ふたたびアンチョールにやってきました。前回は機動力(徒歩のみ)が低く、水族館と芸術公園のみの散策でしたが、広大なこの地を状況を伝えるべくの再チャレンジです。
ざっくり東から説明すると、ビーチがあります。自転車も可の長い桟橋もあり、沢山の家族連れが遊んでいます。奥にレストラン棟があり、途中に飲食可能なお店もあります。海ではSUPで遊ぶ?トレーニング中の人もいます。なかなか自由度が高い公園です。
真ん中ぐらいでしょうか。入り江があります。でも水面が道路より高い位置にあります。写真だと分かりにくいのですが、やはりジャカルタは地下水のくみ上げすぎで地盤沈下しているのでしょうか?
ちなみに日本の三大都市も、かつて地下水のくみあげで地盤沈下しています。昭和に東京も地下水の利用禁止としましたが、江東区や江戸川区に海抜0より低いゾーンが存在します。江戸川の堤防とかから見比べるとわかりますよ。
ちなみにその辺りの雨水用の川は、ポンプで揚げて排水しています。そしてそこには1mを超える太った鯉みたいな(コイ科なので当然です)巨大魚がうじゃうじゃいます。中国からいらっしゃったハクレンさんです。ハクレンは卵を産み落とすそうです。孵化には2、3日必要で、日本の短い川では海に着いてしまうため繁殖が出来ないそうです。しかし、0以下ゾーンでの繁殖に成功したみたいです。幸い草が主食の草魚であるため、特に問題とならずにひっそりと暮らしています。橋の上とかから知らずに初めて見ると、かなりおったまげます。食用のため、見かけたら吊り上げて、実食してみてはいかがでしょうか。
インドネシアでよく食べられるなまず(レレ)も小骨が少なくて食べやすく、癖も無い淡白さでとても美味しいですよ。
ここはプラウ・スリブ(ジャカルタ沖にある千の島と呼ばれる島々のこと)に向かう小型船舶の発着所にもなっています。
待合所を見ても、海水面の方が高くなっています。
トイレの陰で一生懸命に排水をしていました。小さなポンプが2台あります。
もし、この薄い壁に船がぶつかって破損した場合は、アンチョールはすぐに水没する(といっても腰の高さぐらい)でしょう。
排水管の手前の歩道では漏水しています。危険です。
少し前に、ここからプラウスリブのティドゥン島に行った帰りに(別記事参照)土砂降りでした。その時、道路が冠水していましたが、どうやって帰るかに夢中で気が付きませんでした。
ちなみに、ここインドネシアでは台風もしくはサイクロン(発生場所により呼称が異なる)は発生しません。赤道から南北15°以内は出来ないそうです。そのため、低気圧による高潮などの災害はありません。
とは言え・・・
前回のアンチョールの紹介では、水族館とパサール・セニを紹介しています。
他の人とは違う切り口で、ニッチな内容を目指していますが、限界があります。
とは言え、ホテルもあるし、遊園地、プールもありますし、居住者もいます。
二日間かけて楽しむのも良いですが、移動手段は必要です。なにせ、東南アジア最大ですから~
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