2024年5月11日土曜日

ロンボク島 ~ピンクビーチの謎~



世界には七つのピンクビーチが存在すると言われています。最も有名な場所は、インドネシアのコモドドラゴンで有名なコモド島にあります。ピンクに見えるのは、赤い珊瑚のかけらが混じり、全体にピンクに見える現象です。ロンボク島の観光名所を調べていると、島の南東部のピンクビーチに関する情報がありますが、絶賛する人から、陸路では辿り着けないとの未確認情報。Googleさんで調べるとピンクビーチが1〜4とか多数存在し、正確な情報が得られないため、自力で調査(踏査)することとしました。


手がかりの地図がこちらです。
赤丸から踏査しました。
細い道をバイクで進むと、素敵なビーチがありました。
小さのお店があり、関係者三名ほどがのんびりと過ごしていました。
小さな子供たちが、ゴミ拾いをしていました。
なかなか情況が把握できない感じでしたが、本来の目的であるシュノーケリングによる調査を敢行しました。
浅瀬だけ小さな波で濁っていましたが、少し沖にでると、バグースでした。珊瑚も健全で、美しい海でした。あまり潮流もなく、魚種も豊富で、なぜ観光客がここに来ないのか不思議に感じるほど素晴らしい体験です。
沖の調査が終わり、いよいよビーチです。薄ピンクです。
光の加減でも、色合いが変化しますが、ピンクかというとうーんというレベルのピンクです。砂みたいな珊瑚の粉砕された屍を手に取って見ると、真っ赤な粒が確かに混在しています。

海から上がって、休憩しながら周りを観察すると、ゴミ拾いに飽きた子供たちが、ふりちんで海で遊んでいます。遠くを見渡すと、ピンクっぽいビーチが各所に点在しています。ピンクビーチ銀座です。

違うところも調査しようと思い、地図写真のお気に入りのハートマークに移動しました。これまたバグースです。誰もいません。無料のプライベートビーチです。特有の入場料、駐車料金も不要です。アクセス等開発する意思は感じられませんが、そのためか、近くのビーチには、船でアプローチしている観光客もいました。

総評として、南東部の半島にあるビーチは全てピンクビーチです。泳ぐのであれば、南側は波が高いので、北東面が良いでしょう。ピンク度合いについては、日々と太陽の位置にもよりますが、写真撮影だけが目的の場合は無理して行かない方がよいと思います。アプローチが困難なことと、開発されていないため、お店もありません。しかし、プライベートのピンクビーチをゆったりと楽しみたい場合は、しっかりと準備(飲み物、日焼け対策、アクティビティ等)して訪れることを本当にお勧めします。

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