土曜日の朝に、子供が子牛のように牛乳を消費するため、私の朝の目覚めの一杯のカフェラテ時に牛乳がありません。今日もまた、仕方がないので徒歩でコンビニまで買いに行くために、四時半に家を出ました。すると、東の空のあけぼの時の雲が赤ピンク色で非常に幻想的でした。
それからコンビニまでの道中で考察したことを記載します。
インドネシアにいるころは、季節感がないと感じていましたが、当然です。ジャワ島の北部は、南緯7度ぐらいに位置しているため、ほぼ赤道直下といえるでしょう。部屋の窓が南向きのため、昼は室内が暑くなると考えていましたが、休日に観察していると、まったく日があたりません。南半球のため、太陽が真上もしくは北側を通過します。なんとも、はるばる遠くまで来たと感傷にふけっていました。
11月ぐらいに、朝日が部屋に入ってくるようになりました。南半球の夏の始まりです。(といっても、最高気温は通年32℃です)地軸の傾きが、23.4度のため、当地の最大南中時の角度は、23.4-7=16.4度となります。興奮気味に同僚に話しましたが、誰一人驚く人はいませんでした。家族にも話しましたが、無反応でした。
※ちなみにインドネシアは赤道直下の10の国のひとつで、東南アジアで唯一です。大きな島では、スマトラ、カリマンタン(ボルネオ島)、スラヴェシなどが直下です。私が住んでいたジャワ島は南に位置します。
インドネシアでは、朝日や夕日をお勧めする観光スポットが沢山あります。ツアー等でもサンライズプラン等でボロブドゥールや神聖な山(バトゥール山他)への登山等があります。バリ島に行ったとき、サヌールからの朝日をお勧めされたため、行ってみようかと思い、日の出時間を調べました。6:20?ずいぶん遅いと感じましたが、謎が解けました。赤道直下だからです。基本的には6時-6時が昼間となります。
日本では朝の挨拶時にかわされる天気の話と冬になって「ずいぶんと日が短くなりましたね」というような会話はインドネシアでは成立しません。
などと考えながら家に着いて、写真を撮ろうとしたら、美しい赤ピンクは無くなっていましたとさ。残念。 ですが、一応写真を添付します。
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