スノボの翌日に、かねてより行ってみたかった野沢温泉に行ってきました。
野沢温泉といえば、13軒ある共同浴場(外湯)が有名です。まずは、中心部近くの新田の湯に行きました。ここが源泉で、かけ流しとなっています。
扉を開けてびっくりしました。いきなり、お風呂と脱衣所と下駄箱、洗い場がセットになっています。地元の人と見られる3名がいらっしゃっいます。インドネシアスタイルによく似ていますが、あちらは脱衣所、洗い場なしのお風呂のみといった感じです。着衣で入るところも多く、バリで裸でシャワーを浴びていたら、子供たちが珍しそうに、代わる代わる見学していました。
かけ湯をして、いざ入湯。あっついです。45°ぐらいでしょうか?思わず地元の人に聞くと、「こんなのまだまだだよ」と言われました。野沢温泉の中ではぬるいほうとのことで、よく見ると、源泉かけ流しの横から小さな水道で水を注入していました。
泉質は、単純泉に近く、あまり硫黄臭(正確には硫化水素化合物臭)は無く、マイルド系でした。ぐっとこらえて3分ぐらいつかり、外へ出ると体がポカポカでした。
まだ行ったことのない人用に注意書きの写真を載せておきます。しっかり読んでから乗り込んでください。
予想以上の良さに、近くの浴場をめぐることにしました。次は十王堂の湯です。男湯は二階でしたが、肌がびりびりするほど高温で、早々に退散しました。
近いので、もう一つということで、大湯に行きました。ここは浴槽が二つあり、ぬる湯があります。早速ぬる湯に浸かると激アツです。誰も入っていないため、あつ湯と同等と考えられます。ぬる湯と書いているため、堂々とタップリの水を注入して、私好みの温度に調整しました。43°ぐらい?湯温を下げるための草津温泉で有名な湯もみ板があったり、内装も含めて一番のお気に入りでした。
帰りに大湯の写真を撮ったのですが、変な人が映り込んでいます。ポージング中ですが、うちの娘です。気にしないでください。※投稿の許可はとっています。
白人系の外国人観光客も多く、近くのスキー場に板を担いで登っていく人も多かったです。なんとも風情がある独特の温泉街でした。ただし、共同浴場では見かけませんでした。日本人でも厳しい高温のせいでしょうか?
お約束の蒸したてお焼きも食べました。入門編のトラディショナルな野沢菜から、レアものまで挑戦です。写真のピンクがリンゴで、茶色がカボチャになります。自然な甘さのりんご、カボチャともとても美味しかったです。あとは、リンゴ、桃の100%ストレートジュースがお土産におすすめです。
多くの温泉に行きましたが、この共同浴場スタイルは初めてでした。近隣の湯仲間や寄付してくれた名簿等が掲示されているところもあり、地域に親しまれている感じがよく伝わりました。
泊りで来るのも良いでしょうが、スキーの帰り等に立寄るのも十分ありです。共同浴場はほぼ源泉かけ流しで、温度や湯質の違いも楽しめるため、はしごは必須です。水と温泉が豊富で、スキーまで楽しめる温泉郷です。若干遠いのが難点ですが、ぜひお越しください。
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