2024年10月14日月曜日

バリ島 ムンジャンガン島 (Menjangan Island)

 ムンジャンガン島に行ってきました。ムンジャンガン島はバリ北西部にある国立公園内にある島です。当然、目的はシュノーケリングです。

手前のバリ本島から船で出発するのですが、途中の桟橋やら砂浜から数名拾っていきます。出港時に撮った、ジャワ島の硫黄で有名なイジェン複合火山のメラピ山です。

目指す島は、小さく平らで、非常に乾燥していることが予想されます。シュノーケリングとしては、ドロップオフが有名で、リーフの端から急激に深くなります。目視で確認できないほどの深いところもありました。

珊瑚も共存する魚たちも豊富で、特筆は3カメを見つけました。優雅に泳ぐカメと並走して泳いだのは初めてで、素晴らしい体験ができました。

旅程は、ざっくり9時ホテル出発で、1時間移動(車→船)、リーフの端をのんびり1時間シュ、ポイントを変えて1時間、上陸してランチ&休憩1時間、帰路1時間で計5時間程度でした。

上陸しても乾燥した台地で特に何もありません。パノラマ写真の道を戻ってくる人に何かありましたか?と聞くと、なにもありません。との回答。体内の水分が全て持っていかれそうになったため、急いで日陰に引き返しました。

入島税が2000円(外国人)です。空き時間で近場のシュノーケリングも可能との口コミもありましたが、やんちゃなお客のせいか、廃止になったみたいです。上陸する意味?との疑問はさておき、道具、昼食、税込みで5500円でした。

おまけでホテルの説明をします。多分、もっとも有名なのがミンピリゾートです。予算3千円/泊の自分が奮発するかと思い調べてみると、ホテルサイトより直接申し込みの方が安いことが発覚しました。ホテルが最低保証しています。また、スパとかカヌーとかの特典も付くため、プロモをチェックしてみてください。二人1泊1万円ぐらいです。(パティオ)次の日に申し込もうとしたら、無くなっていました。

がっかりして、他を調べてみると、海沿いのリゾートホテルはお高いのですが、少し中に入ると高評価の良い宿があります。その一つが「Villa Sari Bumi Menjangan」です。

1泊4400円ですが、熱くなるまで少々時間を有する温泉付きです。説明すると、湯本まで遠いみたいで、蛇口をひねると軽い硫黄臭(硫化水素)のする冷水が出てきます。しばらく待ったのですが、少しぬるくなったので、お湯をためることにしました。貯まった時の蛇口から出る温泉は適温でした。翌日はその経験を活かして、ビールとともにシュノーケリングの疲れを癒しました。

プールもありました。朝食も部屋まで運んでくれるため、極上の休日を過ごすことが出来ました。

まとめ

ムンジャンガン島に行く場合は、空港から片道4時間程度を必要とすることから、最低2泊は必要になります。ホテルもワルンも良いのですが、大型スーパーがありません。ホテルにミニキッチンがあったのですが、使用した形跡がありませんでした。どこでもシュノーケリングは可能です。ぜひプランニングの参考に。


バリ島 謎の仏教寺院(Brahma Vihara Arama Buddhist Monastery)

 イルカウォッチングで有名なロヴィナ(Lovina)の近くに謎の仏教寺院があります。調べてみてもよく解からなかったので、取り合えず行ってみました。


後でわかったのですが、インドネシアとタイの両政府の援助により地元住民に建てられて、1972年に奉献された仏教?寺院だそうです。


ウェルカムな割門の向こうに、ヒンドゥーの神々に囲まれた菩薩様がいらっしゃいます。穏やかなお顔ですが、手の形は合っているのでしょうか?元々は同じバラモン教(諸説あり)のため、まあよいかという感じです。




葉の長い松です。


お堂やらヨガをする部屋、様々な建物もあります。

壁には釈迦の一生が描かれています。

富や欲望等の煩悩に縛られ、解脱を試みる、そして、悟りの境地、涅槃(ニルヴァーナ)に到達しましたとさ。的な感じです。


お堂では座禅をしている若い白人女性がいました。

スピリチュアルな場所として、キリスト教系の人には人気があるようで、バリに多数存在するヒンドゥー教寺院とは若干異なる印象です。チャンプルー的な


インドネシアでは数少ない仏教遺跡であるミニュチュア版ボロブドゥールもあります。規模感は異なりますが、雰囲気はあります。ストゥーパが印象的です。 

ストゥーパとは日本語で仏塔と呼ばれ、お釈迦様の墳墓に由来するそうです。タイプもあり、ドーム型はインド、ネパールで、塔型は中国、日本で、釣鐘型はミャンマー、タイで多く見られます。インドネシアではボロブドゥールも含めて釣鐘型が主流となります。


海が見える小高い丘にあり、一味違ったバリが感じられるかもしれません。※すぐ近くには、パンジャール温泉もありますよ。 お試しあれ






ゴキブリの話

 つい先日、一時帰国した時の話です。

家に着き、お土産等を出すために、キャリーバックをパカッと開けると・・・

謎の目立つ物体が・・  そのフォルム、薄さより冷静にゴキブリと判断しましたが、見たこともない、鮮やかなデザインです。咄嗟にインドネシアからの持込かと思い、最も苦手な生命体である彼をキッチンペーパーでつまんでジップロックに封印。更にビニール袋を二重とし、ゴミ箱に捨てました。写真を撮る余裕もなく・・・

後日、というか今日ですが、ふいに思い出してNETで調べてみました。

手掛かりはうっすら脳裏に残る残像のみです。

AIが普及し、世界と繋がるNETを駆使しても、ほぼゴキブリ情報はありません。世界どころか日本でも、嫌われ者の漆黒の奴しか出てきません。画像検索に至っては、自主規制をかけているのか、はたまた興味が無いためか出てきません。

かなりコアな図鑑風の参考掲載にありました。「イエゴキブリ」みたいです。

分布を見ると、一応北海道を含む全域で、寒さに弱く越冬できないため南方系とのこと。

生態を見ると、あまり動きが早くない、外殻が丈夫ではない、羽が退化して飛べない等の情報です。たしかに、スタンダードタイプの場合、手で捕らえることは不可能であったでしょう。

さらに、トピックス的な特徴を見ると、日本ではなかなか出会うことができない。「出会えたらラッキーなゴキブリと言えるでしょう」とまで書いてありました。どちらからの目線で記載しているのでしょう。

個体数も少ないからなかなか見つからない!と右のイラストのゴキブリさんも申しております。

本当に、日本の個体で、私の一時帰国により日本の生態系に影響を与えていないかの判定ができなかったため、もう少し調べてみました。

決定的なキーワード検索もできず、有益な情報もなかなか得られない中・・・     ためしに開いてみた内容で、

「沖縄県の外来昆虫」(小濱・嵩原さん(沖縄県ミバエ対策事業所・沖縄県立博物館))の中にイエゴキブリの記述がありました。

それによると、

「東洋の熱帯に広く分布する衛生害虫。原産地は東南アジアと推定され、沖縄県には第二次世界大戦前に侵入している。国内では奄美大島以南の木造家屋に普通に見られたが、年々個体数が減少して衛生害虫としては重要ではなくなった。」と記載されていました。

推定という記述からも、あまり調査研究の対象ではないことが解りましたが、どこで私のバックに混入したか、入国時のワシントン条約、また持ち込み禁止に抵触していないかの判定は出来ませんでした。

仕様が無いので、図鑑のとおり、出会えてラッキーと思うことにしましたとさ。おしまい

2024年10月11日金曜日

イワシ(鰯)の缶詰

 近所のスーパーの缶詰コーナーです。

右が魚系で、上からツナ缶、イワシです。

左が上からフルーツ、コンビーフ&チキンです。

今回は、イワシにスポットをあてての味比べ?検証をしてみたいと思います。


三種類のメーカーをチョイスしました。

全てインドネシア産で価格は約100円です。

デルモンテは委託生産になります。

ベースはトマトソースとなります。

全てハラルの認証を受けています。


左から、まずABCです。

EKSTRA PEDAS とあります。

絵を見てさばかと思いました。


次にKING'S FISHER です。

SAUS TOMAT とあります。

でもきっと唐辛子も入っています。


次が Del Monte (Quality)あります。

品質アピールは委託生産だからでしょうか?

SAUS CABE とあります。

新鮮そうなイワシが描かれています。


さっそく総評ですが、同じです。イワシも味も大きな違いはありませんというか、分かりません。全ての中身に丸ごと唐辛子が入っていますが、殺人的な辛さはありません。恐らく煮込むことにより、その攻撃性が失われたのでしょう。ビジュアル的にも引き分けです。中にはDHA(ドコサヘキサエン酸)の良さをアピールするものや、レシピを公開しているものもありますが、引き分けです。市場に並ぶ冷蔵されていないものよりは良いと感じました。健康のために積極的に摂取したいと思います。結論としては安いものを選択しましょう。 -おわりー

セレメ山のチレンクラン渓谷(Lembah Cilengkrang)

 3000mを超える秀峰、セレメ山の中腹の滝あり、温泉ありの渓谷に行ってみました。行ってから解ったのですが、標高も高く、見渡せば完全にジャングルです。しかし、多くの老を除く若男女で賑わっていました。五分間の熟慮の後にせっかく来たのだから突撃することにしました。


いざ歩き始めると、距離はありますが、勾配はゆるく配慮されている感じです。木の上では野生の猿が縄張り争いを繰り広げていました。私の考察では、インドネシアジャワ島の猿達は1000m以上の少し涼しい場所に生息している模様です。(バリ島は低地にもいます)



写真が多いので、行間を広げたいと思います。



第一温泉発見です。沢山の人が周りにいたので、温度を確かめると激アツです。推定46°と思われます。写真は人が多くて、帰りに撮影した物です。周りにはテントもあり、湯治に来た人か?と考えました。


さらに進みます。







第二、第三温泉+滝に着きました。

奥に滝があります。










見えにくいので、接写も添付します。


みんな写真が大好きです。










近くに源泉もありました。


右側の源泉はぬるめです。それが越流して左側の高温の源泉と合流します。ブレンド源泉です。

それが、塩ビのパイプを通って浴槽に注がれます。

全て重力式です。







次にすぐ近くに第四温泉があります。



まだあるのかと川の上流に進むと、冷たい川で遊んでいます。温泉を供給するホースの先には・・・



沸々と源泉探索欲求が溢れてきました。



いざ決行です。

ここからは、タイトルチェンジです。

「セレメ山で源泉を辿ってみた」

です。

ずんずんホースをたどり、沢沿いに登って行くと、赤錆色に色が変わり、近づいています。どうやら鉄系の成分が酸化した模様です。


近づいています。


コンクリートのマスらしき物発見!












中継地点でした。
ただ、少量ですが横から温泉が湧いていました。
赤さび色のところです。

















今度は源泉でしょうか?
















ありました。

遂に源泉にたどり着きました。

穴の奥から湧く源泉に、堰を人工的につくり、ホースの先端を接続しています。

横の冷たい水と混ざり、この辺りの川は適温です。

石を積んで、My温泉を作ろうとも思いましたが、そんな体力はなく、あきらめてかえりましたとさ。おしまい










おまけ

渓谷に向かう途中の道路で、道幅の3/4を占有してカラオケ大会を催していました。なんと自由なのでしょう。周りに空き地は沢山あるのに、道路を使用する意味が分かりません。きちんと道路管理者に許可をとっているのでしょうか? ふ・し・ぎ

2024年10月9日水曜日

バリ島 Chocolate Factory

 インドネシアはカカオの生産量が世界3位です。最近、アフリカでのカカオの不作(ガーナ)によりチョコレートの値段が高騰しているとか・・・

ネシアのカカオは使い方が分からずに、だぶついていたそうですが、ベルギー人がジョグジャカルタで生産を開始したのがモンゴです。口溶けにこだわり、100%なんとかです。


バリ島でかつて有名であった、チョコレートファクトリーに行ってみました。Googleさんでは開店休業状態との情報もありましたが、細い荒れた道の先で農作業中の親切なおばさんに聞いて、やっと辿り着きました。

逆光で見にくいですが、手書きで BALI COOCLAT と書いてあります。

せっかく来たので、アプローチを試みると、試食が可能でした。


左上にまんまカカオの身です。中に振るとカラカラとなる身があり、それを取り出したのが、白い器に入ったやつです。食べてみるとマズーとなるお約束パターンです。カカオの配合量別のチョコとチョコクリーム等の試食が可能です。

オーナーの友達風のサーファーが来て、サーフィンに誘う予定でしたが、オーナー不在のため、一緒に試食して、チョコドリンクを飲んでいました。


カカオの木はあるかと尋ねると、ここでは作っていないそうでした。その代り?オーガニックな石鹸があり、オーナー友人もすごく良いとのことなので、ぜぜかここでお土産に石鹸を購入しました。大きめのバラの香りがするタイプで、250円でした。

オーナーは真摯にチョコ工場の経営に取り組んでいて?高い建物に登ってい良いかと尋ねると、オーナーの昼寝用だと言われました。海に近く、心地よい風が吹くことから日陰完備の塔の上は極上の昼寝を約束してくれることでしょう。


敷地内を散策すると、保全のためかそれとも野心的な改装か不明ののんびりとした工事が行われていました。

ブランコとか、子供の遊び道具的なものもあり、近所か、従業員の子供か、はたまた連合軍かの集団が遊んでいました。

船を模したオブジェと、その上から、今まさに出港しそうなルフィーの気持ちで撮った写真をつけます。


少し遠いのですが、興味があればいってみてください。運が良ければ風変わりな(多分)オーナーに会えるかも・・・


2024年10月7日月曜日

バリ島 バニュウェダン温泉(Hotspring Banyuwedang)

バリ島の北西部に位置する(ムンジャンガン島の最寄りの町)ところの温泉に行ってきました。

バリ島にある温泉は、ジャワ島とは異なり、きちんと整備されていて、観光客目的も兼ねていますが、ここは違います。ローカル一色です。

泉質は硫化水素の香りもする系で、43°(推定値)ぐらいです。私にはベストレベルですが、バリニーズには少し熱めのため、9割の人は足湯状態でした。


設備面を説明すると、水深1テン2mぐらい熱めの大と70cmぐらいの若干ぬるめの小が表層で接続されています。周りは私の素足にはハードルの高い荒い仕上げです。

写真2枚めの左から売店(アイスとか飲み物、カップラーメンもあります)、ロッカー、休憩所完備です。

写真3枚目は、まさかの洗い場とトイレも完備です。着替え場所もあります。また、写真にはありませんが、レストランもあって、温泉際までのデリバリーが可能です。


まさに、温泉型総合リゾート施設です。


料金は、ローカル150円、外国人450円です。在留許可が通用しません。その時、現金が無く、諦めようとしたら、駐車場管理の若者がOKだと言ってくれました。駐車場代込みで200円にまけてくれました。テレマカシー


家の近所にここがあれば、毎日は言い過ぎですが、週2では通うでしょう。

最後に、お肌ツルツル、体ぽかぽか、汗ダラダラで、若者に再度お礼を言って帰路に着くのでありました。


バリ島では在留許可が通用しないところが多くあります。そりゃあインドネシアに来る外国人の半分以上を受け入れているという自負でしょうか?

今年2月ぐらいから始まった観光税ですが、7月末で徴収率50%程度で、20億円弱だったそうです。元々空港の国内線には徴収する場所もなく、在留の人は免除が可能ですが、5日前申請ということで、今回も何もしませんでしたがノープロブレンでした。有名観光地でチェックするという話もありましたが、皆無関心です。きちんとした人がバカを見るようなことは回避してほしいと思います。

バリ島 マンギス(Manggis)という町について

 マンギスで宿泊しました。目的はシュノーケリングです。


近くに有名なビーチが点在しますが、写真はバージンビーチです。(ホテルの娘さんに勧めたれたのですが、もう一つでした。)乾季の頃は波が高いのですが、雨季への変わり目のこの時期(9、10月)は比較的穏やかでした。


Bali Seascape Beach Clab に宿泊しましたが、お値段含めて満足でした。ここは欧米人に人気で、長期でのんびり過ごす人が多いようです。前でシュノーケリングも可能で、枝珊瑚の一部群生も見れました。おはようシュノーケリングを敢行しました。

多分、この辺りで水クラゲ風のに全身刺されました。そこまで影響は少ないのですが、かゆいです。水ぶくれがつぶれると、蝿が寄ってきます。ハエはララッと言います。参考まで


もう一つの目的が、ランプヤン寺院です。待つのが嫌いなため、早朝に出発しましたが、大きな行事があるとのことで、入れませんでした。悔しくて、撮ったバリニーズが崇拝するアグン山です。

手前のプチ棚田がバグースです。


物価がすごく安いです。よく好んで購入するバリローストのピーナッツが70円でした。思わず購入したブーメラン(150円)マラカス(200円)ひまわりの絵画(500円)でした。ただしローカル御用達のお店に限ります。初めて細かいおつりを飴ちゃんでもらいました。


アマタのヒンドゥーの寺院がある中で、絶賛整備中の寺院を見つけました。Sang Hyang Ambu Temple です。

元々のお寺に行く道が、山道でほぼ本格登山です。

壮大な完成予想図がありました。進捗率は12%ほど(推定)です。予想図までは20年はかかると思います。いずれガイドブックに載れるよう祈念して、紹介しました。

ホテルの近くにスパが点在します。ジャワ島のマッサージは全身60分1000円が相場です。少し浮かれてスパデビューしました。ソフトマッサージ60分1600円です。初めてスケスケ黒紙パンツを装着して、顔穴付きベットに横たわりました。薄れゆく意識の中で、左足裏から右足、腕と背中、ひっくり返しての表面の仕上げ、まずまずでした。

欧米人以外はほぼ来ない、マンギスの町もチェックしてみてください。

インドネシア在住のネコたち

 インドネシア在住の猫たちは、おおむね幸せであると感じます。イスラム教の開祖、マホメッドが猫をかわいがっていたせいか、なぜかインドネシアの人たちは大切にします。といってもムスリムです。ちなみに犬は不浄なものとされいて、ジャワ島ではほとんど見ません。

しかし、バリ島にいくと違います。ヒンドゥー教のため、わんさかいます。ほとんど中型犬のため、夜出くわすと、私は狂犬病の予防接種済みですが、結構怖いです。田舎の方に行くと、堂々と道路で昼寝をしていて、車で近づくといやいやそうにのそのそと退きます。番犬は歯茎を剥き出しにして吠えてきます。

ロンボク島も犬が多いです。イスラム教のはずなのにと思い、現地の人に聞いてみると、「知らんがな、誰かが捨てた犬がかってに増えたんやろ」と関西弁で話していました。

ねこに話を戻すと、ねこはどこでも出入り自由です。モスク内でもつまみ出されたりはしません。モナスの地下にもいました。大きめの店で、店員とお客さんが話しているすぐ横のカウンターでお椀のえさを貪り食うねこもいました。ワルンでエビを注文して、おばさんが大型冷凍庫(ワルンでは大概客から見えるところにあります)の上にねこがいて開けれないため、すぐに子供を呼んで、抱っこして追い払っていました。

私の会社でもたくさんのネコを飼っています?育てています?共存しています。

つい先日、どぶに落ちて上がれない子猫を保護してきました。ねこ同士の威嚇は激しく、別のお母さんねこは「シャー」といっていました。ねこグッズは充分豊富です。保護者の人間がいないときには、プランターの陰で昼寝をしています。過保護じゃねって思うところもありますが、半年後には出産可能です。ネズミ算ならぬネコ算も成立しそうですが、なぜか一定数をキープしています。

ゴルフ場にもいます。釣りをしている人の横にもいます。ただ彼らはあまり餌に困っていないため、スーパーとかでかなり大きめのネズミを見ます。今後の共存と本能を含む進化の過程を観察したいと思います。

キュウソネコカミ?






2024年10月4日金曜日

あなたの知らないバリ島

バリ島にはあまり知られていない話があります。ガイドブックには載っていないお話をしましょう。 


まずは空港からサヌールに向かう途中の右側。スラガン島に行く手前にゴミの山があります。ゴミの焼却設備を持たないバリ島で大きな問題になっています。3年ほど前にバリで開催された環境系の国際会議の時は、こりゃまずいということで、土を被せて誤魔化したそうです。以前よりは標高が低くなったような気がしますが、ただ法面が崩壊しただけでしょうか?


次はスラガン島です。

数年前より大規模再開発の計画が持ち上がり、大部分の土地が立ち入り禁止となりました。

どの程度の進展が見られるかと思い、行ってみると、警備員に止められました。「視察に来た」と伝えると、どちらの会社の方ですかと問われて、どちら様でもないため退散しました。

ほぼ進展は見られません。



全く紹介されていない島の最東端を目指しました。

海沿いの楽しいドライブかと思いきや、尾根が海まで張り出していて、そこを大きなS字カーブが連続します。道路を作る場合に、この国にはトンネルを掘るという概念はなく、あるがままに整備を進めます。

道は細くというか、舗装幅が狭く、急勾配も沢山あります。また、滅多にお目に掛からないガードレールが一部に設置されていて、難所の雰囲気を醸し出していました。

南から攻めると、最東端手前に灯台がありました。数年前にできたそうで、まだ綺麗でした。だからどうしたというツッコミは置いておいて次に進みます。



最東端に到着しました。

幹線道路から、ジェットコースターばりの道路を下ります。先端にヒンドゥーの施設があり、そこにお邪魔して撮った写真がこちらです。ただのキレイな海です。


先端に行く途中に、かつての小洒落た眺めのよいカフェ風の史跡があります。いざ、そのテラスに立ってみると、地球がまあるく見える展望台ばりの眺めです。横にはビンタンビールの空き瓶が転がっていて、観光地の悲哀を感じました。

アクセスの悪さが災いしたのでしょう。実際に車の交通量は少なく、商用トラックが数台通る程度です。 

最北端にも行ってみました。

細い道をなんとか通ってたどり着くと、何もありませんでした。元々シュノーケリングが目的でしたが、漁師さんから珊瑚は無いと聞き、断念しました。

漁の方は、マヒマヒ(シイラ)がよく取れていて、デンパサールに出荷するところでした。背後では、米と多分カチャン、野菜類が生産されていて、バリの食卓を支えていると感じました。

そろそろ帰ろうと思ったら、車の三方が取り囲まれていました。犬と雄鶏の昼寝、雌鶏と子供達の戯れです。本当にのどかです。


おまけで最西端にも行きました。

碑も目印もありません。ジャワ島はすぐそこです。

以上でレポートを終了します。






ラケルに行ってみました

 ある日曜日の昼下がりに、娘のデザートの半額券があるから、スポンサー募集中という要請を受けて、二人で出動しました。 説明しよう! 近所にあるラケルとは、古くから定着している店舗で、どうやらオムレツをメインとしたチェーン店風のお店です。 店内に入ると、あまり多くはない席がほぼ満席で...