2024年4月24日水曜日

世界遺産の「白川郷」について思うこと

 四月ぐらいに訪問しました。行きの高速では雪がちらつき、まだとても寒い頃でした。

駐車場に着くと、まだ空いている感じでしたが、数台の大型観光バスで外国人の観光客が押し寄せたため、空いているところから回ろうと、人けのない駐車所の南側の野外博物館に行きました。

順路に従い、最初の合掌造りの建物に入ると衝撃的な内容でした。昭和初期の新聞の切り抜き等が展示されていて、忘れられたとか見捨てられた集落という記事、また、冬に医者の到着が間に合わずに亡くなった母子の記事等が展示されていました。

全部で様々な場所から移築された十数棟の合掌造りの建物があり、それぞれのテーマがあり、実際の暮らしぶりが感じられ、二階以上の、冬の生活の糧となる蚕による絹の生産まで知ることが出来ました。

障子の張替をしている方がいて、内外を仕切るものが障子しか無いことに驚き、すぐに破れるのではとの質問には、意外と丈夫との回答。採光のために必ず必要で、濡れても囲炉裏の効果で乾くと説明してくれました。ただし、そこは人が住んでいないので、すぐに破れるそうです。

その後にメインの街並みを見学しましたが、とても感慨深く、そこに住む人々も含めて見学することが出来ました。のちにテレビで見たのですが、居住箇所は十分に防寒対策をして、外見には慎重に配慮した暮らしをしている家族もありました。防火対策にも力を入れていて、一斉放水は風物詩となっています。

歴史と大型木造建築物、生活にかかる知恵と工夫は世界遺産に相応しいと感じました。しかし、自身も当初は、雪の重さに耐えるために尖がった茅葺の木造建築の集落という認識しか無く、その背景等は知りませんでした。ぜひ、見学される際は野外博物館からスタートすることを強くお勧めします。


2024年4月20日土曜日

ひめゆりの塔

 ずっと行きたいと思っていた、「ひめゆりの塔」に行ってきました。

この塔は、1945年の沖縄戦で亡くなった女学生や教師のための慰霊碑だそうです。翌年に多くの犠牲者を出したガマ(鍾乳洞)の上に建てられたそうです。

その近傍にある、「ひめゆりの塔平和祈念資料館」には、過激な写真や誹謗中傷等もなく、ただほのぼのとした女学生たちの様子や、やや幼い感じの作文、やさしいタッチのアニメ等の史実に基づいた資料が展示されていて、資料館の名前のとおり平和を祈念するという思いが伝わってくるものでした。

敷地に入ってすぐ左側に、生徒たちが隠れていたガマの一部が見えます。

那覇空港から車で一時間もかからないため、ぜひ沖縄に行かれた際は、ひめゆりの塔にお花を手向けていただきたいと思います。



インドネシアの米事情

インドネシアのコメ事情を紹介します。

まず、稲作事情です。田は沢山あり、バリウブドの棚田は有名ですが、ジャワ島ほかにもあっちこっちにあります。写真は総出の田植え開始状況です。栽培は4か月とちょっとで終わるため、 ほぼ完全三毛作です。雨季に日照時間が極端に少ない場合に少し遅れます。がっ、常夏のため大丈夫です。いつでも田植え可能なため、公式記録上2.8毛作となる程度の影響です。収穫もまちまちのため、年中安定供給が可能でしょう。ただし、日本と比べて同じ作付面積で3倍の収穫量があるかというと違うと思います。恐らく1.5倍だと思います。(俺調べ)

私の住んでいる付近は平地で非常に多くの田があります。さながら仙台平野とか新潟平野という感じですが、インドネシア人は米以外は食事ではないというほどお米が大好きです。食べ過ぎて、お米が足りないため、インドを筆頭に東南アジア諸国から輸入しています。たぶん、米が不足したら、米騒動が起こり、国が転覆すると思います。

余談ですが、運転手に田植えや稲刈りを機械化しないのかと尋ねたら、機械を使ったこともあるが、労働者から仕事が無くなるとの大クレームがあったそうです。流しの田んぼ補助チームがあるのでしょうか?しかし、よく見ていると、総出でやってみたり、機械を使って1日で終わらせたりとなんともいい加減な雰囲気です。みなおおらかに暮らすインドネシアからの報告でした。

沖縄の青の洞窟に行って見た

 表題の通り、沖縄の青の洞窟に家族で行ってきました。

四月十日・・  さぶい・・
しかし、4人で8000円未満、安い。
シュノーケリング3点セット+ウェットスーツもついて・・・
+えさ(もちろん魚用)と撮影付き

血圧が高いため、妻が離脱。日本は厳しい。
※そのため、写真は3人です。

海象条件によれば、波浪がある場合は中止になるそうですが、当日は小雨ですが決行!

真栄田岬からスタンバイ後に階段を降りていくと結構人がいるではありませんか。シュノーケル組とダイビング組で50人以上はいたと思います。アテンドに聞くと、空いているほうとのこと、また、洞窟内は順番で入るため大丈夫とのこと。

感想はというと、推定10年ぐらいのサンゴが多数。地元のダイバーで高水温で白化したあとに移植したそうです。魚種も豊富で事前の想像以上に綺麗でした。洞窟内は、入ったばかりは暗いですが、目が慣れてくると光の加減で神秘的な青というか藍に近いシーブルーでした。海面を散歩していると、アテンドが潜るのが見えたため、急いでフォーメーションを形成、無事デジタル化されました。

ちょうど、春休みとGWの中間の閑散期でのんびりと楽しめました。今年のGWはずばり、超込み合うでしょう。

おまけ
シュノーケリング時のえさについて、考察します。以前は釣具屋で小エビかスーパーで中エビ(コスパ悪し)を購入していましたが、レンボンガン島で船主の誰のために購入したか分からないような食パンに魚が集まっているのを見て、これはコスパよしと学習。
バリ島北部でシュノーケリングの際に、コンビニで食パンを購入しようとしたらクリームを挟んでいるパンしか無く、しぶしぶ購入後に海で使うと、うまくちぎれない上に油で手がべとべとになる始末。
今回は、麩でした。これが日持ち良し、ハンドリング良し(移動時にふやけて丁度よい)の良品でした。ただし、興味を示さない魚種もあるため、さらなる探求をしたいと思いました。

ラケルに行ってみました

 ある日曜日の昼下がりに、娘のデザートの半額券があるから、スポンサー募集中という要請を受けて、二人で出動しました。 説明しよう! 近所にあるラケルとは、古くから定着している店舗で、どうやらオムレツをメインとしたチェーン店風のお店です。 店内に入ると、あまり多くはない席がほぼ満席で...