2025年1月3日金曜日

バティック最終章 BULLET編

 伝統工芸は素晴らしい。

その思いのもとに、バティックについて勉強およびチャレンジをしてきました。そのバティックにまつわる最終章です。

運転手さんに聞きました。インドラマユのパトロールというヘンテコな地名にあるバティックのうち、プリントを主体とした低価格の専門店、『BULLET BATIK』です。本店はテガルという街にあるみたいです。

豊富な品揃えで、男性用女性用、夫婦用からパジャマまでのラインナップです。ちなみに私は写真の右上のものを購入しました。妻からは「何時着るのかしら」との問いに、「・・・?」

実は2回ほど行って、10点以上のお買い上げです。価格は300~600円ほどです。財布を気にしないで、気軽にお買い物が可能です。ただし、現金のみですが。

次の写真が、店舗右側の男性用およびペア系です。その下の写真が、店舗左側の女性用で正装からカジュアル、パジャマからドレス風までありました。


ここからバティックについての仕入れた情報です。

バティックの定義とは、ロウを使ってのロウケツ染めということで、プリントタイプは本当はバティック風ということです。

産地としては、ここジャワ島で、大別して中部ジャワ(ジョグジャ、ソロ等)と西ジャワの北部沿岸部(チレボン、インドラマユ他)だそうです。

特徴として、中部ジャワは王家にのみ許される模様とかお葬式用の模様とかの伝統的なスタイルだそうです。

私が住む中部ジャワは古くから海の交易も盛んで、自由なスタイルです。


話を戻して、お店のことです。お会計をお願いしたら、汚れがあるということで、同じ柄の違う色と交換したいということです。在庫は無いかとたずねると懸命に探してくれましたが、ありませんでした。色は大切なため、コレでいいよと言うと、折れません。配慮と熱意に負けて、こちらが折れました。お買い上げ時は、こちらではプラスティックより高価な紙袋を購入枚数分付けてくれました。店員さんも素敵なお店でした。

帰って、さっそくバティック風のショートパンツをはきました。タバコをポケットに入れると、下にストンと落ちました。内ポケットの下側が縫い忘れています。  ご愛嬌です。

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