2024年11月21日木曜日

プラウ・スリブのティドゥン島(1/1000の島)

 ジャカルタの北にある千の島と呼ばれるプラウ・スリブ。

コロナ禍で大打撃を受けて、多くのツアーが消滅し、最近復活しているものの、情報量が乏しく、申し込もうとした日帰りツアーは2名様以上ということで、あえて当日券で乗り込もうと潜入調査を決行しました。


当日は8時出港ということで、7時にアンチョールのチケット売り場に乗り込みました。紳士な係のおじさんが説明してくれました。料金表の7より上がパブリックで自由、下がプライベートでツアーの申し込みが必要とのこと。パブリックで綺麗な島はどこかと尋ねると、ティドゥンとの即答。往復チケットを購入しました。

朝ごはんをと思い、お店に入ると、なんとビールがあるではないでしょうか。参考に私の朝食セットを載せておきます。ビールとアヤムちまきで650円です。

乗船時は名前を呼ばれます。どうやら3島経由のため、島ごとに乗船するみたいです。ティドゥン島は最後の為、最後に呼ばれました。


いよいよ出港です。船旅はというと快適でした。乾季の時は東から、雨季の時は季節風で北東からのうねりが入るため、端境期の今日(11月)はベタ凪でした。各島を経由して、遅延25分と約一時間半で、丁度10時に到着しました。

まずは足の確保です。自転車をレンタルできるとあったので、お店を覗くとバイクがありました。声をかけると、実は私設の観光協会会長風の怪しいおじさんにより、別の店に連れて行かれました。なんと、e-バイクがあります。初eを1300円(高い)で借りて、いざ出発です。

次はビールの確保です。教わった通りに真っ直ぐ進むと在庫がありました。ただし常温です。また来るからビールを冷やしておいてと言い残し、潜入調査開始です。


e-バイクで島を駆け抜けます。時速20kmです。本来静かなはずですが、どこかから走行中はキュッ、キュッという音を発していました。でも『e-バイクと海』という作品を添付します。


この島は、環礁風の体で東端でシュノーケリングを決行しました。綺麗な砂浜がありますが、泳ぎ出すとゴミだらけです。9割はプラスティックの袋です。沖に出てリーフの端からはバグースです。非常に大きな岩風の珊瑚から、骨太系の枝珊瑚まで案外多様で綺麗な海を見せてくれます。ゴミも少なくなりました。たまたまか、潮流も無いため、一時間以上の水中散歩を楽しみました。環礁の外は、中々のドロップオフですが、そこまでの透明度はなく、深場の状況は分かりませんでした。

陸に上がって、ビール&ナシゴレンアヤム&顔を怪我した猫の世話&集まってきた猫の世話 を楽しみました。店主が気を利かせてバカールしたアヤムを持ってきてくれて、お代もキチンと請求されました。

その後、みんなが楽しむ小ティドゥンにかかる桟橋と有名な飛び込み台付きの何とか橋等を視察して、3時発で2:40に集合の桟橋に行きました。

総評として、この島には車が無く、島民と同数以上のバイクがありました。リーフの内側はイマイチですが、外側は健全で十二分に楽しめます。ビールも常に冷やしておくよう指示してきました。他の島も攻めてみたいと思いました。

チケットの手配については、料金表の7より上は、土曜日の一番混む日(泊まる人もいて、帰りは3割ぐらい空いてました)でほぼ満席でしたが、当日確保出来ました。早めに行きましょう。下については、事前にツアー会社を通じて、二名様以上で申し込みましょう。ツアーでも、日帰りも選択できて、割合リーズナブルです。


おまけ

帰路では始発のため、自由に席を選べました。各島を見ながら帰ろうと思い、二階の船長のすぐ後ろ、日が当たらない東側の席をキープしました。結局疲れて居眠りをしていたのですが、ジャカルタに近づいた時に不意の雷雨がありました。船にはGPSもレーダーも搭載していないことと、まったく前のが見えなくなったので、船長が慌てて必死で操船していました(完全有視界運転)。なんとかアンチョールの桟橋まで辿り着き、土砂降りの中で下船しました。無事を祝い、売店で祝杯をあげました。

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