2026年11月1日日曜日

ヤドチャン日記 〜その4〜 里帰り編 完結

 石垣島の2日目です。

昨日はヘトヘトで、爆睡しましたー ガッ、定刻遅れの5時に起床しました。ベランダで定例の朝コーヒーと喫煙中に、石垣島の朝を感じました。


ホテルの前にあるボンベの充填所です。ドローンで撮影しました(ウソです)、スキューバ用で、続々と軽トラに必要本数を積み込んで、出発していきました。

斜め前の公園では、おばあちゃんたちが、ゲートボールを楽しんでいました。そういえば本土では最近はあまり見かけません。ブームは過ぎたのでしょうか?

正面に見える山にある、バンナ公園内の展望台に立ち寄るつもりです。こちらからハッキリと見えるため、あちらからもよくみえることでしょう。八重山諸島が見渡せるなかなかの展望台です。


あまり時間がないのですが、なかなか娘が起きません。しびれを切らして、8時にたたき起こして、9時出発としました。

20分遅れで出発です。通ってみたかった、サザンゲートブリッジを通ってドライブです。豆腐屋さんの朝食を食べに、お店に急行しましたー  閉まっていましたー

6時半から10時までの営業です。着いたのが10時15分でした。駐車場には1台も車がありませんでした。トホホです。やむなく、はらぺこで展望台へと向かいました。


前回よりは視界が悪かったのですが、八重山の島々とリーフの先端で波が白く砕けるポイント、水深による海の色等をコンコンと説明しました。でも、お腹は空いています。近くの石垣島鍾乳洞に併設されている、石垣島食堂にいきました。

私はもずく定食と、娘は三枚肉そば、白身魚のフライとビールセットをオーダーして、恋バナとかしながら、ヤドチャンのコトをすっかり忘れて、のんびりと朝食?いや、もはやランチを楽しみましたとさ。 〜おしまい〜



おーい、ということで、名蔵大橋のたもとに着きました。一心不乱に娘は無差別に貝を物色しています。見つけたところでどのタイミングで引越しを促すのかはてなの中で、やむおえず協力的な姿勢を見せつつ、海に入ってみました。

やる気もなく、海中を探索すると、大小様々なヤドチャン風ヤドチャンが見つかりました。どうやら、ここも川の河口で、汽水域のためにどちらかというと、淡水を好むようでした。

3匹捕まえて、ヤドチャンクイズを家族に発信しました。「どれがヤドチャンでしょうかクイズ」です。いちおう、親孝行のつもりで、返信してくれましたが、答えはどれでしょうか?

答えは1番下のヤツです。いつも私が水道水で丸洗いしていたため、私はすぐにわかります。キレイめ系のヤツが、私が連れ去ったヤドチャンです。

仮説をたてました。

My ヤドチャンの借家は、海ではあまり見ないタイプの巻き貝です。引っ越し用に様々なタイプの貝殻を魚屋さんから購入してきましたが、どうしても引っ越ししない理由に合点がいきました。

飼っている頃から塩分濃度が重量比で3%は少しキツイみたいでした。我が家の室内が乾燥していて、ヤドチャンのさらに上の発砲ヤドハウス内の水が蒸発して、塩分濃度が上昇します。苦しくて、陸に上がっているような気がしていました。そんな時は、コップで2杯ぐらいの水道水を補充すると、セーフでした。もう一つ

沖縄本島を含む、八重山諸島には、多種のヤドカリが存在します。でも進化の歴史をたどると、貝が進化して、多種になる中で、借家暮らしのヤドチャンたちが適応していったと考えられるのが自然ではなかろうかと。

ヤドチャンの借家である貝殻は、主に川で生育しているようで、成長の途中で、何らかの理由で死亡して、その貝殻を無料で貸し出すシステムが構築されたと考えられます。

娘を呼びつけて、仮説に基づき、川の方へと進みます。ヤドチャンと同じ色、形状の親戚たちが、多数生育しています。ガッ、懸命に探しても、ヤドチャンのサイズがMAXです。残念ながら、この貝の限界みたいでした。しかも、借主のいない住人募集物件は無いと、途方に暮れていると、マングローブの根本に、同一の貝殻墓場が存在しました。

ヤドチャンより大きい貝を探しましたが、最大級のため、3%ほどの間取りの広さのものしか見つけられません。とりあえず二つほど拾って、生簀に放しておいたヤドチャンの元へと急行します。ヤドチャンの傍らに貝を置いてやると、めっちゃ興味を示しました。内見をしようとすると、なんと、二つとも先客が暮らしていましたー

 物件探しは諦めて(ここに置いてもいんじゃねー と2人とも考えた・・)、いざ生誕の地へと向かいます。川平湾をサラッと観光して(この日は強風、高波のために、グラスボートは欠航でした)、吹通川のマングローブ林を目指します。(娘は要所要所で、必ず、ブルーシール等のアイスを食べていました)

現地に到着しました。疲れて寝ている娘を放置して、持ち込んだ、インフレータブルのSUPに魂を込めて、空気を投入します。出航準備が整い、娘をたたき起こして、出航です。

まず、海側に繰り出して、ヤドチャンを拘束した場所を説明します。そして、名蔵川の状況より、ヤドチャンを発見した時の状況は、ゴロゴロしていたこともあり、うっかり流れで流されたか、これ以上大きな貝が無く、絶望から海に身投げしたかのどちらかと推測されます。と娘に説明して、上手に誘導します。

次に河口の岸辺を探索すると、吹通川ほどではありませんが、そっくりな仲間たちがいました。念のためにマングローブ林の奥まで探索しましたが、濁っているために仲間の発見には至りませんでした。

河口に戻り、お別れの時間です。昨日の飲み屋のおばさんが、やどかりは頑丈で、なかなか死なないとのご意見を頂いて、自然界で再び生き抜けるか心配でしたが、少し心が楽になりました。もはや、親です。

ちょうど満月の大潮でした。昼の最干を過ぎて、海水の満ち込みが始まっています。せめて、ベストなコンディションの場所で、お別れしたいと思いました。今回の旅行中に感情移入が著しい娘を諭して、ヤドチャンを故郷に帰してあげました。

また、半年後にヤドチャンが元気で暮らしているかの観察に来ようとも思いましたが、見分けがつかないでしょう。本当は、GPSの発信機を付けたかったのですが、手配できなかったことと、家主が変わっても気付かないため諦めました。

ヤドチャン、フォーエバー   半年間の感謝の気持ちを込めて・・・

ヤドチャン日記 〜その4〜 里帰り編 完結

 石垣島の2日目です。 昨日はヘトヘトで、爆睡しましたー ガッ、定刻遅れの5時に起床しました。ベランダで定例の朝コーヒーと喫煙中に、石垣島の朝を感じました。 ホテルの前にあるボンベの充填所です。ドローンで撮影しました(ウソです)、スキューバ用で、続々と軽トラに必要本数を積み込んで...