2024年11月13日水曜日

タラガボダス(TALAGA BODAS) 白い湖

 バンドンから東南東100kmほどにあるタラガボダスに行ってきました。白い湖と言えば「カワァ・プティ」の方が有名ですが、こちらはあまり人気も無く、短いですがアクセス道路も非常に悪い状況です。電波も届きません。

ゲートに到着して料金表を見ると、理解できなかったのですが、なんせ電波が届かずトランス不能です。言われるがままに1500円と駐車場代を払いました。


外国人は誰もいませんでした。故に事前情報がほぼ無く、自分を犠牲にして、精一杯の情報をお届けします。


すぐ近くのゲート前にバイクを停めると、車がゲートを入っていきます。ボレかと尋ねると、車は1000円、バイクは200円で可能とのこと。体力温存のため迷わずお支払いを済ませて突撃です。

ガソリン(こちらではベンジンと言います)を消費しながら約1キロほど進むと、お目当ての温泉がありました。バグースです。


ナチュラルです。こちらではポンプや加熱はしません。万有引力の法則に従うため、維持費は0円です。水面は美しいですが、底は凸凹です。足裏マッサージと沈澱している析出物、美しい風景で、リラックス効果は4倍です。今年は雨が少ない為、推定44度ですが、日本人の私にはノープロブレンです。意外に高地で涼しいため、お湯を堪能することができました。



Googleさんには他の温泉も表示されていましたが、いかんせん電波が届きません。帰り際におっちゃんに聞いてみると、他にもあるとのこと。解説すると、ゲートを入って右手がタラガボダス、左手で50mほど進み、右折が目的地、直進にもキャンプ場と温泉がありますが、悪路のため誰も行かないゾーンになります。

右折して少し進むと露天があります。

源泉付近の写真です。雨が少ないため、湧出量が少ないそうです。タピ(しかし)、高温です。


湯を湛えた本番に臨むと、推定46°でかなり熱いです。

気がつくと、親子3代と親子2ファミリーに囲まれていました。誰も熱くて入れません。日本人として肩まで浸かり、『肩まで、ただし5分』となんちゃってインドネシア語で説明すると、みんな納得していました。


特に女性の肌の露出は少ないですが、肌と肌のつきあい的な。インドネシアの人はおしゃべりが好きで、知らない人同士でも話が弾みます。

本当に欲がなく、のんびりとしたローカルに囲まれて、楽しい時間を過ごしました。もう少し、インドネシア語を勉強しようと真剣に決意しました。




おまけ


次の目的地に向かう途中で、悪路との格闘中に爆音が聞こえます。軍のジェット機かと想像していたら、地熱発電所でした。インドネシアはアメリカ、ロシアに次ぐ、世界3位の火山大国です。ちなみに4位が日本で5位がチリです。環太平洋に集中しています。日本では、完全に立ち入り禁止レベルですが、こちらは案外自由です。お越しの際は、自己責任でお願いします。

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