我が家では、猫を3匹飼っています。
田舎で育った自分の感覚的には、一般の家庭は防犯、セキュリティー強化のために番犬を飼います。農家などの穀物や野菜を保護するため、家ネズミの侵入を防止するためにヒットマンとして、猫を飼うというか、餌だけあげて、客人として招き入れていた感じです。その土地土地の文化に応じて、主人とペットのウィンウィンの関係を築き上げてきたと考えています。
ある時、国道を軽トラで、飼い犬のシェパードを散歩する頑固漁師のおじさんに1日に餌は何回、いつあげるのかと尋ねたところ、明快な回答を頂きました。餌は一回、朝にあげる。番犬が夜にお腹いっぱいでグースカ寝ていたら番犬にならないから。という回答にものすごく納得したことをよく覚えています。
昨今はどうでしょう。昔のウィンウィンの関係とは異なり、人生に疲れて病んだ人間を癒してくれるための道具(ぬいぐるみ等の玩具)のような気がします。結果、ウィンウィンの関係ですが、性質が変わってきていると感じます。
我が家の猫は、最初に娘が拾ってきたメスと、半年後にまた娘が拾ってきたオス2匹のブラザーです。もう10歳を超えて、ジジババ猫たちです。猫同士の関係性はビミョーです。特にメスの考え方は繊細?と言うか理解できません。
そのメスネコは、自分が猫だという自覚が足らず、猫間の主権争いの抗争が日々勃発しています。その割に、私がオスネコを注意すると、猫界代表として、猫の地位向上に努めているため故か、私を威嚇してきます。シャーってします。仲間意識はあるみたいです。
昼間は窓際で外を観察しているため、時々外に放牧します。最初の頃は喜んで外に飛び出していきましたが、足を泥んこにして帰ってきました。車の下とかで厳重な警戒態勢で、周囲を観察していました。ノミを連れ帰ったこともあり、家族総出でノミ退治をしました。のらねこと対決して、怪我をして帰ってくることもありました。
最近は、近所に野良猫が多いせいか、窓を開けても積極的に外に出たがりません。みんなの餌を横取りしながら一番体が大きい?太っているやや勇敢なシロだけ元気に外に飛び出していきます。家の前のコンクリートの床に背中をこすりつけて、太り気味のまーるいボデーで転げまわっています。
しばらくすると、シロが他の猫とけんかをしています。縄張り争いです。妻が仲裁に駆けつけて、野良猫の撃退補助をしたみたいでした。
小一時間ほどTVを見てから、シロはどうしたかと覗いてみました。少し離れた場所に野良猫、それを我が家の敷地内から警戒するシロ。一時間ほど威嚇と警戒を続けていたみたいです。シロえらいと思い、私が野良猫を遠くまで撃退しましたー。
それからもシロは外で過ごして、夕方のごはんの時間に戻ってきました。よくがんばったな!と褒めてあげたのですが、猫語が通じずに、怒られていると勘違いして、なかなか家に入ってきませんでした。その日は疲れたのか、食後に爆睡していました。
翌日、昼過ぎに、また窓を開けてみると、この日は窓に行くも、躊躇して外には出ませんでした。昨日はよっぽどがんばったのだと強く感じましたとさ。窓で躊躇するシロちゃんの写真で締めたいと思います。
来週末になると、シロはアホなので、元気よく外に飛び出していくことでしょう。我が家の縄張りを守る、たのもしいシロの武勇伝でした。 ~おしまい~
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