トラウトを求めて、養老渓谷の釣堀に行ってきました。
今回のターゲットは、ニジマスです。しかし、釣り堀のニジマスは簡単に釣れます。釣りを楽しむより、食べる方が楽しみです。
ニジマスは釣った分を全て買い取る必要があります。ということで、最初は鯉釣りをすることにしました。エサ、貸竿1000円です。写真の手前がニジマス池、奥が鯉池になります。
練り餌ダンゴを釣針につけてスタートです。浮きが付いているのですが、底のほうは濁って見えません。すぐに当たりがありますが、熟練した鯉達が上手にえさをとりやがります。
数回繰り返した後に、作戦変更です。浮きを外して、見える深さで、食べた瞬間にあたりをとる作戦です。
鯉達は底の方で待機しているため、一度、えさを深場に入れてから、ゆっくりと引き上げます。先発の動きの速い若い(小さい)鯉が釣れました。体長12cmぐらいでした。
大物を釣るために、最初に寄って来る小物を竿先テクにより、ひらりとかわします。その後徐々に集まってくる中型の鯉に狙いを定めます。釣れましたっっー 30cmぐらいの奴です。
次は大物賞を狙います。中型以上の鯉を釣るのは難しいです。多分100回以上釣られていることでしょう。釣堀あるあるですが、おおきなお口の周りがギザギザで、えぐれている個体もあります。
集まってくる小物をひらりとかわして、やりましたー。本日の大物賞、しかも金色です。おそらく5kg以上の大物が釣れました。一人のため、写真撮影はいまいちで、暴れるために困難でしたが、無事写真に収めることができました。
ゴルフボール大の練り餌を使い切るまで釣り続けました。ひまじんです。貸し切りの鯉池を心行くまで堪能しました。
お腹も空いてきたので、ニジマス釣りに変更です。鯉と同じ餌と貸竿で500円です。大物狙いで、大きめの餌をつけましたが、雨が降ってきて水面がさざめいて、水中がよく見えません。練習の鯉釣りの経験を活かしたかったのですが、あきらめて、浮きで釣ります。やや大きめの個体は優美に水面付近を泳いでいますが、よく見えません。あっという間に3匹釣れました。名前を付けました。焼きとフライとミーサシです。それぞれ名前通りに仕上げてもらいました。参考で料金表を載せておきます。
張り紙に塩焼きは20分程度頂きますとの掲示がありましたが、10分程度でニジマスフルコースが出てきました。刺身は酢味噌でいただきますが、臭みもなく、上品です。塩焼きは新鮮なため、骨離れがよく食べやすくて美味しいのですが、身が一番縮んでいました。結果、一番のおすすめは、フライです。頭と骨ごと食べれて、身もふっくらとしています。軽く塩がふってあるので、ソースなしで完食しました。大満足の2800円のフルコースでした。
平日の私の振替休日にお邪魔しました。週末はお客さんも多いことでしょう。食と釣りと暇つぶしを兼ねた大作戦に終わりました。
おまけ
帰りに近くの滝巡りのひとつ、粟又の滝を見に行きました。この日は雨の予報も無かったため、愛車のスーパーカブ号で防寒対策もバッチリで突撃しました。釣り中にも小雨が降っていたのですが、あまり気にせずに釣りに夢中になっていました。
滝を上から見下ろす駐車場で小雨が降ってきました。危険を察知し、滝壺まで徒歩で下りることもなく、そそくさと帰路につきました。しかーし、徐々に雨足が強まってきます。
念の為に用意した革手袋は、来る時は丁度良かったのですが、徐々に雨が浸透して、冷たくなってきます。徐々にMy ボデーにも浸透してきて、小刻みに筋肉が弛緩を繰り返します。所謂、震えです。自分に『もう少しだけガンバレ』と信号を送りつつ、アクセルをを握ります。しかし、前ブレーキのドラムに水が入り、ブレーキは効きません。
絶体絶命のピンチを切り抜け、なんとか家まで辿り着きましたとさ。 おしまい
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