2025年11月25日火曜日

「Temu」レビュー② 〜サドルシート編〜

 レビューを報告します。

今回は、アメリカンのバイクに多くみられるサドルシートです。我がスーパーカブに装着した勇姿をお見せします。

説明しよう!

イギリスでは、二輪乗りの若者が、カフェに集い、バイクを改造して、「俺のがカッコいい」と競い合っていたのがカフェチューンと言います。一方、国土の広いアメリカでは、移動の手段として、長時間の運転でも疲れにくいとされるハーレーに代表されるアメリカンスタイルが主流となりました。満足できるクッション材も無く、初期のシートに採用されていたのがこのサドルシートです。

サドルといえば、今では装飾的な意味合いが強いスプリングが特徴です。初期のころと今でも自転車では、リアにサスペンションが装備されていなかったため、お尻にやさしくするために、ハーレーが採用しました。

以前から多少の憧れはあったのですが、テムの低価格が、私を後押ししました。千円ぐらいでした。ふつうは五千円ぐらいからあります。

カブへの取り付けを試みました。カブの場合、給油口がシートの下にあるため、開閉式にする必要があります。とりあえず、通常の位置に配置してみると、すごく前すぎです。デザイン性を重視したサドルシートは、お尻の位置がほぼ固定されます。反りあがったシートのカーブの頂点に、お尻の頂点を合わせる必要があります。

後ろのバネ部を固定することにしました。シートの前部分は、給油口と干渉するため、ゴム栓を付けました。カブ乗り界では有名ですが、純正ほか社外品もゴムの吸盤でシートを固定します。そのためコーナーリング中にニュルッと横にずれたりします。対策として、ゴム栓2個で給油キャップを挟み込む作戦としました。

横から見ると、イケてます。給油時は、前方を持ち上げると、バネの力でボヨーンと上に上がります。

さっそく試乗です。シートもバネも非常に硬く、私のお尻へのまごころが感じられない仕様です。長時間の運転は無理でしょう。さらにお尻が割れてしまうでしょう。

妻に「かっこいいでしょう」と感想を問うと、何個シートを買うつもり?と怒られました。ちなみに自分で購入したのは二個目です。まったくロマンが理解できないようでした。

今回、テムさんのおかげでサドルシートにチャレンジできました。ちなみにプレート、ゴム栓等の付属品購入で二千円ぐらいかかりましたが、よい買い物ができたと思います。サドルシートに乗っている大部分の人が我慢して乗っていることが解りました。~おわり~

おまけ

ついにスーパーカブが完成しましたので、ここに報告します。こだわりポイントとしては、カブであるが故の、ロングツーリングではなく、便利な街乗り仕様です。スーパーで買い物できるようにバックも付けました。卵も搭載可能です。

ハンドル周りをすっきりとさせるために、取付がメンドーなミニスイッチにして、ハンドルの両端を10cm程度切りました。ブレーキは自転車用です。携帯充電用のCもプラスしましたが、なぜか充電されません。ちなみにMyカブは、無駄にバッテリーレスです。セルスイッチもとっちゃいました。誰にも評価されないカブチューンでしたが、自己満足を極めて、感無量でしたとさ。

〇エピローグ〇

ヤフオクで購入したカブ(前記事参照)でしたが、バラす過程で随所に前オーナーさんの工夫と塗装仕上げの丁寧さを感じました。手元に届いた時もエンジン等は絶好調でしたが、今もキープしています。バイクには厳しい季節となってきましたが、大切に乗り続けたいと感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

「Temu」レビュー② 〜サドルシート編〜

 レビューを報告します。 今回は、アメリカンのバイクに多くみられるサドルシートです。我がスーパーカブに装着した勇姿をお見せします。 説明しよう! イギリスでは、二輪乗りの若者が、カフェに集い、バイクを改造して、「俺のがカッコいい」と競い合っていたのがカフェチューンと言います。一方...