2024年12月30日月曜日

ラグナン動物公園 〜リベンジ編〜 バビルサ

 深夜番組で、命と寄り添う動物として、バビルサが紹介されていました。それだけでは食い付かないのですが、なんとインドネシアの固有種だそうです。インドネシア語でバビがブタ、ルサが鹿です。つまり、豚鹿という安易なネーミング。ちなみに、カブト虫はクンバン、クワガタはクンバンルサです。2本角が生えていれば鹿にしようと決まったみたいです。


話を戻して、角が伸びすぎると頭に刺さり、死んでしまうこともあるそうです。


運転手にバビルサを知っているかと聞くと、よく知っているとのこと。ラグナンに沢山いるとの情報を得て、ムスリムは豚は不浄で食べないことから、種の保存に成功したと確信しました。

年の瀬も迫る土曜日に突撃です。大混雑です。計画していた電動バイクレンタルもあまりの人の多さに断念です。インドネシアあるあるですが、ダンボールを販売している人がいます。初めは訳も分からず、何に使うのとの問いに、座っても、昼寝しても、子供と戯れても自由にみんな使っています。との回答。納得した次第です。


園内では、既に場所取り係の年配のポツンとお母さん、ノンアルコールの昼食会と全く動物を鑑賞する気のない人々で溢れています。大きな木の木陰は沢山ありますが、グングン上がる気温と広い敷地、分かり難い看板で、ターゲットを絞って作戦決行です。

まずは見たことのないコモドドラゴンです。散々探してたどり着くと、なに見てんだよとばかりの鋭い眼光。コモド島では頂点に君臨するその雄々しい姿に感激しました。ネクストターゲットのバビルサは反対側です。トボトボと歩いていくと、やはりインドネシアを代表する森の人、オランウータンです。園の中央付近に、スマトラ種とカリマンタン種がのんびり過ごしていました。

立派なツノを持つ鹿(ルサ)の横を通り、遂にバビルサです。居ません。割合広い敷地内を探すと・・・


もっとも涼しいであろう、その場所に  簡易テント内に潜伏していました。微動だにしません。

間隙をぬって撮影した写真をお届けします。思ったより細かったのですが、よく鋭利に刺さりそうです。昼寝をしてたら死んじゃうかも。とか考えつつ、公園を後にしました。

園内の池で楽しそうに乗っている白鳥?ボートのすぐ脇に、高齢と錆びたために天寿を全うした白鳥墓場がやけにシュールだったため、写真をお届けします。

結論としては、昔、横浜の動物園に日本で初めてオカピが来ました。アパ?という感じでしたが、とりあえず見に行きました♪今年は10年ぶりに赤ちゃんが生まれたそうです。

コレを機会に、ぜひバビルサを憶えてください。ミンタです。

ラグナンには、空いている平日に来ましょう♪    終わり




2024年12月20日金曜日

インドネシア カマキリ編

 いつものように、喫煙所にいくと、まだ青年と思われる小さなカマキリが死んでいました。

初めて見つけたので、もしかしたら中年か?日本でいうと、サイズ的には桜の後の四月ぐらいに生まれた二か月後ぐらいの大きさです。クリスマス前のこのタイミングで、年中30℃のこのインドネシアでいつ生まれたものかと物思いにふけっていると・・・

三匹のアリが近づいてきました。(写真①参照)

アリは日差しが強いせいか、だいたい茶色です。真っ黒いアリはみかけません。ヒアリか?と考えていると、なんと試しに持ち上げているではありませんか。

呼び寄せたのか、たまたまかは分かりませんが、続々とアリンコが集まってきます。

アリは同一の体形ですが、力自慢、周りをうろつくおちょこちょい、獲物の上に乗り音頭を取ろうとする者、噛んでみた的な奴、と個性がありました。がっ、ついに動き始めました。推定4/8匹で動かしています。

人工芝の縁まできました。この間、写真の記録によると5分です。アリの体長ほどの段差があります。手こずっていましたが、援軍の活躍もあり、なんとかクリアです。

周辺のパトロール中のアリンコは全て終結しました。なぜ?

誰が音頭をとっているのか?はたまた目的地の確認は?周りをうろうろするだけの怠け者の役割は?、とか考えてみましたが、その歩みを止めません。アリンコ運送には休憩も無いみたいです。

恐らく巣の方向であろう場所に向かっています。

コンクリートの上は、摩擦が小さいようで、ぐんぐん加速します。

もうすでに、観察対象がカマキリからアリに変わっていますが、このままでは私がクビになってしまうため、無念の観察終了です。

久しぶりに子供の頃にファーブル昆虫記を読んだ時のトキメキを思い出しました。

家族にも WhatsApp で送りましたが、仕事をしろと怒られました。

~ おしまい ~


おまけ

1時間後の休憩・点検時には、アリンコ達の姿は無く、ただ死亡したカマキリが元の位置付近にありました。アリンコ嫌いの誰かが死者の霊に敬意を表して弔ったか、はたまた猫の悪戯か・・・

真相が分からぬままに観察を終了しました。


翌日定時に一服のため喫煙所を訪れると・・・


解体中のカマキリの残骸と多くの解体・運搬中のアリンコがいました。

昨晩のアリンコ会議で、先に解体してから運んだほうがイイよね🎵という、作業効率を優先する頭脳派の若手(多分)の彼の計画が採用されたみたいでした。そうだよね!急いで運んでも、どうせ巣に持ち込む際に解体が必要だからネ。テヘッ


この国では、『アリとキリギリス』のお話は通用しないネ。

だって冬が無いんだもん。との結論に達しましたとさ。

2024年12月13日金曜日

バティック ~お試し 仕立て編~

 バティック生地を使って、正装の服を仕立てるお試し(テイラーさんの技術チェック)として、近所のテイラーさんにニューカジュアルスタイルの仕立てをお願いしました。約束の1週間後に受け取りに、雨季で足元がぬかるむ中、サンダルでよかったと思いつつ、車両の飛び跳ね水を避けつつ向かいました。

そのテイラーさんは、四台ほどのミシンがあり、各1名づつ配置しています。とびこみで訪れた際は、各人に役割があるらしく、おおむね接客担当のAさんがBさんに対応するよう指示を出し、デッサンの要望と採寸をしてくれました。

受け取りに店に着くとすぐに、待っていたよと言わんばかりに歓迎してくれました。客と店員と暇つぶしでいる人の区別が全くつきません。

商品を受け取りました。本当は、若干の不安もあったため、その場で試着をしたかったのですが、ときめく心を抑えてお支払いを済ませました。当初、予告通りの千円(正確には本日レートで960円)でした。ボタンも付けてくれて、本来は衝撃プライスですが、しあがりの確認をと思い、店を後にしました。

すんばらしいです。チャコペンの残りと切れた糸くずが沢山おまけで付いてきましたが、縫製も意外に丁寧で、デザイナーの意匠通りの仕上がりです。採寸した袖丈も丁度よく、バティック特有のガラ合わせもバグースです。(ポッケのところ)

念のために、洗濯してみました。生地のチヂミ、ほつれ等も無く良好でした。

お試し仕立ては、合格です。

今回は、プリント生地のため、袖や襟等のデザイン上の工夫は出来ませんでした。次回はトゥリス(手書き)+チャップ(はんこタイプ)の生地で、体形に合わせたオーダーメイドの正装バティックに挑戦したいと思います。

おまけ

仕立ては、お気に入りボタンの持込や、ガラ配置の指定等も自由で、ジャカルタマダムたちも楽しんでいるようですが、地方に比べると3倍以上のお値段です。是非、産地で生地を買付けて、お近くのテイラーさんでチャレンジしてみたらいかがでしょうか?

2024年12月12日木曜日

月曜日にラグナン動物園に行ってきた

 月曜日にラグナン動物園に行ってきました。事前にいろいろと調べて、攻略法を模索していたのですが、月曜日は定休日でした。

※右写真の黄色の看板に、TUTUP(トゥトゥップ)とあります。

仕方がないので、急遽、割合近い『「タマンミニ」に行ってきた』、にタイトル変更です。移動中にタマンミニの攻略法を探すも、広い、様々な施設、面白い、等の抽象的な情報しか得られませんでした。

タマンミニとは「Taman Mini Indonesia Indah」で小さな美しいインドネシアの公園です。略して、TMII です。雨が降っていたためにすぐに購入した傘にも書いてありました。

結論的な感想の前に、私の考えるインドネシア人というか、ジャワ島の西ジャワ周辺の人々の特徴として、

①休日は大きな公園で、家族(特におかあさん)でおしゃべりを楽しみながら食事をし、子供たちを遊ばせる。※若者は登山とかも盛んです。

②大:5、小:沢山の島からなる広大な国土、多民族国家であるインドネシアにおいて、あまり国内旅行は盛んではないこと。

以上を踏まえて、インドネシア人によるインドネシア人のための公園であると感じました。インドネシアという国を知らずして訪れた旅行者には、よくわからん、といった感じです。平日で、かつ天気も悪かったので、人も少なく、のんびりと観覧できました。

公園内をざっくりと説明すると、中央の池の周りに、国を構成する33?の州の伝統家屋があります。建物内も観覧可能でしたが、この日は客が少ないため、電話中、昼寝中、食事中とかで対応してくれませんでした。さらに外側に各種の博物館等が建ち並びます。自分の耐力を考慮して、内側のみを散策しました。

写真を説明すると、入り口に近いインドネシア博物館です。新首都のヌサンタラの説明もありました。

伝統家屋が、州名と共に紹介されています。

雨のためか、不人気展望施設、サウジャナタワー6Fから池を中心にして、パノラマ写真をお届けします。

階段にときめいた伝統家屋。お昼寝部屋でしょうか?右手で傘をさし、左手で手すりに捕まりながら登りました。案外と上りやすかったのですが、下りは極限の緊張状態で下りました。

スラヴェシかの巨大な昼寝場?

バリは割れ門を含めて、バリっぽかったです。

モザイクをかけるか迷ったのですが、立派なモノを装備した立派な馬です。

学生の団体様もいらっしゃいましたが、インドネシアの基礎を学んだ後に、できればあまり混雑しない平日の来訪をお勧めします。





インドネシアでの納豆について 完結編

 工業立国の日本の自宅に一時帰国しました。

自宅のアイテムを駆使して、再び納豆作りにチャレンジです。まずは、材料となる大豆の調達です。こちらもネットで調べると、業スーが国産(北海道)で1kgの激安でした。早速家のキッチンに立ち、ネットで散々登場した圧力鍋をセットします。

時短を主目的としているため、あえて鍋の水に直接投入しました。沸騰してきたら、丁寧にアクを取り(吹きこぼれ防止のため)、蓋を占めてMAX加圧の2でいきます。1時間ほど煮込みました。


結果は、あの夢にまで見た、手でつぶせる程度の柔らかさです。アツアツのうちに市販の納豆を投入して、よく撹拌。納豆菌を全てのお豆にまとわせた後に発酵です。※市販のたれはきちんと保管しておきます。

知らなかったのですが、レンジ機能が壊れた我が家のオーブンレンジに、発酵機能がついていると、時々ケーキ作りをする娘が教えてくれました。40℃にセットして4時間コースでお試しです。

・・・4時間後・・・

マーベラスです。

納豆菌の大繁殖を示す、納豆キナーゼこと白いものが大繁殖していました。

今まで2週間程度のインドネシアでの研究期間が無駄だったと感じさせるレベルの、たった6時間の大成功でした。結論として、

①優秀な道具を使用すること

②納豆菌の大好きな40℃をキープすること です。

結果、インドネシアでの納豆作りは頓挫しましたとさ。


おまけ1(納豆派に抵抗する煮豆派のあなたに)

圧力鍋で1時間煮込んだものは、納豆には最適ですが、煮豆には柔らかすぎます。なんせまだ0.9kg残っています。同じ手順で蓋をして加圧、赤い球が上がり、十分加圧された状態で電源OFF(電磁調理器のため)。放置しました。ばっちりです。夕飯にポークビーンズにして食べましたとさ。


おまけ2(調べた知識を大放出します)

大豆の煮汁にたんぱく質等の栄養分が溶け出すそうです。それが吹きこぼれの原因になるとか・・ スープ等のだし汁に使うと、コクと栄養素の摂取ができるそうですよ。って書いてありました。

2024年12月11日水曜日

飛行機からの窓辺にて

 一時帰国しました。

今回のフライトでは、少し安い昼便を選択。

子供の頃、飛行機を見ると、飛行機から自分はどのように見えるかな、と考えていたので、迷わず窓際の席をキープしました。

あいにくの曇り空の中、飛行機はスカルノハッタ空港を飛び立ちます。ほどなくして・・・

よく見えました。先日訪れたティドゥン島が・・・

写真の左側にある細長い島で、奥がデカティドゥン、手前がチビティドゥン、間をつなぐのが「ジュンバタン・チンタ(愛の橋)」です。

船では1.5hでしたが、わずか5分程度で見えました。近っ!先に目をやると、プラウ・スリブが見えます。飛行機からは海に浮かぶプラスティックは見えないため、とても美しい光景でした。

がっ、すぐに雲に入って、白の世界となりました。


ジャカルタからのフライトは7時間かかります。いつも可能な限り、窓際席をキープするのですが、トイレに行きたくなるためビールは控えます。赤ワイン適量で我慢します。前のほうの窓際だと、羽根が邪魔で下界の様子がよく見えません。そのため今回は後ろの席としましたが、後ろ2列が2席でした。丁度、飛行機のくびれてくるところです。そのため、ダメとは書いてあるのですが、窓際を通って、隣の席の人にすみませんと言わずにトイレが可能です。結果、飲みすぎました。


日本に近づいてきました。窓からは富士山が見えます。ホッとします。だいぶ冠雪しています。

見えにくいですが、伊豆半島(下田の辺り)と富士山



伊豆大島と富士山です。上から見ると、三原山も低いなー と感じさせる高度です。


今回は、新ルートと呼ばれる、A・C滑走路を着陸機が都心上空を通過する南風運用(都心ルート)のルートです。すでに通っているかもしれませんが、昼便では初めてです。思わずカメラ小僧になりました。


ちょうど、左窓で、東京23区を空から観覧するルートです。飛行機から見えた景色をお楽しみください。


①見つけにくいですが、スカイツリーです。

 探してみて下さい💛

②皇居と東京駅です。

 奥には、上野公園も見えます。

③東京タワー 目立つー

④話題の晴海 旧オリンピック選手村

⑤レインボーブリッジ

 奥に新市場も見えます。


時間帯、お天気、季節によっても見える景色は変わります。童心に帰って、神様に、いや筋斗雲に、いや魔法のじゅうたんに、いやホウキに乗った気分で窓からの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?








続 インドネシアでの納豆について

前回の記事に続く、続編です。今回は、部屋にある道具で、なんとか乾燥大豆を柔らかく(指でつまんで潰れる程度)することに主眼をおいて、取り組みました。

ネットを調べていくうちに、乾燥大豆には二つの流派があることが分かりました。一つは手作り納豆を楽しむ派、もう一つは煮豆(大豆)を食事に取り入れて健康な食生活派です。納豆菌と成分のイソフラボン及び植物性タンパク質を信仰する違いでしょうか?

大豆を柔らかくするために、蒸してみようと考えました。幸い蒸す用の穴あき蓋があり、とうもろこしを時々蒸して、食べています。

問題がありました。蒸し器の穴径が、大豆の最少径より若干大きいことです。蒸している間に大豆が動くと穴からポロポロと熱湯に脱落していくではないでしょうか。大豆の過酷な生き残りゲームです。

結果、ただ煮るのと変わらなかったのですが、吹きこぼれを防止する効果は高かったです。1時間ほど蒸した気持ちで煮込みましたが、結果は同様でした。二文字で表現すると失敗です。


別な手法を見つけました。

時間と手間がかかる、この大豆を柔らかくする作業ですが、全ての作業を最短3時間で解決するという優れものです。魔法瓶を使った、まさに魔法的な手法です。

魔法瓶に大豆を投入して、熱湯を注ぎます。すぐに蓋をして放置。これだけです。ほんとかな?

6時間ほど放置後に蓋を開けて確認です。豆は水を吸って大きくなっていましたが、生煮えです。

再度、水切り後に熱湯を投入して再放置しましたが、マシになった程度の成果でした。

事前に熱湯で温めていたのに、上手くいかない原因は、ポットの保温性か、小さすぎたのか、原因究明の欲求は薄れていきました。

追い納豆で熟成してきたものに、更に追い。今年の雨季は曇りが多くて、室温が上がらなかったこともあり、やがて納豆とは違う異臭がしてきたこともあり、結果、全てトイレに流しました。失敗です。

これにて、手作り納豆大作戦~インドネシア編~は終了します。ご清聴、ありがとうございました。

2024年12月9日月曜日

愛車遍歴② 916スパイダー(アルファロメオ)

簡単に説明すると、イタリアのアルファロメオが製造する(私の車に対しての最後の憧れの)オープンカーです。その2代目で、型式が916です。この代だけ、オープンではないGTVが存在します。(お約束のナンバーを916で取得しましたが、気づく人は誰もいませんでした)

エンジンはアルファのTS2.0(ツインスパーク、2000cc)です。V63000もありましたが、高速走行時に車内が高温になるとのうわさを聞き、TSを選びました。

FFになり、車重が重いことからエンジンが非力で、メーターは260km/hまでありますが、高速道路で長い時間をかけて180kmまで出したのがやっとでした。

ヤフオクで自賠責保険込みの30万円で落札し、7月頃に山梨ぶどう狩り特別列車に乗って、八王子まで取りに行きました。帰りの首都高でエアコンが効かず、窓を開けると更に暑く、汗だくで運転したことをよく覚えています。

幌オープンは手動でロックを解除し、あとは自動でできるはずなのですが、開閉のギアがすぐに壊れるため、無駄な投資はあきらめて、ほぼ手動で操作していました。ロックが固く、特に冬場は幌が縮む?ため、非力な人ではオープンにはできません。

オープンカーは最高でした。人目を気にするため、お洒落せずには乗れません。秋の早朝、ヒーターをつけつつ高速道路走ると自然に気持ちと速度が上がります。助手席に置いていた朝マックが袋ごとぶっ飛んでいきました。お洒落して、業務用スーパーの買い物袋をシート後ろの小物スペースに放り込み、颯爽と車に乗り込み、走り出す様はまさにイタリアンなイケおじです。

パチンコ屋の駐車場で、バックでスペースに入れようとしたら、シフトの内部の部品が折れました。エンジンは好調ですが、動けません。レッカーです。車高が低いので心配していたら、大丈夫です。上手に近所の信頼できるお店まで運搬してくれました。

外車あるあるなのですが、近所の車関係店舗では部品がありません。ワイパーブレードの交換はできませんでした。バッテリーとかタイヤもサイズが特殊です。ただ今は、ネット販売が活躍します。車検を通すためにマフラーの排気漏れを修理しましたが、結局治せずに、オークションでたいこだけ落として装着しました。

一度だけ峠を全力で走行しましたが、車幅があるため、下りであれば、意外にキビキビと走りました。無駄に太めのタイヤを履いている訳ではありません。

たまたま、近所に国内有数の優良アルファの専門店(ジュリアでレースにも参戦している)がありましたが、新しい車(すでに10年落ち以上でした)はエンジンルームが狭いことと電装系がめんどーなため?別の優良店を紹介されました。

生活するための日常の足ではなく、四季を感じながらのドライビングを楽しめる、そんな素敵な車でした。

※長距離ドライブは故障が心配でオススメできません。不安な人は国産車に乗りましょう🎵

2024年12月1日日曜日

バティックを買い付けにインドラマユ

 バティック生地を買い付けるためにインドラマユに行ってきました。

バティックの有名な産地は他にもありますが、マンゴーで有名なインドラマユは海の生物、魚、エビ、タコなどをモチーフにしています。

グーグルさんで batik で検索すると沢山のお店が出てきます。お店が集中している辺りではしごしました。右のお店みたいに、住宅街にひっそりとあったりします。また、OPENという看板で、鍵がかかっていたりします。ランチでも買いに行っているのでしょうか?

ざっくりと説明すると、サイズは約1✖️2mの生地です。これで1着のバティック長袖シャツが作れます。安価で主流のプリントで1000円から、チャップと呼ばれるスタンプタイプとトゥリスと呼ばれる手書きで1500円から、完全トゥリスで3000円からです。独特の剣山みたいなのでマイクロ水玉を付けるチョンプロんガンという技法もあります。

相場を把握しておかないと、外国人にはふっかけられ危険があります。事実、最初の店ではやられました。マハール(高い)と言い残し、店を後にしました。

実際に購入したのが右です。左上プリントメガムンドゥン(チレボンの雨雲をモチーフ)が1000円です。左下と右上がチャップとトゥリスの組み合わせで1500円です。安いと思います。

左下の生地には縁のデザインに工夫があり、お好みで世界に一着のバティックが作れます。ちなみにモチーフはインドラマユ名産のマンゴーです。

参考で色は違いますが、生地(オートクチュール前)とお店にあったプレタポルテ(既製服)を載せます。生地の縁のデザインを襟等に工夫して配置してあります。

右下が完全トゥリスで3000円でした。チャップに見えますが、全て図柄のディテイルは異なります。


生地を仕立てをしてくれるテイラーさんに持ち込みます。まずはデザインです。

その気になってデッサンします。伝統を重んじない禁断のプルオーバーです。

ドキドキしながら、1番近いテイラーさんに持ち込みました。なじみが無いため、お試しです。

あまり採寸の必要もなかったのですが、一応手の長さだけ採寸して、一週間、キラキラ(大体)千円ということで店を後にしました。
人生初のオーダーメイドとデザイナーとしてのデビュー作になります。仕上がりに乞うご期待。

イマイチだった場合は、発表を控えますのであしからず。

生地プラス縫製で2000円予定です。
めちゃくちゃ楽しみで、仕上がりが待ち遠しいのですが、お気に入りのチレボンの露店で購入したプリントバティックショートパンツは300円でした。

そもそもジャカルタで購入する場合は、生地から価格が倍以上はします。



成功の鍵は、デザイナーと職人の意思疎通でしょう。首を長くして仕上がりを待ちたいと思います。

革靴修理 in Indonesia

 昔から革靴が大好きでした。私の初めての革靴は、高校入学時に購入したリーガルのローファーでした。履くほどに足に馴染み、よく手入れをすれば色落ち等も回復します。ただマイファーストローファーは3ヶ月ぐらいで病院の通院時に盗まれました。

革は手入れ次第で長持ちするのですが、お気に入りで履くほどソールが擦り減っていきます。しかも、踵の外側が片減りします。歩き方、姿勢が悪いのでしょうか?

インドネシアに来て、町内を散歩中に道端で細々営業する露店の靴の修理屋さんを発見しました。横に様々な種類のソールが並び、覗いてみるとマイスリッポンに合うタイプはありませんでした。


月日は流れて・・・


踵のソールが擦れて、ほとんど履かない靴を断捨離しようと考えた時に、あの渋めの露店を思い出しました。


『そうだ、修理してみよう』ということで、靴を持って乗り込みました。ワイルド系のソールしかなかったので、ヤケクソでサッカーのスパイクタイプを指名しました。組み合わせは多少の加工は必要ですが、ピッタリでした。

いやいやこれはと狼狽る店主の横の奥さんらしきおばさんが、さも物好きな外国人だから指示通りでいいんじゃない的なアイコンタクト。渋々了解した店主が2時間で出来るとのこと。一旦、家に帰りました。


余裕をみて、午後5時に受け取りに行くと、店主が1人で待っていました。営業時間の表示もないため油断していましたが、無事受け取って再度帰宅しました。お代は700円でした。


仕上がり具合を確認すると、結構丁寧に仕上げてあります。露店に行った時に、別の靴を修理していて、NEWソールを接着剤でくっ付けていたので、あまり期待はしていなかったのですが、縫製もされていました。

履き心地を確認すると、やっぱりスパイクでした。ポイントが少ないため、歩くと足裏のツボを刺激してきます。カツカツとタップシューズ並の音もします。軽率な判断であったと心から反省しています。再度、貼り替えも念頭において、滑って転ばないように試運転していきたいと思います。

仕事帰りにサッカーに誘われたら直ぐに参加できるとも思いましたが、こちらはフットサルが主体のため、この靴では無理だと諦めました。

露店の写真も載せたかったのですが、プライバシー保護の観点から差し控えさせていただきます。

以上、リアルインドネシアレポートでした。

ラケルに行ってみました

 ある日曜日の昼下がりに、娘のデザートの半額券があるから、スポンサー募集中という要請を受けて、二人で出動しました。 説明しよう! 近所にあるラケルとは、古くから定着している店舗で、どうやらオムレツをメインとしたチェーン店風のお店です。 店内に入ると、あまり多くはない席がほぼ満席で...