2024年7月20日土曜日

草津温泉にいってきました。~温泉考察編~

一泊二日で草津温泉に行ってきました。硫黄系の硫化水素臭のする殺菌効果の高い良質の温泉でした。インドネシアでも温泉巡りを敢行していたため、今回は温泉先進国の日本人として泉質について考察してみました。

泉質については10種類に分類されます。

1.単純温泉 道後温泉他多数で無色透明、他に比べると低刺激のため長湯が可能です。美人泉とも呼ばれます。

2.塩化物泉   3.炭酸水素塩泉 

4.硫化塩泉   5.二酸化炭素泉

6.含鉄泉    7.酸性泉

8.含ヨウ素泉  9.硫黄泉

10.放射能泉  長くなるのであとはご自分で調べて下さい。

 日本では古くからの自然湧出系の他にどん欲にボーリングで掘り当てたりしたため、場所も種類も豊富で鑑定書までつきます。インドネシアはというと、天然もののため、数も少ないですし、山岳地帯に存在します。ほぼ硫黄系で日本では立入禁止レベルの硫化水素が噴出して命がけです。ただし、湯ノ花と呼ばれる白い不溶性成分が沈殿したものは使いたい放題、肌に塗り放題です。しかし、ほとんど脱衣所も洗い場も存在しません。シソロ温泉(別記事参照)では川の上流で湯ノ花を塗っているのかと思ったら、ただの持込シャンプー中でした。下流でやってくれとおもいつつ、寝そべって露天を楽しんでいると、上流からごみのペットボトルが流れてきました。

 長くなるので、戻って草津温泉ですが、こちらは歴史も古く、豊臣秀吉にすすめられて徳川家康が江戸に運んだともいわれ、有名な湯畑の柵は私が敬愛するかの岡本太郎先生のデザインだそうです。酸性度が高く、殺菌効果が高いためか、トムキャットにやられた傷が化膿することなく、完治しました。本当です。

西の河原公園や湯もみショーも良いですが、おすすめは「イデユコゴメ」という温泉藻です。pH2以下の55度近い環境でも生きていられる生物です。緑色で湯畑でも観れます。エメラルドグリーンで奇麗なのですが、あまり推してはいません。ぜひ探してみてください。次回は近隣のおすすめ観光箇所の紹介です。こうご期待!


写真の説明をさせていただくと、上から

西の河原の源泉です。国道のすぐ横なのですが、ここは日本で当然立入禁止区域です。湯気でなんの写真か分からないため説明しました。

次が西の河原温泉(男湯)です。金曜の午後だけ水着着用の混浴?熱いプールになります。写真は拡大しないでください。

温泉に貼ってあった温泉藻の説明です。(証拠品)

最後が二番目の写真の奥の柵から撮った写真です。温泉が川になっています。下流で適温となり、足湯になります。

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