インドネシアでは、サンライズツアーというのをよく聞きます。ご来光でなにかご利益があるのでしょうか?あまり興味が無かったのですが、前にサヌールに宿泊した時に管理のおばさんがビーチから見える朝日がきれいで、毎日歩いて、朝日を観ながら通勤しているという話を聞いて、一度は観に行こうと決めていました。いざ、決行です。
日の出が6:20ということで、30分前に徒歩で出発しました。6時ぐらいにセガラビーチに到着した時の写真がこちらです。掃除の人も含めて、案外沢山の人がいます。残念ながら雲が多く、水平線の朝日もアグン山も見えませんでした。
辺りを散策していると、至近にウミガメの保護施設(Sindu Dwarawati Turtle Conservation)を発見しました。ここも訪れたいと思っていたのでラッキーでした。
写真左奥にはウミガメの卵の孵化場所(後で知りました)があり、上に網がかかっています。覗いてみると、なにか小さなものが動いています。何かと思っていると、係のおじさんが来て、網を開け発掘を始めました。
一匹目が自力で生き埋め状態から這い出し、お知らせしたことにより、人力発掘が始まりました。完全に卵の殻から出ているものが15匹ぐらい、半分が2匹、まだ割れていないのを確認して、埋め戻していました。確かに、下の方のベビーは自力脱出が困難だと思いました。感動的な場面に立ち会えたのですが、おじさんは誰に伝えることもなく、黙々と作業しているため、周りの人たちも誰も気づきません。いいんかい?
そうこうしてるうちにサンライズを迎えました。雲の上から全貌をあらわし、無事写真に収めることが出来ました。しばし、余韻に浸ってから、了承を得て、ウミガメ施設を見学させてもらいました。
セマッ!!というのが第一印象でした。かわいそうという意見もあるそうですが、近くで3種類の亀がいること等を学びました。ちなみに生まれたばかりの子亀は泳ぎが下手で、前進しかできません。そのため、必ず隅の角に行き着きます。(添付写真参照)
早起きは三文の徳でした。皆さんも旅行先では、早起きして、近隣を散歩するのも良いでしょう。参考まで。
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