仕立ての技量試験を通過し(お試し編を参照してください)、冠婚葬祭に使える長袖の正装版の発注です。
生地は右写真のものを使用します。マンゴー柄のチャップ(スタンプ)とトゥリス(手書き)の組み合わせ生地です。サイズはバティック1着分が仕立てられる定型サイズです。縁のガラの配置を検討します。独創的な場合は、デッサンして渡します。
お店の中を紹介します♪各自4名分のミシンと作業場がフォーメーションされています。(左写真)雑多な印象を受けますが、単重に雑多です。布の切れ端等が隅に追いやられています。前回仕立て時も糸くずがたくさんおまけで付いてきました。レジを有する隣りの部屋には、何やら特殊ミシン風が置かれています。(右)
この日は他のお客さん数名がいました。
正装バティックをオーダーをしました。既製のバティックは、お米大好きのインドネシアの男性に合わせて、お腹周りが比較的にゆったり目に造られています。オーダーの醍醐味として自分の体形に合わせて出来るだけスリムにしてくれとお願いして、伝票を受け取り店を後にしました。なんでもかんでも納期は1週間で、料金は1000円みたいです。

一週間後・・・
完成品がこちらです。
胸ポケットのところには、インドラマユ特産のマンゴー、袖口には魚が配置されていました。裾や前合わせ、襟などは生地からこうしかならないだろうとは思いましたが、おおむね成功です。
要求していたタイトなデザインは、採寸むなしく定型サイズでした。しかし、お直しは可能なため、もう少しダイエットを試みて再訪したいと思います。
バティック仕立て編、堂々完結です。お付き合いしていただき、まことにありがとうございました。
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