2023年10月8日日曜日

インドネシアの水事情

 水道水が飲める国は珍しく、当地もお腹が大変なことになります。

そのため、ウォーターサーバーは当たり前で、町中を水タンクを搭載したトラックが徘徊しています。原因は多くの河川や井戸などもゴミや動物の糞尿等で汚染されているからだそうで、供給される水は、山岳地帯の安全な地下水を利用しているそうです。

しかし、まだお腹をこわしたことはありません。厳重な警戒態勢をとっているからです。警戒するべきは、不衛生な屋台、水道水で製作した氷、等々日常生活に潜むトラップにかからない様務めています。当初は歯磨き後のうがい水もPB水を使っていましたが、頃合いで水道水に切り替えました。

先日、ワルンで食事をしていると、氷の配達がきました。外に置いてある簡易なクーラーボックス(大)の在庫をいったん外に出し、フレッシュな氷(リング状の大とクラッシュした小の2type)をぶち込み、在庫を上に戻すという作業をあっという間にこなしていましたが、上蓋はきっちりと閉まってはいませんでした。暑いのに意外と持つものだと感心しました。

また、屋台でバッソ(肉団子スープ)を頼んだ時に目撃したものは、地面に置いてある使用済みドンブリをさっとバケツの水で流し、衛生的とは思えない布巾でさっと拭き、セット。これまた使用済みのスプーンをバッソを湯がくお湯でしゃぶしゃぶしてセット。その場に緊張感が走りました。断るわけにもいかず、動悸がする中実食。事なきを得ました。

改めて日本の浄水に感謝するものではありますが、現在の高度浄水をご存じでしょうか?

浄水後の水をさらにオゾンや活性炭処理により、臭いや有機物を取り除くことです。

大分前に子供に水を買ってくれと言われて、ブラインドテストで水道水と購入水の違いが判れば購入するとの約束をしてテストをしましたが、全く判りませんでした。

高度浄水は、自治体により異なるため、お住まいのHPを確認して頂いて、ぜひ試してみて下さい。


※写真は本文とは関係ありません。

インドラマユのロータリー内にあるマンゴーのオブジェです。


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