簡単に説明すると、イタリアのアルファロメオが製造する(私の車に対しての最後の憧れの)オープンカーです。その2代目で、型式が916です。この代だけ、オープンではないGTVが存在します。(お約束のナンバーを916で取得しましたが、気づく人は誰もいませんでした)
エンジンはアルファのTS2.0(ツインスパーク、2000cc)です。V6、3000もありましたが、高速走行時に車内が高温になるとのうわさを聞き、TSを選びました。
FFになり、車重が重いことからエンジンが非力で、メーターは260km/hまでありますが、高速道路で長い時間をかけて180kmまで出したのがやっとでした。
ヤフオクで自賠責保険込みの30万円で落札し、7月頃に山梨ぶどう狩り特別列車に乗って、八王子まで取りに行きました。帰りの首都高でエアコンが効かず、窓を開けると更に暑く、汗だくで運転したことをよく覚えています。
幌オープンは手動でロックを解除し、あとは自動でできるはずなのですが、開閉のギアがすぐに壊れるため、無駄な投資はあきらめて、ほぼ手動で操作していました。ロックが固く、特に冬場は幌が縮む?ため、非力な人ではオープンにはできません。
オープンカーは最高でした。人目を気にするため、お洒落せずには乗れません。秋の早朝、ヒーターをつけつつ高速道路走ると自然に気持ちと速度が上がります。助手席に置いていた朝マックが袋ごとぶっ飛んでいきました。お洒落して、業務用スーパーの買い物袋をシート後ろの小物スペースに放り込み、颯爽と車に乗り込み、走り出す様はまさにイタリアンなイケおじです。
パチンコ屋の駐車場で、バックでスペースに入れようとしたら、シフトの内部の部品が折れました。エンジンは好調ですが、動けません。レッカーです。車高が低いので心配していたら、大丈夫です。上手に近所の信頼できるお店まで運搬してくれました。
外車あるあるなのですが、近所の車関係店舗では部品がありません。ワイパーブレードの交換はできませんでした。バッテリーとかタイヤもサイズが特殊です。ただ今は、ネット販売が活躍します。車検を通すためにマフラーの排気漏れを修理しましたが、結局治せずに、オークションでたいこだけ落として装着しました。
一度だけ峠を全力で走行しましたが、車幅があるため、下りであれば、意外にキビキビと走りました。無駄に太めのタイヤを履いている訳ではありません。
たまたま、近所に国内有数の優良アルファの専門店(ジュリアでレースにも参戦している)がありましたが、新しい車(すでに10年落ち以上でした)はエンジンルームが狭いことと電装系がめんどーなため?別の優良店を紹介されました。
生活するための日常の足ではなく、四季を感じながらのドライビングを楽しめる、そんな素敵な車でした。
※長距離ドライブは故障が心配でオススメできません。不安な人は国産車に乗りましょう🎵
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