まず、稲作事情です。田は沢山あり、バリウブドの棚田は有名ですが、ジャワ島ほかにもあっちこっちにあります。写真は総出の田植え開始状況です。栽培は4か月とちょっとで終わるため、 ほぼ完全三毛作です。雨季に日照時間が極端に少ない場合に少し遅れます。がっ、常夏のため大丈夫です。いつでも田植え可能なため、公式記録上2.8毛作となる程度の影響です。収穫もまちまちのため、年中安定供給が可能でしょう。ただし、日本と比べて同じ作付面積で3倍の収穫量があるかというと違うと思います。恐らく1.5倍だと思います。(俺調べ)
私の住んでいる付近は平地で非常に多くの田があります。さながら仙台平野とか新潟平野という感じですが、インドネシア人は米以外は食事ではないというほどお米が大好きです。食べ過ぎて、お米が足りないため、インドを筆頭に東南アジア諸国から輸入しています。たぶん、米が不足したら、米騒動が起こり、国が転覆すると思います。
余談ですが、運転手に田植えや稲刈りを機械化しないのかと尋ねたら、機械を使ったこともあるが、労働者から仕事が無くなるとの大クレームがあったそうです。流しの田んぼ補助チームがあるのでしょうか?しかし、よく見ていると、総出でやってみたり、機械を使って1日で終わらせたりとなんともいい加減な雰囲気です。みなおおらかに暮らすインドネシアからの報告でした。
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