バティック生地を使って、正装の服を仕立てるお試し(テイラーさんの技術チェック)として、近所のテイラーさんにニューカジュアルスタイルの仕立てをお願いしました。約束の1週間後に受け取りに、雨季で足元がぬかるむ中、サンダルでよかったと思いつつ、車両の飛び跳ね水を避けつつ向かいました。
そのテイラーさんは、四台ほどのミシンがあり、各1名づつ配置しています。とびこみで訪れた際は、各人に役割があるらしく、おおむね接客担当のAさんがBさんに対応するよう指示を出し、デッサンの要望と採寸をしてくれました。
受け取りに店に着くとすぐに、待っていたよと言わんばかりに歓迎してくれました。客と店員と暇つぶしでいる人の区別が全くつきません。
商品を受け取りました。本当は、若干の不安もあったため、その場で試着をしたかったのですが、ときめく心を抑えてお支払いを済ませました。当初、予告通りの千円(正確には本日レートで960円)でした。ボタンも付けてくれて、本来は衝撃プライスですが、しあがりの確認をと思い、店を後にしました。
すんばらしいです。チャコペンの残りと切れた糸くずが沢山おまけで付いてきましたが、縫製も意外に丁寧で、デザイナーの意匠通りの仕上がりです。採寸した袖丈も丁度よく、バティック特有のガラ合わせもバグースです。(ポッケのところ)
念のために、洗濯してみました。生地のチヂミ、ほつれ等も無く良好でした。
お試し仕立ては、合格です。
今回は、プリント生地のため、袖や襟等のデザイン上の工夫は出来ませんでした。次回はトゥリス(手書き)+チャップ(はんこタイプ)の生地で、体形に合わせたオーダーメイドの正装バティックに挑戦したいと思います。
おまけ
仕立ては、お気に入りボタンの持込や、ガラ配置の指定等も自由で、ジャカルタマダムたちも楽しんでいるようですが、地方に比べると3倍以上のお値段です。是非、産地で生地を買付けて、お近くのテイラーさんでチャレンジしてみたらいかがでしょうか?
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