2025年12月10日水曜日

美術館巡り 品川編 前編

 資格試験の二次の面接があるため、品川に行くことになりました。面接時間は10分ぐらいです。モッタイナイので、自転車を借りて、美術館巡りをすることに決めました。

まずは、開館時間の10時を目指して出発です。寒くなって来たので、防寒対策はバッチリです。都内はビルの日陰が多いため、やりすぎぐらいがお勧めです。ファミマでバイクレンタルの一日券を購入します。¥1650円です。

スマホで自転車を借りれる場所を検索して、突撃です。多数の放置ぎみ車両がありました。寒いためか、在庫がダブついています。

まずは、無料の「食とくらしの小さな博物館」です。味の素が運営しています。中には警備員兼受付の男性が1人。経費削減の一環かと思いつつ、2階で映像をみました。1909年創業の味の素の歴史が分かる良いものでした。世界中で様々な商品が販売されている味の素ですが、なぜかインドネシアだけふざけたネーミングです。写真では解りにくいのですが、マサコ、マユミ、サオリとかの日本の女性の名前を冠しています。

下の図書館は食に関する蔵書が沢山あります。3週間の貸出が可能だそうです。興味深い本を見つけたので、借りたいと思ったのですが、荷物になるので断念しました。返却は郵送でも可能なそうです。書籍で送れば、安価となるでしょう。

私が子供の頃は、全ての家庭の食卓を彩る味の素小瓶が必ずありました。今は冷凍餃子、また、クノールやブレンディ等のブランド展開もし、東南アジアの屋台等で、仕上げに白い粉が投入されます。世界初のうま味調味料の昆布由来のグルタミン酸について学びましょう。

次は港区立郷土博物館です。旧国立公衆衛生院にして、譲り受けた港区が耐震補強等の改装を施し、数々の賞を頂いた建築物です。田舎の市町村では無理でしょう。白金等を有する都内屈指の財力を誇るこの地では可能です。

この日は「お菓子」についての企画展を実施していて、セットで600円でした。港区についての様々な文化や歴史についての展示がメインですが、広く東京湾についても触れているので十分楽しめます。

次は、少し離れていますが、目黒区美術館へと向かいました。自転車で15分です。到着すると、閉まっていました。事前に営業日を調べておいたのですが、展示品入れ替えのための休館のようでした。

しかし、すぐ近くの市民ギャラリーで、車系の作品展と京都西陣織の展示をしていました。人気(ひとけ)のない入り口から地下へと降りると、そこには熱気がありました。

車は大好きです。憧れの「カニ目」と呼ばれるオースチンヒーレースプライトのイラストもありました。ジェームスディーンのようにポルシェ550スパイダーで駆け抜けたいものです。

西陣織は初めて?まじかで見ました。ルーペが置いてあり、絹糸の細さと織の繊細さに驚きました。多分、今日ここに来なければ、一生知ることが無かったと思いました。

そろそろ面接の時間のために会場に向かいます。途中、コンビニに立ち寄った際に、突然に事件は起きました。

念のためにロックしておいた施錠が外れません。どうやらアプリをブチッと切ったため、アプリが復旧できません。さんざん悩んだ挙句に、タクシーを止めて、飛び乗りました。

以外に近く、歩いても大丈夫な距離でしたが、指定の時間にはやはり間に合いませんでした。


  後半へとつづく

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