ジョグジャカルタにあるプランバナン寺院に行ってきました。
正直、その存在すら知らずに、世界遺産という動機でのあまり期待していない訪問でしたが、祠堂(しどう)の大きさ、レリーフの美しさ、意識して初めて触れるヒンドゥー教の世界観等に圧倒される素晴らしい(バグース)遺跡でした。
インドネシアは多民族で五つの宗教が認められ、宗教の自由が保障されていますが、8世紀ごろに、仏教(ボロブドゥール遺跡)とヒンドゥー教が共存していたことを示す重要な文化財です。
ヒンドゥー教の三大神を祀る3基の主要な祠堂を中心として、かつては240基にも及ぶ祠堂があったそうです。大きな地震等で完全に損壊していたそうですが、日本も協力しての復元により、現在の荘厳な遺跡となっています。
レリーフやあらゆるところに修復の痕跡があるものの、千年以上も前に思いをはせるには十分な見ごたえがあります。ちなみに周囲には、修復するつもりがあるかどうかわからない石が沢山あります。観光客に自由に修復させてみたらどうだろう。
中はすごく広く、日中とても暑く、順路も決まっているため、日傘と水を持参で訪れるのが良いでしょう。ちなみに入口付近で日傘を貸しています。(ボランティアのおばさんが有料で)
現地で写真もたくさん撮ったのですが、ぜひご自分の目で確認してほしいため、掲載を控えたいと思います。
プランバナンについては、ウィキに充実した内容で紹介されています。一部参考とさせてもらっていますが、訪問前にぜひ熟読してからお越しください。日本人にはヒンドゥー教は接点が少ないため、(ヨガぐらいかな?)良い機会になると思います。ちなみにバラモン教から派生した宗教が仏教とヒンドゥー教だそうです。兄弟みたいなものですね。 (諸説あり)
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