2024年6月9日日曜日

コピ・ルアック

 コピルアックをご存じですか?

平たく言うと、一応ネコ科のジャコウネコ(ネシア語でルアック)がコーヒの実を食べて、お腹で熟成したうんこに含まれた未消化のコーヒー豆です。その後、手作業でウンコのかすを綺麗にして出荷します。インドネシア中にいる普通の猫ではだめだそうです。

映画、「最高の人生の見つけ方」で知った人も多いでしょう。世界一高いと称されるこのコーヒーは、ジャコウネコをとっつかまえて檻に入れ、無理やり実を食べさせて豆を生産することで愛護団体から非難される等の話題を振りまいています。

イタリアのバールのエスプレッソのショット追加で飲むカフェラテをこよなく愛する自分で飲んでみた感想は、たしかにまろやかで少しの酸味があり、ストレートで飲むのが良いと感じる一杯でした。

コピ好きのインドネシアの方も、コピルアックは飲まないみたいで、近所のコンビニでは買えません。ちょっと大きなスーパー以上じゃないと買えません。値段もピンキリです。木箱とかもあるので、容器の価格が反映されているのでしょうか?また、空港で買うと三割ほどアップします。

たまたま、タンクバンプラフの帰りに寄ったレストラン(兼キャンプ、グランピング等も含む総合施設)にコーヒーの木があったのでルアックの気持ちで食してみました。果肉は非常に少ないですが、ほんのり甘く、いけてる感じでした。

同施設内に茶畑もあったので写真をつけておきます。

この辺りはジャワティーの産地で、沢山の茶畑があります。日本の茶畑には、霜よけ用の扇風機が設置されていますが、こちらではありません。昔、もっくんがCMをしていた私も好きな大塚食品のJAVATeaに使われているかはさておき、個人的には緑茶に比べてうまみが無いため好きではありません。(良いものを飲んでいないだけかも)

コーヒーに戻り、いろいろ調べてみると、世界には珍珈琲があります。同じく糞系で猿、たぬき、中には象というのもありました。ベトナムでも名称は異なりますが、ジャコウネコのコーヒーをベトナム産でインドネシア産より高く販売していました。


見つけた際は、だまされたと思って、ぜひ、お試しあれ。

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