2024年10月4日金曜日

あなたの知らないバリ島

バリ島にはあまり知られていない話があります。ガイドブックには載っていないお話をしましょう。 


まずは空港からサヌールに向かう途中の右側。スラガン島に行く手前にゴミの山があります。ゴミの焼却設備を持たないバリ島で大きな問題になっています。3年ほど前にバリで開催された環境系の国際会議の時は、こりゃまずいということで、土を被せて誤魔化したそうです。以前よりは標高が低くなったような気がしますが、ただ法面が崩壊しただけでしょうか?


次はスラガン島です。

数年前より大規模再開発の計画が持ち上がり、大部分の土地が立ち入り禁止となりました。

どの程度の進展が見られるかと思い、行ってみると、警備員に止められました。「視察に来た」と伝えると、どちらの会社の方ですかと問われて、どちら様でもないため退散しました。

ほぼ進展は見られません。



全く紹介されていない島の最東端を目指しました。

海沿いの楽しいドライブかと思いきや、尾根が海まで張り出していて、そこを大きなS字カーブが連続します。道路を作る場合に、この国にはトンネルを掘るという概念はなく、あるがままに整備を進めます。

道は細くというか、舗装幅が狭く、急勾配も沢山あります。また、滅多にお目に掛からないガードレールが一部に設置されていて、難所の雰囲気を醸し出していました。

南から攻めると、最東端手前に灯台がありました。数年前にできたそうで、まだ綺麗でした。だからどうしたというツッコミは置いておいて次に進みます。



最東端に到着しました。

幹線道路から、ジェットコースターばりの道路を下ります。先端にヒンドゥーの施設があり、そこにお邪魔して撮った写真がこちらです。ただのキレイな海です。


先端に行く途中に、かつての小洒落た眺めのよいカフェ風の史跡があります。いざ、そのテラスに立ってみると、地球がまあるく見える展望台ばりの眺めです。横にはビンタンビールの空き瓶が転がっていて、観光地の悲哀を感じました。

アクセスの悪さが災いしたのでしょう。実際に車の交通量は少なく、商用トラックが数台通る程度です。 

最北端にも行ってみました。

細い道をなんとか通ってたどり着くと、何もありませんでした。元々シュノーケリングが目的でしたが、漁師さんから珊瑚は無いと聞き、断念しました。

漁の方は、マヒマヒ(シイラ)がよく取れていて、デンパサールに出荷するところでした。背後では、米と多分カチャン、野菜類が生産されていて、バリの食卓を支えていると感じました。

そろそろ帰ろうと思ったら、車の三方が取り囲まれていました。犬と雄鶏の昼寝、雌鶏と子供達の戯れです。本当にのどかです。


おまけで最西端にも行きました。

碑も目印もありません。ジャワ島はすぐそこです。

以上でレポートを終了します。






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