ヤフーで面白い記事を見つけました。福井県でシイラの価格が急騰、海外では高級魚、円安で輸出増加、ということで漁師さんが喜んでいるというものです。
ここインドネシアでは「ルンバルンバ」と呼ばれ、海沿い(バリ島とか)で広く消費されていて、美味しいと評価されています。※ハワイではマヒマヒと呼び、高級魚
20年程前に伊豆大島でグルメ漁師さんにお刺身をごちそうになり、その時美味しかったので魚種を尋ねるとシイラとのこと。ただ、臭みがあるため油ののる夏の間だけ獲って食べるとのことでした。調べてみると、沖合でよく獲れるとのことですが、食用ではなく、ルアーアタックで引きが強く、茨城県沖とかでスポーツフィッシングの対象でした。
ちなみに沼などに生息する外来種のブラックバスが海外でも人気のスポーツフィッシングの対象ですが、海岸ではスズキがシーバスと呼ばれています。シイラはオーシャンバスといったところでしょうか。
本題は、ナマコや海藻等どん欲に食べる日本人になぜシイラの人気が無いかということです。ワタリガニも日本ではあまり人気がありませんが、韓国では大人気です。インドネシアではナマズが人気ですが、食べると白身でくせがなくとても美味しいと感じます。
近年、魚大国と自称する日本においても、回転すし等の影響で、ネタの名前は分かるけど、魚の姿で魚種を言い当てれる子供たち(大人も?)は少ないでしょう。(釣りキチ君は除く)
価格についても、美味しいからなのか、需要に対して供給量からか高級とされている種類が増えています。「寿司」は世界中大人気です。ジャカルタでも本格風からインチキ臭いけど寿司を語る店が乱立しています。絶賛拡大中のイオンでも特設コーナーなどで奮闘していますが、サーモン(北欧)とマグロ(多分近海)が中心です。おいしい刺身が食べたくなってしまうので、この辺で・・・
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