってくるのだと感心しましたが、産卵のためにまた戻るのも大変です。その稚魚であるシラスウナギを捕まえて、大きくしたものがこれまでの養殖ものでした。

パリのセーヌ川でもシラスウナギが捕れるとのニュースをみました。どのルートで行くのかと調べてみると、あちらはヨーロッパやアメリカウナギと呼ばれる種類で、バミューダ海域付近で産卵するそうです。絶滅危惧種ですが、稚魚が密漁されて、中国で養殖されたのちに大量消費国の日本に出荷されていたそうです。

さて、完全養鰻は実は画期的で、現在の市場を支配する中国に対抗するべきの秘策です。レアメタルと同様の国策です。稚魚1尾の生産コストが、2016年には4万円でしたが、1800円までのコストダウンに成功したそうです。さらなるコスト削減で、かつてのお値段でウナギを楽しみたいものです。

我が家はというと、例年はすき家のウナギにお世話になっていました。土用の丑の日には家族で訪れて、夏を乗り切れるようにと、私は特上ウナギを、家族はほぼ別メニューをオーダーしていて、あまりウナギへの熱い情熱を感じられませんでした。周りのお客さんも、特別な日感や、家族で来ている人もいませんでした。

今年は一念発起して、愛車のカブ号で、愛する業務用スーパーの、おそらく中国産である780円の冷凍品を購入して、もっとも美味しく食べられるであろう、ウナギパエリアに挑戦しましたー

ふっくらと蒸し上げられたウナギはまさに、関東風のスペイン仕立てです。米がややアルデンテでしたが、おおむね好評でした。ここで、タイトルの山椒ですが、なぜか高騰しているため、こちらも中国産の「花椒」(ホアジャオ)で代用しました。

おまけ

私が生きた天然ウナギに遭遇したのは一回だけです。東京湾の中古車プールの雨水調整池の桝に潜んでいました。当然手で捕まえられるわけでもなく、まんまと逃げられましたが、高い段差を乗り越えて、侵入したウナギのたくましさに感心したものです。ウナギを名産とする地域は全国各地にあります。海につながってさえいれば、ウナギの遡上するチャンスがあるからです。

稚魚の乱獲やら、絶滅危惧種の指定等の話題はありますが、この原始的で数千キロの回遊を続けるとてもたくましいウナギくんたちに、想いを馳せながら、蒲焼き(白焼きも良いですよ)を楽しむのも良いでしょう。繰り返しますが、今年の次の土用の丑の日は、10月30 日です。多分忘れちゃうでしょうネ❤️ おしまい

ヤドチャン日記 〜その1〜

 娘へのお土産の貝殻として、意図せづに我が家の一員となった石垣島育ちのヤドチャン。日記風でお届けしようと思うのですが、特に大きな変化もなく、重要な報告することもないため、月刊(見込み)でお届けしようと思います。 天然記念物であるヤドチャン。連れ去った背徳感より、過度な愛情を注いで...