タラガボダスから北に15km程度の場所にあるカラハ・クレーターに行ってみました。
こちらも外国人はほぼ行かないマイナー観光地となるため、情報量がほとんどありません。クレーターとはインドネシア語で火口を意味する kawah が一般的です。温泉があるらしいとの未確認情報をたよりに、それらしいところに入ってみると、不人気観光地風でした。
歩いて現地まで行くと、そこはバンドン郊外の人気火山のタンクバンプラフから硫化水素が危険なためガイドが必要で外国人は特に高額となる Kawah Ratu(女王の火口)と同様の場所でした。硫化水素を含む高温の蒸気と熱水を噴出する火口に該当します。
カワァラトゥは近くに露店もあり、立ち入りを制限する箇所もありますが、こちらはオールフリーです。インドネシア人の彼が一生懸命に彼女の温泉や蒸気等をバックに粘り強く写真を撮りまくっていました。
仕様がないので付近を散策すると、写真では伝わりませんが、結構活発に活動しています。もう少しバンドンに近ければ、多くの収入を得られるのにと考えつつ、温泉につかりたいので岩風呂に戻ると、違う恋人たちが執拗に写真撮影会を開催していました。
足湯で我慢することとして、いざ入湯すると、底に析出物である湯ノ花が堆積して、滑る&白濁します。また、底からも熱水が湧いていて、素足では歩けません。
結局、恋人たちの邪魔をしては悪いと思い、帰路につきました。
インドネシアにある高い山は、ほぼ活火山で観光地と温泉を提供してくれます。登山も若い人たちにも人気で、テント泊でのんびりと朝日を楽しむ人たちが多いと感じます。ローカルアウトドアブランドのカイザーも人気です。
などと考えながら、今晩泊まる麓のタシクマラヤの街を目指すのでした。 ~ fin ~
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