2024年9月18日水曜日

チレボン(Cirebon)という町について①

 チレボンを紹介します。

ジャカルタから東に300kmに位置する港町、また、バティックのオリジナルの模様でも有名な街です。

鉄道の要衝でもあり、チレボン駅の写真を撮影しました。ゲート、SLの後ろに見えるのが駅舎です。


町中に踏切があり、頻繁に列車が通過するため、よく待たされます。待っているとバイクが次々と対向車レーンに集まってきます。踏切の向こう側も同様です。

衝撃的で思わず写真を撮りました。すこし分かりずらいのはご容赦願います。中央に見えるのが中央分離帯です。私は正しい位置から撮影しています。道路いっぱいに対峙する様は、さながら騎馬戦の開始前といった感じです。


ここ西ジャワ州や中部ジャワ州(ボロブドゥールがある)のイスラム教徒が多く、白人系の外国人があまりこない地域では、アルコールを探すのが困難ですが、星4以上のホテルレストランには高確率で置いてあります。

チレボンで最初に入った高そうな背の高いホテルの2階のカフェでは、インドネシアのビンタンビールは無く、カールスバーグの大びんが1500円でした。


何とか泊まる安宿周辺(割と町の中心地)で探しましたが、フロントのお兄さんにもこの辺りには無いと宣告されました。


翌朝、グーグルさんで検索して、ゲットしたものがこちらです。1800円(サ、税込2170円)という、あまりの高さに領収書を一緒に撮りました。しかし、早朝・プールサイドビールは最高です。

帰り際に、3パケのため残り2本はどうするかと尋ねられました。ヤッターと内心小躍りしましたが、夕方また来ると伝えて、WhatsAppを交換して帰りました。


チレボンの名物料理といえば、ナシ・ジャンブランでしょうか。といっても、ナシチャンプルみたいで、器がバナナではなく、チークの葉っぱに代わる感じです。添えるおかずでは、小ぶりの丸いイカの墨煮、ジャガのおから入り(たぶん)コロッケ、鶏ひき肉とグリーンピースのそぼろ煮あたりが珍しいでしょうか。

早朝にバティック通りに写真を撮りに行った際の屋台を紹介します。

一つ目はガドガドです。ガドガドの屋台(カキリマ)は初めて見つけました。健康志向のご婦人方の朝食に大人気?かと思われます。

二つ目は日本の焼鳥(タレ)風のサテです。あまりの食欲をそそる香りに吸い込まれて、急遽、朝食となりました。

タレに付けてから焼いた、鶏肉と腸の串焼き2本づつと手羽を2つオーダーしました。付け合わせのキャベツとサンバルで300円でした。すごく美味しかったです。ナシパケ(ご飯セット)か?と聞かれましたがティダパケです。ビールで食べたかったのですが、半径3Km以内には存在しなかったでしょう。

三つめは珍しいというか、初めて見る新鮮な魚屋さんです。この国では冷蔵保存という概念が乏しく、いつも市場で異臭を放っていますが、この店は生簀で、かつ、熟練工です。

生簀の中には様々な種類の魚がいるのですが、注文を受けて、右の生簀から水色のかごに取り込みます。手早く包丁の背で急所(頭)を叩いて〆て、うろこをとり、内臓を取り出します。(魚種に応じて処理方法が異なります。)

あまりのスピードに感心して写真撮影をお願いしたら、客の対応中にも関わらず、うれしそうにポーズまでとってくれました。バグースでした。


おまけ1

次の日の朝に食べた黄色いブブルアヤム(鳥粥)も美味しかったです。いつもの白いものと異なり、ターメリックとなにかの香辛料だと思いましたが、正体は不明です。名物料理?


おまけ2

無事にパケ3の残り2本を飲めた時に、うれしくて撮った写真です。さすがにお腹いっぱいになりました。ピーナッツのつまみも付けてくれました。テレマカシー


おまけ3

チレボン駅の拡大写真です。分かりづらいですが、窓はステンドガラス風です。





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