2025年12月30日火曜日

ベトナム4 ホーチミン クチトンネル編

 ベトナム2日目の朝です。朝食を食べに出かけました。

今日は、バインミーにしようと思い、突撃したら近くの早朝から近所の食事を支えるフォー屋さんに吸い込まれましたー。フォー・ボー(牛)です。牛肉とどこかの内臓系が沢山入っています。付け合わせの野菜がヘルシーと思いつつ、案外お腹いっぱいになりました。

食後の一服用にコーヒーを買おうと思い、決死の覚悟で横断歩道を渡ると、うまそうなバインミーが視野に入りました。ロックオンです。Cafe Sua(ベトナムのカフェラテ)とともに持ち帰り、2度目の朝食を取りました。


以前にベトナム戦争博物館は行ったため、クチトンネルに行くことにしました。実はベトナム戦争中に造られた長いトンネルのうち、公開しているのは二箇所です。そのうちホーチミンから遠い方は、ツアー観光客が来ないローカル専用と聞いて、そちらに行くことにしました。バイクで60kmの2時間コースです。


いざ到着すると、観光バスがどしどし来ます。近場がいっぱいで流れてきた模様です。外国人は必ずガイド付きということで、まあまあの混雑具合で観覧しました。

大きな入り口から実際の狭いトンネルを中腰で通り、目玉のアトラクションである実際に使用していた出入り口にチャレンジャーが挑戦します。蓋の上に枯れ葉を乗せて、蓋を閉めた後も気づかれないように自然な状態に戻す手法です。

次の写真に示す、罠となる仕掛け等は実際には使用されていない様ですが、アメリカが唯一負けた戦争中に、ジャングルの中からのゲリラ的な攻撃に苦しみ、枯葉剤の散布等に至ったのは本当のお話です。(板を踏むと、板が回転して下の竹ヤリに刺さるというもの)

旧ソ連が支援した北軍が勝利して、サイゴン陥落ののちに偉大なホーチミン将軍の名を冠して改名されたという都市伝説です。いや、事実です。

お土産として、クチトンネルの詳細本2冊セットと牛の角の髪飾りを購入して出口を出ました。場内をまだ散策していないため、徒歩で詳細調査を敢行しました。


場内では、銃声が聞こえます。不人気施設のサバゲー場を見つけました。レンタル装備品もそこそこ充実していましたが、開店休業状態です。誰がクチトンネルに来て、サバゲーしようぜ、となるのでしょう?この地で不謹慎極まりないです。企画した人はクビにするべきでしょう。


場内には展示物も多数あります。それと冒頭(ベトナム観光1)で述べたクリスマスの装飾も今だにあります。ツリーが爆撃機に花を添えています。来年まではツリーは必ずあるでしょう。


朽ちた戦車の展示もありました。もう昔の話の様なたたずまいですが、現実に戦争や紛争は続いています。ベトナム戦争時にも、もともと同じ国民であったため、捕虜は殺さなかったそうです。朝鮮戦争の後の、二つの大国の代理戦争的な意味合いが強かったものの、結局は、犠牲になるのはベトナム国民です。


ベトナム戦争からの影響で、ロシア人が多く訪れるそうです。私の目と耳では見分けがつかないので、本当のところはよくわかりませんが、この様な施設で影響を受けて、とっとと侵攻をやめて欲しいと感じました。

いや、ベトナム戦争では、ソ連側が勝利したため、金と力が正義と勘違いしてしまうかも?という一抹の不安を抱きましたとさ。 おしまい





ベトナム4 ホーチミン クチトンネル編

 ベトナム2日目の朝です。朝食を食べに出かけました。 今日は、バインミーにしようと思い、突撃したら近くの早朝から近所の食事を支えるフォー屋さんに吸い込まれましたー。フォー・ボー(牛)です。牛肉とどこかの内臓系が沢山入っています。付け合わせの野菜がヘルシーと思いつつ、案外お腹いっぱ...